寒い季節、冬物に衣替えをして暮らしていると、悩みのタネになるのが「冬服の収納」。
暖かいフワフワなセーターやモコモコのダウンコートなど、夏服と比べて服1枚1枚がかさばり、収納スペースが少なくなってしまいます。乱雑に服をしまえば、収納する場所が無くなってしまうことも!
そんな、かさばって困る冬服の収納。今回は、覚えておくと役立つ収納テクニックと収納時の注意点をご紹介します。
【テクニック1】ハンガーは同じ種類に統一する
実は、ハンガーの種類を統一するだけで、ハンガーラックなどの収納力がアップします。
ハンガーは横から見ると、真っすぐになっているタイプと肩部分が曲線的なラインになっているタイプがあります。どちらでも構いませんが、いろいろとタイプの違うハンガーを混ぜて使うと、特に曲線的なラインのハンガーが幅をとってしまい、収納力が激減してしまいます。
上の写真は、いろいろな種類のハンガーを使って収納した状態。ハンガーラックの約半分を使っています。ハンガーの色もバラバラなので、見た目もあまり良くないですね。
続いて上の写真は、ハンガーを同じ種類に統一して収納した状態。ハンガーラックの約3分の1程度に収まっています。ハンガーが全て同じ種類なので、統一感があり、スッキリした印象です。
【テクニック2】出番の少ない服は「圧縮バック」で保管
特別なときにだけ着るなど出番が少ない服は「圧縮バック」に入れて保管するといいですよ♪袋に入れて空気を抜く手間もありますが、タンスや収納ケースの中でかさばらずに収納できます。
《今回使用した商品》
・商品名:ダイソー「トラベル用圧縮バック」 100円/1個(税抜き)
<サイズ>約60×50cm
<材質>本体:ポリアミド、ポリエチレン スライダー:ポリエチレン
元々はトラベル用なので、家の冬服の収納以外にも、旅行の時に活用しても便利です。
「圧縮バック」の使い方
畳んだ服を袋に入れ、チャックを閉じます。スライダー付きなので、チャックもしっかり閉められます。
袋を巻くようにして、空気を押し出します。
服が圧縮されて、ペッタンコに薄くなりました!
裏起毛がついたフカフカのパーカー。畳むと高さが約15cmにもなってしまいます。
しかし、「圧縮バック」を使うと、高さ約5cmにまで圧縮することができました。高さが約3分の1にまで減り、コンパクトになりました!ホコリやゴミからも守ってくれるので、頻繫に使わない服にはオススメの収納方法です。
【テクニック3】小物は「ウォールポケット」に入れる
手袋やマフラー、ニットの帽子など、冬の小物は大きいサイズのポケットがあるウォールポケットに入れて収納すると便利です。「あれ?手袋の片方が無い!」なんてトラブルも減り、スムーズにお出かけの準備ができます。
《今回使用した商品》
・商品名:ニトリ「ウォールポケット」 952円/1個(税抜き)
<サイズ>幅38×高さ70(ハンガー部分含まず)cm
<材質>本体:ポリエステル 透明窓:PEVA ハンガー:スチール(クロムメッキ) タグ:合成皮革
ニトリの「ウォールポケット」は、回転ハンガー付きなので、ハンガーラックやラックサイドに掛けて使用できます。お出かけに持っていくアイテムをまとめて「ウォールポケット」に入れておけば、お出かけの準備も楽々です♪
【テクニック4】クリーニングのビニール袋は外す
クリーニングから戻ってきた服についているビニール袋。良かれと思って、ビニール袋がかかった状態で服を収納していませんか?実は、このビニール袋は「クリーニング店内で服を汚さないため」にかけられていて、「家で保管」するためには作られていません。
それどころか、湿気やカビ、変色の原因にもなります。
《今回使用した商品》
・商品名:ダイソー「ロングコート」 100円/1個(税抜き)
<サイズ>約145×60cm
<材質>本体・バイアス:ポリプロピレン 窓:塩化ビニル樹脂 ファスナー:ナイロン、亜鉛、ポリエステル
それでも、服をそのまま保管することに抵抗がある方は、服用の収納袋を使ってみてください。通気性も良く、ゴミやホコリから服を守ってくれます。
中身が見える透明窓付きなので、わざわざ取り出さなくても中の服が確認できます。
【テクニック5】服を縦に立てて収納する
タンスや収納ケースに服をしまう時、服の上に服を置いて重ねて収納していませんか?その方法だと、下の服が確認しにくく、上にある服ばかりを選んで着てしまいます。
上の写真は、収納ケースに服を上に重ねて収納した状態です。かさばる冬服はたった3枚重ねて収納しただけで、ケースの高さに近づいています。これでは、一番下に重なっている服を確認しにくく、取り出しにくい状態になってしまっています。
服を立てて収納すると、ご覧の通り!服を上に重ねて収納したときの2倍の6枚も服が収納できました。
どんな服が収納されているかも、一目で確認できますね。
まとめ
いかがでしたか?かさばる冬服も、収納のテクニックと注意点を知ることで、正しく効率的に収納できます。ぜひ、この記事を参考に、皆さまも冬服の収納上手になってください!