寒い冬だからこそ、お部屋にグリーンを飾って明るく暖かな雰囲気を楽しみませんか?
観葉植物は熱帯原産の物が多いので、寒さに弱そうと思われがちですが、実は寒くても平気な観葉植物もあります。今回はその中から、名前も姿もキュートなシュガーバインをご紹介します!
寒さに強いシュガーバイン
シュガーバインはオランダ生まれのつる性の植物です。細い茎が長く伸びて、見た目にはか弱そうに見えるのですが、実は寒さには強く、光が当たる所はもちろん、少し暗めの場所でも元気に育ちます。逆に夏の暑さに少し弱いのですが、冬に育てる植物としてはおすすめです。
甘いから「シュガー」?
まず、シュガーバインの名前について説明しましょう。シュガーと聞くと「砂糖」や「甘い」を連想しますが、実はシュガーバインも葉の裏に甘い樹液を付けます。また葉や茎からかすかに甘い香りもします。バインは「つる」を意味しているので、つる性で甘い植物ということから「シュガーバイン」と名付けられました。
キュートな葉
シュガーバインの魅力は何といっても葉っぱの可愛らしさです。小さな5枚の葉が手のひらのように広がって、まるでお花のように見えませんか?細い茎もしなやかで、愛らしく可憐な雰囲気を持っています。お部屋のグリーンインテリアとして飾ると、寒い冬でも心が暖かくなって癒されますね。
シュガーバインの育て方
置き場所
レース越しに光が当たるような場所が最適ですが、耐陰性があるので多少暗い場所でも大丈夫です。例えばあまり日当たりが良くないキッチンやトイレなどでも、小窓があれば窓際に置いて育てることもできます。逆に強い日差しや高温には弱いので、特に夏の直射日光に当てないように気をつけましょう。
水やり
冬は生育が緩やかになるので、水やりも控えめにします。土が乾いてきたのを確認してから水を与えるようにしてください。春から秋にかけてはたっぷりと水やりをしましょう。ただ、夏は水をやり過ぎると蒸れて枯れてしまうこともあるので、余った水が受け皿にたまらないように気をつけないといけません。
剪定と増やし方
シュガーバインはつる性の茎がどんどん長く伸びるので、そのままにしておくと長い茎の先端だけに葉が付いて、間延びしたような姿になってしまいます。適当な長さで剪定して、切り落とした茎をコップで水挿しにしておくと、茎から根が出て新たな挿し芽になります。根がしっかり伸びてきたら、土に植えても大丈夫。元の鉢に植え込めば、少し寂しくなった株元を新しい葉で覆ってくれるので、全体的にまとまった感じになります。もちろん、そのまま水挿しでキッチンなどに置いて観賞用にしてもいいですよ。
シュガーバインのアレンジ
茎が長く伸びて枝垂れる様子が美しいシュガーバイン。鉢植えはもちろんですが、そのほかにも様々な形で楽しむことができます。
ハンギングにして窓辺を飾ろう!
シュガーバインのように茎が垂れ下がる性質の植物は、ハンギング用の鉢に植えて吊るしたり、棚の上に置いて垂らすように飾ると、インテリアとしても効果的な見せ方ができます。風が吹き込むとふわふわと揺れて、お部屋の上部の空間をおしゃれに演出することができますよ!
料理やスイーツの彩りに!
また、可愛い葉を1,2枚切り取って、お料理やスイーツのお皿にあしらってみましょう。ちょっとしたグリーンの彩りになって、いっそう美味しそうに見えませんか?葉っぱは捨てずに水を入れたコップに挿しておくと使い回しもできます。少し気取ったディナーや、お友達が訪れた時のティータイムのおもてなしなどに一役買ってくれそうです。
まとめ
寒い冬でも元気なシュガーバイン。見た目にも可愛らしく、いろいろな飾り方もできて、住まいをおしゃれでナチュラルな雰囲気にしてくれます。風水的にも「陽」の気を高めるとされるシュガーバインなので、ぜひお部屋に置いて今年の冬を暖かくお過ごしください!