「注文住宅を建てたらテレワークスペースを採用しよう!」と考えている方もいるでしょう。
テレワークスペースは使い方によって採用する場所を検討することが大切です。
今回はケースごとにおすすめなテレワークスペースを紹介します。
注文住宅におすすめなテレワークスペースを紹介
では、どのような場所にテレワークスペースを作ることがおすすめなのかチェックしていきましょう。
【家族の様子が気になるなら】リビング・ダイニングの一角
テレワーク中に子供が家にいたり、ペットを飼っている家庭ならLDKの一角にテレワークスペースを設けましょう。
家族の様子を確認しながらテレワークを行うことができます。
できればLDKの端にスペースを確保できた方が集中しやすく、空間を見渡しやすいのでおすすめです。
LDKに作れるスペースがなければ、階段の途中の空間を活かした「スキップフロア」テレワークスペースにしてもいいでしょう。
遊び心のある空間なので、子供の勉強スペースとしても役立ちます。
web会議などがある方は、テレワークスペースの背面がどんな空間なのかも意識してくださいね。
【個室で集中したいなら】書斎などの個室を作る
個室で集中したいなら、書斎などの個室を作ってください。
1人でパソコン作業をするだけであれば、2畳でも十分な広さのテレワークになります。
自分好みの床やクロスを選んで書斎を作り上げ、仕事のモチベーションに繋げましょう。
できれば家族があまり使わない空間の近くが好ましいです。
例えば、2階の寝室や1階の廊下の隣の空間なら、静かに集中できそうです。
LDKからつながる書斎を作ってしまうと、使い勝手は良いですが家族の話し声や生活音が気になることがあるので注意しましょう。
個室を作る場合、開け閉めできる窓をつけることをおすすめします。
太陽の光が差し込んだ方が気分が上がりますし、眠気に襲われたときは窓を開けて気分転換できますからね。
書斎の中にWi-Fiルーターを置けば、通信速度も問題ありません。
とにかく快適さにこだわって空間づくりをしましょう。
【web会議が多いなら】寝室の中
web会議が多い方なら、寝室の中にスペースを作ることをおすすめします。
寝室は基本的に日中は利用しない空間のため、家族が映り込む心配はありません。
また、1階にLDKがあって2階に寝室があれば、家族の話し声や生活音が気になりにくいです。
また子供がほとんど出入りしない空間なので、資料なども比較的保管しやすいです。
プリンターやパソコンを出しっぱなしにしておいても、いたずらされにくい点も安心ですね。
寝室と色味を統一したダークカラーのかっこいいスペースに仕上げれば、会議メンバーからの印象もいいでしょう。
注意点は背景にベッドやクローゼットの中が映り込まないような配置にすることです。
寝室の中に半個室のようなスペースを作り、背面が壁になるように工夫しましょう。
【コンパクトな家にしたいなら】キッチン前や階段下にカウンターをつける
テレワーク専用の空間が取れなさそうなら、キッチン前や階段下にカウンターをつけることをおすすめします。
キッチン前なら広い空間は必要ありませんし、キッチン幅に合わせて横長いカウンターをつけることも可能です。
子供に隣で勉強させたり遊ばせながら、テレワークができます。
夫婦横並びでテレワークをしてもいいでしょう。
また、階段下を使えばテレワークのために空間を確保する必要はありません。
座って作業をするなら天井が低くても気になりませんので、テレワークにぴったりな空間です。
パソコンなどの機械の大きさや資料の量などを考えながら、適切な幅や奥行きを考えましょう。
【くつろぎながら仕事がしたいなら】タタミコーナーやヌック
テレワークの頻度や時間が多くない場合は、くつろぎながらササっと作業したいという方もいますよね。
そんな、ときはタタミコーナーやヌックがおすすめです。
タタミコーナーは小上がりにすることで、リビングとつながっていても別空間のような感覚になります。
イスに座るよりも、畳に座る方がリラックスしてテレワークができるという方もいるでしょう。
タタミコーナーにカウンターをつけたり、掘りごたつ風にすることでより快適にテレワークができます。
また、ヌックもくつろぎながら作業ができるスペースになるでしょう。
ヌックとは「心地のいい小さな空間」という意味です。
ちょっとしたスペースに腰かけられる空間を作り、そこをヌックと呼ぶことが多いです。
ソファに座っているのと近い感覚でテレワークができるため、くつろぎながらテレワークができるでしょう。
おわりに
新居にテレワークスペースを採用する方は増えていますが、採用場所はさまざまです。
使用頻度や誰が使うのか、テレワークの悩みなどを振り返り、自分に合ったテレワークスペースを採用してくださいね。