前項では空き家にかかる維持費用についてお話しをしました。
今回は、空き家の具体的な活用方法としてどういった方法があるのか、知っておきましょう。
家・土地を売る/貸す
家/土地を売る/貸す場合は、相続後の基本的な手続きを終え、幾らで売れるのかの相場を最初に確認し、販売・賃貸を不動産業者を仲介して進めます。
売る/貸す活動を始める前に幾つかポイントがありますのでそちらを押さえて進めていきましょう。
更地にして売る/貸す
土地の属性や、土地付き・古家としてアプローチしても売れないとなると更地にして売る選択肢です。また借地として賃貸活用する際は、「定期借地権」制度を利用して貸し出すことで貸した土地が確実に戻ってくるようにする方法もあります。
更地にして駐車場に
更地にして、その一帯の環境により駐車場として需要があるようであれば、駐車場にすることも考えられます。固定資産税や、都市計画税の軽減措置はありませんが、駐車場代を納税に当てることができます。
その場所が駐車場として敵するか否かは専門家にリサーチを依頼した上で計画するようにしましょう。
住み替える
建て替えやリフォームをして自ら住む。
住むには広すぎる場合にも、賃貸併用住宅にすることで家賃収入を得ながら自らもオーナーとして住む方法もあります。
建て替えて運用する
ある程度人口の密集した地域の場合、建て替えて、店舗や賃貸マンションを作るなどの活用方法を考えることができます。計画を行う前にその土地の土地用途がどうなっているのかを確認しておきましょう。
この記事のまとめ
相続した空き家の有効活用は建物の立つ地域、建物の状況を考えて検討していきましょう。