夫婦揃ってテレワークの方の悩みの1つに「食材の買い出し」があります。
同じ終業時間なのにどちらか一方が食材を買い出しして料理もすると、かなりの時間がかかりますよね。
段々と負担に感じてしまう方もいるはずです。
そのような方は「買い出しは分担する」というルールを作ることをおすすめします。
今回は、買い出しの分担制のやり方と、分担制をおすすめする理由について解説します。
【夫婦揃ってテレワーク】買い出しの分担制のやり方
夫婦揃ってテレワークのときは、食材の買い出しを分担して行いましょう。
おすすめしたい分担のやり方や注意点をお伝えします。
買い物の頻度は週1回にする
買い物の頻度は週1回に減らすことをおすすめします。
なぜなら、自分の担当が週に3~4回もあると、今まで買い出しをやってこなかった人は苦痛に感じてしまうからです。
そのため、買い出しの頻度を減らして、週1回程度になるように分担しましょう。
予算を明確にする
分担制を採用するなら、予算を明確化しましょう。
そうすることで食材を買い込みすぎたり、高価なものを買う危険性を回避することができます。
買ってきた側も好きなもの買って、文句を言われたらいやですよね。
1回の買い出しの予算を決めて、その範囲内なら何を買ってきてもある程度は許すようにしましょう。
慣れるまでは「買うものリスト」を一緒に考える
普段から1週間分の食材の買い出しをしている方なら、どのくらいの量を買えばいいのかわかりますよね。
しかし、今まで買い出しをやらなかった方は感覚がわかりません。
初めの内は「買うものリスト」を渡したり、2人で買い出しに行くようにしましょう。
徐々に慣れてもらうことで、負担を感じにくくなります。
買い出しの分担制をおすすめする3つの理由
買い出しの分担制をおすすめする3つの理由を紹介します。
①どちらかに負担がかかりにくい
買い出しを分担することによって、どちらかに家事の負担がかかりにくいというメリットがあります。
テレワークで家にいるなら、夫婦で協力して家事をすべきです。
一方が買い出しをしている間に、もう一方が風呂掃除をしておくなどの分担をしておくとさらに良いですね。
ただし、残業などで就業時間が大きく異なる場合は、分担制が成り立たない可能性もあります。
それぞれの勤務時間を確認しながら無理なく分担しましょう。
②それぞれ食べたい献立を考えられる
おうち時間が長いと、家でご飯を食べる機会が増えますよね。
いつも一方が買い出しをしてご飯を作っていると、メニューが固定されがちです。
分担制にすることでいつも使わないような食材を買ってきたり、食べたいレシピについて話す機会が増えるのでレパートリーが広がります。
おうち時間をより楽しむためにも、新たな料理にチャレンジしてみてもいいでしょう。
③料理も一緒に作りやすい
買い出しをお願いすると、料理も一緒に作りやすくなります。
食べたい料理をイメージして買い出しをしてきてくれるので、メニューを相談しながら一緒に調理できるでしょう。
普段料理をしないとしても「一緒に作ろう」とぜひ誘ってみてくださいね。
分担制をお願いしてもやってくれないときの対策
分担制をお願いしても快く引き受けてくれないパートナーもいるでしょう。
そのようなときの対策をお伝えします。
他の家事をお願いする
買い出しを嫌がるなら、他の家事をお願いしましょう。
ゴミ出しやお風呂掃除、掃除機がけなどなんでもいいので、とにかく家事を手伝ってもらってください。
初めは簡単なものからお願いして、徐々に増やしていく方法をおすすめします。
やってもらった後のお礼は忘れないようにしてくださいね。
就業時間が遅くて買い出しができない場合は、食後の皿洗いなどを手伝ってもらいましょう。
休みの日に一緒に買い出しに行く
お互いに買い出しを負担に感じてしまうなら、休日を「買い出しの日」にしましょう。
休みの日に2人で買い出しすれば、食べたいものの話題が自然と生まれてきますのでメニューが決まりやすいです。
また、男手があると重いものも買いやすいので、体力的な負担が減る点もメリットです。
ネットスーパーなどの宅配を利用する
なるべく人が集まるスーパーに行きたくないのなら、ネットスーパーがおすすめです。
ネットで注文すれば翌日には配達してくれるサービスもあります。
感染予防にもなりますし、わざわざ分担して買い出しに行く手間もありません。
食べたいものなどを聞きながら、ササっとネットで注文を済ませましょう。
おわりに
1日中家にいると、スーパーへ買い出しに行くのでさえ面倒に感じることもありますよね。
買い出しを分担制にすると、様々なメリットがありますのでぜひ試してみてください。
やってみて合わなければ、自分達に合う方法に変えていけばいいのです。
夫婦のどちらかに家事の負担がかからないような工夫をしましょう。