テレワークに集中したいが、家族の気配や音が気になってできないという方も多いです。
小さなお子様やペットがいる家庭や、LDKでテレワークをしている方などは、共感できるのではないでしょうか。
しかし、個室が余っていないと中々集中できる環境を作ることは難しいですよね。
そんなときは、収納スペースを活用してみてはいかがでしょうか。
今回は、クローゼットや押入れを使ったワークスペースの作り方を紹介します。
個室がないときはクローゼットや押入れを活用してみよう
クローゼットや押入れは3方向を壁で囲まれているため、個室のような環境を作り出すことができます。
また、1畳くらいのクローゼットや押入れが多いため、デスクやチェアを置いても意外と窮屈に感じません。
では、具体的にどのようにテレワークのスペースを作ればいいのでしょうか。
それぞれの活用方法を紹介します。
クローゼットの活用方法
まずは、クローゼットをテレワークの空間として活用する方法です。
クローゼットとは収納内の上部にパイプがついている収納を挿します。
クローゼットを片付ける
まずはクローゼットの中の物を出しましょう。
横幅が広いクローゼットなら、半分は服をかけたままでも大丈夫です。
デスクが置ける幅の空間を確保してください。
クローゼットは、上の写真のような折れ戸が採用されていることが多いです。
折れ戸は開けると全開になるため、邪魔にならなそうならつけたままでもいいでしょう。
デスクやチェアを入れる
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クローゼットはパイプ下が広く開いていますので、お好みのデスクやチェアを入れましょう。
デスクは上の写真のような、シンプルで軽量なタイプがおすすめです。
持ち運びがしやすく、脚も細いので狭い空間でも圧迫感を感じません。
クローゼットの奥行きは60~80cmくらいが一般的です。
できればクローゼット内にきれいに収まるサイズを選んでください。
なぜなら、扉下にあるレールにデスクの脚がかかってしまうと、デスクがガタついてしまう可能性があるからです。
照明やコンセントなどの設備を整える
クローゼット内は暗いので、照明設備を整えましょう。
デスクに手元灯を置いても良いですが、クローゼットのパイプを活かしてクリップタイプの照明もおすすめです。
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また、パソコンや照明の電源を取るために、1番近くのコンセントから延長コードを伸ばす必要もあります。
仕事の荷物が多い方やプリンターなどが必要な方は、デスク下にキャビネットを置いてもいいでしょう。
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自分の使いやすいようにカスタマイズしてみてください。
押入れの活用方法
続いて、押入れをテレワークスペースにする方法を紹介します。
押入れとは上の写真のように、真ん中と上部に棚がついている収納のことです。
真ん中の棚を中段、上部の棚を枕棚と呼びます。
押入れを片付ける
まずはクローゼットと同様に、押入れに入っている物を片付けます。
中々使わない物は、枕棚にしまっておきましょう。
押入れは上の画像のような引違い戸が採用されることが多いです。
引違い戸は扉をどちらかに寄せて開ける扉なので、邪魔になることがあります。
簡単に取り外しができるので、邪魔なら外しておいてください。
中段の高さに合うチェアを準備する
押入れの場合はデスクは購入せず、中段をデスクとして使います。
中段は奥行のある棚なので、奥にキャビネットを置いて収納として使ってもいいでしょう。
注意点はチェアの高さです。
押入れの中段は75~90cmくらいで施工されていることが多いですが、デスクは70cm前後の高さが一般的です。
そのため、通常のデスク用チェアを購入すると、かなり作業がしにくくなってしまいます。
高めのチェアを購入してください。
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高さ調節できるチェアなら、快適な高さで作業しやすいでしょう。
照明やコンセントなどの設備を整える
押入れもクローゼットと同じように、照明やコンセントの設備を整えます。
押入れは、枕棚の裏に貼り付けられる照明がおすすめです。
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上の画像はUSBで充電でき、テープで簡単に取り付けできます。
明るさをしっかり確保でき、作業の邪魔にもならないのでおすすめです。
また、中段は高さがあるので、下に高さのあるキャビネットを置くことができます。
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仕事の邪魔にならないスペースには、元々押入れに入っていたものを収納したり、仕事用品を入れておいてもいいでしょう。
おわりに
テレワークで使える個室がなくても、クローゼットや押入れを使って集中する仕事スペースを作ることができます。
自分が集中できそうな空間を探して、ぜひ活用してみてください。