家を建てるにはどんな項目があるのか、詳しく理解している方は少ないかもしれません。家づくりは土地と建物の他にも必要になる費用があります。今回は、家を建てるための費用の内訳を詳しくご紹介していきます。これから家づくりを検討している方はぜひ参考にしてください。
家を建てるときの費用
家を建てるときの費用には、「土地代」「本体工事費用」「付帯工事費用」「諸費用」が必要です。それぞれどのような内訳なのかご紹介していきます。
土地代
多くの方は家を建てるには、土地が必要です。家づくりを土地探しからスタートする方も多いでしょう。駅に近い、学校に近いなど、それぞれの希望に合わせた立地条件の中から土地を選んでいきます。
本体工事費用
本体工事費用は、住宅の建物部分にかかる費用です。木材や住宅設備など材料費や、工事を行う施工費などが含まれます。工事中に必要な敷地の囲いやシート、廃材のゴミ処分費などの仮設費も含みます。一般的には本体建築費用をもとに坪単価をあらわすことが多いでしょう。
付帯工事費用
付帯工事費用は、建物本体以外にかかる費用で、塀やカーポートなどのエクステリア工事や、冷暖房工事、地盤補強工事、既存建築物の解体工事、電気・ガス・水道の引き込み工事などが含まれます。
付帯工事は全ての方が必要になるものではなく、地盤補強をしない方もいれば解体工事が必要ではない方もいます。敷地の条件などによってかかる費用が異なります。
諸費用
諸費用は、事務的な部分に必要なものです。建築確認申請料や契約印紙代、火災保険料やローン手数料、登記費用などです。仮住まいが必要な場合もあります。直接的に建築にかかわる費用ではありませんが、土地を除く建築費全体の1割ほどを諸費用として予定しておく必要があります。
土地代と建築費用のバランスを考える
土地代と本体工事、付帯工事、諸費用の全てを合計したものが家づくり全体にかかる費用です。そのため、土地代と建築部分とのバランスはしっかりと検討することが大切です。土地代に多くの予算を使ってしまうと建築部分の予算を圧迫します。土地に対しての要望はさまざまあると思いますが、全体の予算の配分をしっかりと考えることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。今回は、家づくりに必要な費用についてご紹介しました。住宅を建てるための費用として本体建築費用の他にも付帯工事、諸費用なども必要になります。家づくり全体の費用をしっかりと計画して無里のない資金計画を立てられるようにしたいですね。