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親と同居するときの間取りのポイント

親が高齢になり、新築をきっかけに同居を考えている方もいるのではないでしょうか。とはいえ、家づくりの予算を考えると、本格的な二世帯住宅は負担が大きく、親の個室を確保することに留まる方もいるでしょう。そこで、今回は、親と同居するときの間取りのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

両親と同居するときのポイント

親との同居のうち、両親と同居の場合はどのくらいスペースが必要か悩んでしまう方もいるでしょう。

両親の部屋に居間を設けるか

両親が同居の場合、寝室だけでよいか、専用の居間が必要か迷いますが、家族の関係性にもよります。両親専用の居間を設けると、どうしても坪数が大きくなってしまうため、家族間のコミュニケーションに問題なければ、リビング・ダイニングは共有したいところです。

両親が、専用に居間がほしいと要望があるとしたら、妥協案として少し広めの寝室にするのがおすすめです。ベッドスペースと居間のスペースは、収納家具などで簡易的な目隠しがコストも抑えられます。

両親のクローゼットはゆとりを持つ

両親と同居の場合は、二人分の荷物になりますから、クローゼットは少し広めに計画したほうが良いですね。処分できなかった大切なタンスは、クローゼットに収納してしまうことで部屋の見た目もすっきりします。

1人親と同居するときのポイント

親が1人の場合は、単に家族が1人多いという考え方でもよいでしょう。個室の広さはベッドと机、テレビなどが設置できる8畳程度がおすすめです。居間として別途に必要なときは、個室を広めに考えましょう。

同居で意識しておきたい間取り

同居するときに、方角など間取りで気を付けたいポイントをご紹介します。

部屋の方角

一般的に、親の個室は1階に配置することになりますが、注意したい点が方角です。家族みんなのくつろぎの場であるリビング・ダイニングは、当然に日当たりのよい場所に配置すると思いますが、親の個室は日当たりがあまり期待できない場所になることがあります。光が届きにくい場所になったときは、窓を大きくするなど出来るだけ暗くならない工夫をこころがけましょう。

水回りへの動線

同居の場合に優先したいのが、親の個室の近くに水回りを配置することです。特にトイレは出来るだけ近くにすることがおすすめです。夜中に起きてトイレに行かなければならないとき、近くにあると安心感があります。

まとめ

いかがでしたか。今回は、親と同居するときの間取りのポイントなどについてお伝えしました。出来るだけみんなが快適に暮らしてもらうために、同居する親からも家づくりの要望を聞き、家族みんなが納得できるような家づくりを進めてください。


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