新年度がスタートし慣れない生活リズムに戸惑うことも多い4月。晩ごはん作りにゆっくり時間がとれない時は作りおきおかずを取り入れてみるのもひとつです。そこで今回は、夕飯作りが楽になる簡単作りおきおかずを2品ご紹介します。副菜のストックがあれば献立の組み合わせも決めやすく晩ごはん作りが楽になりますよ。
作りおきおかず2種
印刷する材料
- 【れんこんの甘酢炒め】
- ・れんこん 300g
- ・片栗粉 大さじ1
- ・醤油 大さじ2
- ・砂糖 大さじ2
- ・酢 大さじ1
- 【にんじんとツナの炒めもの】
- ・にんじん 1本
- ・ツナ缶 1個
- ・醤油 大さじ1
- ・砂糖 小さじ1
- ・ゴマ油 適量
- ・白ゴマ 適量
作り方
【れんこんの甘酢炒め】
1
れんこんは1cm幅の半月切りにして片栗粉をまぶす。
2
調味料をボウルに入れて混ぜておく。
3
フライパンにサラダ油を多めに入れて熱し、1を入れて炒める。
4
表面が透明になり焼き目がついたら2を加える。
5
水気が飛んで照りがついたら器に盛り付ける。
【にんじんとツナの炒めもの】
1
にんじんを千切りにする。
2
フライパンにゴマ油を入れて熱し、1を入れて炒める。
3
にんじんがしんなりしたらツナ缶を汁ごと入れてさらに炒める。
4
調味料を入れて炒め水分が飛んだら、仕上げにゴマ油を回しかけて白ごまを振りかける。
副菜の作りおきで献立決めが楽になる
毎日の晩ごはんで最も頭を悩ませるのが献立を決めることですよね。
「このおかずに何を合わせよう…」「どれも同じ味付けで組み合わせが決まらない…」などメインのお料理と副菜おかずの組み合わせを毎日考えることは大変なことで、忙しいときにはストレスに感じてしまうことも。作りおきおかずはそんな献立決めをアシストしてくれる頼もしい存在です。メインのおかずを作って副菜は電子レンジで温めるだけで2品完成!後は味噌汁やスープを用意すれば立派な晩ごはんが完成します。
食材は1種類がおすすめ
1つ目にご紹介しましたれんこんの甘酢炒めはれんこんだけで作った甘酸っぱいおかずで、焼き魚や天ぷら、野菜炒めなどの副菜としてよく合います。
豚肉や鶏肉を入れたりするとメインのおかずにも使えますが、副菜でお肉を使ってしまうとメインの料理と食材の組み合わせを考える必要が出てきて献立が決めにくくなるというデメリットも。
おすすめの作りおきおかずはシンプルに野菜だけで作ること。そうすることでメイン料理を考えやすくなります。野菜も1種類にしておくと良いですね。アレンジするならさつまいもやかぼちゃがおすすめ!ホクホクとした食感で腹持ちの良い副菜になりますよ。
付け合せの彩りアップに
2つ目のにんじんとツナの炒めものは沖縄の郷土料理シリシリをヒントにした副菜。にんじん1本まるごと使えて栄養満点で野菜不足も補えます。シリシリは炒り卵が入ったメニューですが、作りおきで日持ちがするように今回は卵を入れずツナを加えて作りました。
甘辛い味つけは和食だけでなく洋食の付け合せにもよく合います。また鮮やかなオレンジ色は献立の彩りのアクセントにも!こちらも使う食材は最小限なので、メイン料理を決めやすいことがポイントです。
にんじんと同じくピーマンも栄養満点の野菜で同じように作ることができますよ。野菜の千切りは時間がかかるので忙しい晩ごはん作りには少々面倒に感じるところですが、時間に余裕があるときなら頑張れそうですね。せっかくなのでまとめて多めに作っておきましょう。
冷凍保存してストック期間を長く
今回ご紹介する2品はどちらも冷蔵保存で3日ほど日持ちしますが、より長く余裕を持たせたいなら冷凍保存がおすすめです。れんこんもにんじんも冷凍しても食感や味が変わらずおいしく食べることができます。また小分けにすればお弁当用の自家製冷凍食品にもなり、忙しい朝のお弁当作りにも重宝できます。
作りおきおかずで晩ごはん作りを快適に
今回は忙しい日に重宝できる作りおきおかずを2品ご紹介しました。初めての作りおきならまずは副菜からスタートするのがおすすめです。メイン料理に比べて食べるタイミングをあまり気にする必要もなく、献立決めの邪魔にもなりません。小鉢にのせるだけなので余れば朝食で出して食べきることもできます。
忙しい春は作りおきおかずも取り入れて、手軽にバランスの良い晩ごはんを楽しみましょう。