100均アイテムで「ふすま」を手軽にリメイクしよう!
和室に定番の「ふすま」は、部屋と部屋を仕切る日本古来の建具の1つです。引き戸になっていて、日本らしく趣(おもむき)がありますよね。
しかし、最近では部屋が洋風化し、インテリアコーディネートによっては、和風の「ふすま」だけ浮いてしまう場合があります。
小さな子供がいる家庭だと、「ふすま」に落書きをされたり、シールを貼られたり、破られてしまったりもしますよね。
そこで、今回は100均の「リメイクシート」を使って、手軽に「ふすま」を洋風にリメイクする方法をご紹介します。
「ふすまリメイク」をする方法
【材料&道具】
《材料》
・リメイクシート 4枚(「ふすま」のサイズで必要なサイズは変わります)
・ウォールステッカー 1枚(無くても大丈夫、お好みで)
《道具》
・カッターナイフ、金づち、マイナスドライバー、ペンチ
《今回使用したリメイクシートの詳細》
今回はダイソーで販売されている一番大きいサイズのリメイクシートを4枚使って作ります。
「ふすま」に貼るリメイクシート4枚中、1枚の色を代えてデザインにアクセントをつけることにしました。
・ダイソー「リメイクシート」 1枚/100円(税別)
<サイズ>約45×90㎝
<デザインの種類>木目アンティーク調 1枚
板壁風シャービックシック ホワイト 3枚
「ふすまリメイク」の手順
①「ふすま」を外す
リメイクしたい「ふすま」の面が後ろ側にある場合は、「ふすま」を外して、立てかけます。作業スペースに余裕があれば、床に「ふすま」を置くと作りやすいですよ。
②「ふすま」の下からシートを貼る
先に貼るシートの方がきれいで、だんだんズレてきます。最後に貼るシートが1番傾いてズレる確率が高くなります。なので、今回はシートのデザインを変える「ふすま」の下側から貼ることにしました。
シートの裏の紙(はくり紙)は一気に全部はがすのではなくて、約10cmずつシートを「ふすま」に貼っては、シートの裏の紙をはがしていく作業を繰り返しましょう。
シートに空気が入らないように、手でシートを押さえながら貼っていきます。
③余ったシートをカットする
「ふすま」の縁の溝部分に、軽く爪を立ててなぞると、跡がついて、カットする場所が分かりやすくなります。
爪で跡を付けた線にそって、カッターナイフで余ったシートを切り落とします。
④2枚目移行のシートは約5mm重ねて貼る
2枚目以降のシートは、先に貼ったシートと約5mm程度重ねて貼ると失敗する確率が減ります。
⑤引手を外す
引手が「釘無し」のタイプで無ければ、通常は引手の内側の上と下部分に釘が打ち込まれています。家に「引手はずし」や「貼り替え道具」が無かったので、今回はペンチと金づち、マイナスドライバーを使って引手を外したり、取りつけたりしました。
ペンチで、引手の上と下の部分にある合計2本の釘を抜きました。
マイナスドライバーを引手に差し込めば、簡単に取れます。
引手を外すと、こんな感じです。「米」の字のように「ふすま紙」が切られていることが分かりますね。
⑥引手部分のシートを加工する
引手部分もシートをそのまま貼った後に、カッターナイフで「米」の字に切れ込みを入れていきます。
切れ込みのバランスは、多少ズレても大丈夫です。
へこみに合わせてシートを貼ります。
⑦引手を付ける
引手を再びつけて、釘を金づちで打っていきます。
この方法で作ると、引手周辺に貼ったリメイクシートもきれいに処理できます。後は、同じ要領でシートを「ふすま」全体に貼れば完成です。
ウォールステッカーでアレンジ
ウォールステッカーを貼れば、さらにデザイン的な「ふすま」になります。
引手近くにシールを貼ると、遊び心が出て、「ふすま」の開け閉めがいつもよりも少し楽しくなりますね♪
シートのデザインの切り替えし部分を地面に見立てて、シールの柄を貼ってもいいですね♪
まとめ
いかがでしたか?たった500円(税抜き)で、「ふすま」を洋風にリメイクすることができました。「ふすま」1枚のデザインが変わると、部屋全体の印象もガラッと変わりますよ。和室を洋風化したい方、手軽に「ふすま」を修復したい方はぜひ挑戦してみてください♪