内装や家具、照明などで部屋の印象は大きく変わりますが、どんな部屋でも共通して、生活用品を整理整頓するだけで、スタイリッシュに見せることができ、部屋に清潔感が出るものです。
しかし、実際には最初に思い描いているより持ち物が増えていくものですので、後から収納棚を購入したり、収納場所が足りないからと出しっぱなしになることが多いでしょう。
部屋をキレイにしているつもりでも、収納不足や収納を上手に活用できていないせいで、どうしても生活感が出てしまうという悩みを持っている人は多くいるでしょう。
家を購入する際や、リフォームする際に、最初からある程度、収納空間を計画しておくと良いのですが、自分達がどこの場所で、どんな風に使用したいのかを考えてみましょう。、
その上で、最近では収納も多様化し、進化していますので、間仕切り壁も兼ねた収納棚であったり、ウォークインクローゼット、シューズインクローゼット、コーディネートルームなどから、自分たちの生活に合った収納方法を取り入れていきたいですね。
自分の生活に合った収納を見つけたい！
モデルルームのように、部屋をスタイリッシュにしたい人が増えてきている中、収納方法も多様化しています。
ウォークインクローゼットやシューズインクローゼットのような、収納面積を大きく取り、色んな形状の物を収納できる、収納に特化した空間が人気があります。
そして、最近ではコーディネートルームのような、部屋と収納が一体化したような空間も人気があります。
物が見えているのに整理整頓されていて、オシャレなお店のような雰囲気を簡単に演出することができます。
小さな部屋でも取り入れることができるのも嬉しいですね。
ウォークインクローゼット、シューズインクローゼット
最近、ウォークインクローゼットは一般的になってきましたが、クローゼットに比べて人が入ることができる大きな空間になりますので、大きさや形状を選ばず、収納することができます。
クローゼットでは難しかった、スーツケースやゴルフバッグ、スキー用品、キャンプ道具、クリスマスツリーなど、衣類以外のさまざまな物を収納することができるでしょう。
中でも、通路側と居室側など出入り口が2ヶ所にあり、通り抜けできるタイプは、ウォークスルークローゼットと呼ばれています。奥行が深い場合に採用されることが多いでしょう。
近年では、似たような用途として、シューズインクローゼットも人気があります。
人が入れる広さがありますので、大型用品を片付けられるのはもちろんですが、子供の外遊び道具や、庭いじり道具、キャンプ用品、下駄箱サイズでは納めにくい大量の靴や高さのあるブーツなど、屋外で使用したものを室内に上がらずに収納することができます。
また、雨に濡れた傘やカッパ、長靴など、すぐに収納できないものでもストレスなく仮置きすることができるのも嬉しいですね。
ただし、家族構成によっては、シューズインクローゼットを大きく取りすぎると、デッドスペースになってしまう可能性がありますので、生活にあった収納スペースを計画しましょう。
コーディネートルーム
寝室横にメイクから着替えまで行えるコーディネートルームを作るのもオススメです。
ドレッサーや大きな鏡を置いて、ショップにいるような感覚で全身コーディネートを確認できると便利でしょう。
部屋が少ない場合や狭い場合には、寝室と一体化させて、便利だけどスタイリッシュな部屋になるようにコーディネートしたいですね。
収納棚
収納はどこに配置するかで、中に片付ける物の種類が変わりますので、自分たちが生活する上での動線を考慮して配置すると良いでしょう。
玄関や廊下周辺に配置すると、必然的に帽子や通勤鞄、ハンカチやマスクなど、お出掛けに便利な物を片付けるようになるでしょう。
他にも、キッチンやリビング周辺に配置する場合には、体温計や文具、リモコンなどのいつも手が届く範囲に置いておきたいものを片付けるようになるでしょう。
そして、子供に指示を出しやすい場所でもあるので、子供服や帽子、ランドセルなどを片付ける場所として有効で、子供の持ち物を管理しやすいでしょう。
まとめ
家の中に限らず、物を片付けるということはメリットがたくさんあります。
物が散らかっていないだけでスタイリッシュな空間になる上、掃除がラクになり、空間を清潔に保ちやすくなります。
他にも生活する上で、家の中の危険をあらかじめ取り除くことができるので、安心で安全な空間になることでしょう。
オシャレで便利なワンランク上の暮らしを目指したいですね。
