冬になると周りの木々も枯れてしまって寒々しい風景になってしまいますね。せめて部屋の中だけでも生き生きとした緑が欲しいところですが、寒いと観葉植物は枯れるだろうし…とあきらめている方も多いのでは?そんな方へ、寒さにも負けず元気に育つ観葉植物をご紹介します!
寒さに強いユッカ
ユッカは寒さに強く冬でも育てやすい観葉植物です。北米から中米に自生していて、耐寒性があり乾燥にも強いので、砂漠のような水の少ない場所でも生息できます。大型の植物なので見栄えがして、リビングに一つ置くだけでもインパクトがある植物です。
特長①スタイルの良さ
ユッカの幹は太くてしっかりしています。そしてまっすぐに伸びた幹の先端に、ピンと伸びた細長い葉が放射状に広がるので、とても美しい樹形です。あまり横には広がらずに背丈が高くなるので、部屋の隅や上部の空間を飾る役割も果たしてくれます。全体的にシャープな容姿なので、一人暮らしの男性の部屋にも似合うかもしれませんね。
特長②生命力の強さ
ユッカはもともとはアメリカ大陸の荒野や砂漠などに自生しているので、乾燥にはとても強くて生命力があります。また太い幹や伸びた葉が力強い印象で、見ているだけでも元気をもらえそうな気がしませんか?
ユッカの育て方
置き場所
ユッカは日当たりが悪くても枯れてしまうことはありませんが、できれば窓際などの明るい場所に置くとよいでしょう。太陽の暖かい光をたっぷり受けると、一段と元気に大きく育ちます。
水やり
多少の乾燥には耐えるので、水やりはこまめにしなくても大丈夫です。かえって水を与え過ぎると根腐れの原因になるので気をつけましょう。特に冬場は成長が止まるので、土の表面が乾いてきたら水やりする程度で十分です。
肥料
春から秋にかけての成長期には、月に一回程度で緩効性の化成肥料を与えると、葉の艶が良くなって元気になります。ただあまり肥料を与え過ぎると、背が高くなり過ぎたり葉が茂り過ぎたりして、容姿が乱れることもあるので注意しましょう。
温度管理
ユッカは低温にも耐えるので、特に温度管理をする必要もありません。ただ、真冬は屋外に出さず、室内で育てるようにしましょう。また、特に冷え込む夜などは窓際から離れた場所に移動してあげると安心です。
植え替え
ユッカは成長が早く、鉢植えにするとすぐに根詰まりを起こしてしまうので、2~3年に1度、一回り大きな鉢に植え替えます。ただ、株が大きいと重くて引き抜くのが大変です。そんな場合は鉢を横に倒して引っ張り出すと少しは楽にできますよ。
ユッカは新築祝いに最適!
新築や引っ越しのお祝いに贈るプレゼントとしてユッカは最適です。新しく開店したお店でも、寄贈されたユッカが置かれているのをよく見かけますね。ではどうしてお祝いの品に適しているのか説明しましょう。
別名は青春の木
ユッカは別名「青春の木」と呼ばれています。それは成長期の若者のように、どんどん大きく育って活力にあふれているような姿に由来しています。新築してますます家が繁栄するように、また新しいお店が繁盛するように、という祝福の気持ちを表すことができるので、贈り物には最適です。
花言葉や風水
ユッカには「勇壮」「偉大」「立派」という花言葉があります。また葉が上向きにまっすぐに伸びる様子から、風水的には「陽」を取り込むとされ、運気アップを意味しています。人が出入りする玄関や、家族が集まるリビングに置くと、上昇運を招き入れることができるかもしれませんよ。
まとめ
真冬の寒さにも負けず元気いっぱいのユッカがあると、家の中が活気にあふれるような雰囲気になります。存在感があるのでお部屋のシンボルツリーとしても最適です。丈夫で育てやすいだけでなく、幸運を呼ぶとされるユッカをぜひ育ててみませんか?