８月の暮らしのアイデアお料理編は「食卓で世界を旅する」をテーマにさまざまな国のレシピをご紹介します。１回目の今回は北欧の定番メニュー「スモーブロー」。
簡単ながら華やかな見た目でつい写真に残したくなるオープンサンドは、SNSでも人気のメニュー！気分の上がる朝食を楽しみましょう。
スモークサーモン/アスパラとポーチドエッグのスモーブロー
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材料
- ライ麦パン 2枚
- 卵 1個
- 酢 大さじ1
- アスパラガス 1/2束（塩茹でしておく）
- スモークサーモン 2〜3枚
- スプラウト 適量
- クリームチーズ 5g
- ガーリック塩 少々
- バター 適量
作り方
ポーチドエッグを作る
1
鍋に湯を沸かし沸騰したら酢を入れて菜箸でかき混ぜる。
2
卵を渦の真ん中に落として、弱めの中火で3分ほど茹でる。
3
水をはったボウルに2を取り出して冷ます。
スモーブローの作り方
1
ライ麦パンをトースターで軽く焼く。
2
室温において柔らかくしたクリームチーズにガーリック塩をふりかけて混ぜる。
3
1の1枚にはバターを塗り、もう1枚に2を塗る。
4
バターを塗ったパンにスモークサーモンを広げスプラウトを添える。
5
クリームチーズを塗ったパンにアスパラガスとポーチドエッグをのせてブラックペッパーを振りかける。
スモーブローは北欧生まれのオープンサンド
北欧は、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンがあるスカンジナビア半島を含んだ北ヨーロッパの周辺地域のことです。
日本からは飛行機で約10時間くらいですが、豊かな自然とシンプルで機能的な北欧の暮らしが日本でも共感され、インテリアや雑貨、さらに北欧風のライフスタイルを取り入れた暮らしぶりなどが人気を集めていますね。
今回ご紹介するスモーブローは、デンマーク生まれの具材をトッピングして見せるオープンサンドのことです。
スモーはデンマーク語でバターのことで、ブローはパンを意味します。パンにたっぷりのバターを塗っていろいろな具材をきれいに盛り付けて食べるスモーブローは、スウェーデンやノルウェーでも同様に食べられている北欧のメジャーな料理のひとつです。
サンドイッチは軽食のイメージですが、北欧のスモーブローはレストランの1品としてナイフとフォークを使って食べることが一般的です。
スモーブローにおすすめの食材
北欧のスモーブローは、主にライ麦パンで作ることが多いようです。
日本のようにふんわり柔らかく真っ白な食パンではなく、ライ麦100%のずっしりと重みがあって、硬くて歯ごたえのある「黒パン」が主流で、パンそのものの味や風味を楽しむと言われています。
日本人好みに配合した、ほのかな酸味を感じられるライ麦パンは、国内のパン屋さんでも並んでいることがありますので、それらを使って本場に近いテイストを味わってみるのも良いですね。
なければ、バケットやくるみのカンパーニュなどを薄切りしたものを使っても良いですし、食パンでも美味しいですが、食パンを使うなら8枚切か10枚切くらいの薄めにするとスモーブローらしい感じになっておすすめです。
そのほか、サーモンも北欧を代表する食材でスモーブローにぴったりです。今回はサーモンとスプラウト、ポーチドエッグとアスパラガスの組み合わせにしました。
シンプルに素材の味と彩りを楽しむメニューですが、お好みでガーリックペッパーやハーブソルトをかけると良いですよ。
北欧らしいスタイリング
北欧らしいコーディネートで食卓をセッティングしてみましょう。北欧といえば、IKEAやマリメッコなどを代表するようにカラフルでパキッとした色使いが特徴的です。今回はIKEAで購入したブルーに白い柄がデザインされたクロスを下に敷きました。
食器はブルーのラインが入ったシンプルな丸皿です。こちら実は和食器なのですが、北欧の機能的でシンプルな食器は和食器とも共通する部分が多いように感じます。
クロスと同系色の組み合わせは、失敗がなくておすすめのコーディネートです。
スモーブローはできるだけ高さを出すようにトッピングして華やかに仕上げましょう。
まとめ
北欧のスタイリッシュで見た目に美しいスモーブローレシピをご紹介しました。シンプルな具材ながら彩りがよくSNS映えするオープンサンドの組み合わせは無限大です！ゆで卵やスクランブルエッグ、ハムやアボカドなどいろいろな具材を使ってお気に入りのスモーブローを作ってみてくださいね。
