夫婦でテレワークをしている家庭に「テレワーク中にストレスに感じていることは何ですか?」という質問を投げかけると、次のような回答が返ってくることが多いです。
・家族に話しかけられて集中できない
・家事の負担が増えて大変
・仕事道具を子供にいたずらされそうで不安
多くは家族に関するストレスでした。
どれも1人でテレワークしていれば気にならないことばかりですね。
そこで、家族がいる中でテレワークをする方は「家族ルール」を作りましょう!
家族みんながルールを守れば、ストレスなくテレワークをすることができます。
テレワークをしやすくする5つの家族ルール
では、テレワークをしやすくするための家族ルールを5つ紹介します。
今回紹介するルールはあくまで例ですので、家族で話し合ってルールを変更・追加してください。
家庭に合ったルールをしっかりと作ることが大切です。
テレワーク中は必要最低限のこと以外は話しかけない
テレワーク中は必要最低限のことしか話しかけないようにしましょう。
どちらかの仕事がひと段落ついたからと言って、むやみに話しかけてはもう一方の人の邪魔になります。
小さなお子様は仕方がないですが、基本的にはお子様にも仕事中は話しかけないようにお願いしておきましょう。
そして、休憩中はたくさん子供と会話をして、コミュニケーションを取ることを心がけてください。
始業前・終業後の家事分担や昼食当番を決めておく
テレワーク中は普段と通勤時間や業務時間が異なりますので、普段通りの家事分担ではストレスが溜まることもあります。
ご主人はテレワーク以外の時間はダラダラと過ごしていて、奥様はテレワーク以外の時間に家事や子育てをこなしていたら不満が溜まってしまいますよね。
予めそれぞれの業務時間を把握して、始業前と始業後の家事分担をしておくといいでしょう。
家事が分担できれば効率があがりますので、その分ゆっくりと家族の時間を取ることもできます。
また、昼食を一緒に食べようと決めているなら、昼食当番もしっかり決めておくといいでしょう。
どちらかが毎回準備をしているとストレスが溜まってしまいますし、昼食を作った人の休憩時間が短くなってしまいます。
曜日によって担当を決めたり、作る人と片付ける人で分担してもいいでしょう。
料理が作れない場合は出前を取ったり買ってくるなどして、どちらかに負担がかからないようにすることが大切です。
それぞれのワークスペースには立ち入らないようにする
夫婦それぞれのワークスペースがしっかりと確保できているなら、その空間には立ち入らないようにしましょう。
仕事を行う上で個人情報や大切な資料を扱うことも多いので、家族と言えどもコンプライアンスは守れる環境を作ることが大切です。
資料が汚れてしまったりなくなったときに、絶対に立ち入らないルールを作っていれば自己責任にできます。
しかし、自由に出入りしていると家族のせいにしたくなってしまうこともあるでしょう。
なるべくワークスペースの掃除も自分で行い、資料やデータ管理を徹底しましょう。
オープンスペースで仕事をしている夫婦はそれぞれ鍵付きのボックスを用意して、業務時間外は仕事用具をボックスの中に入れておくなどの工夫も必要です。
子供と遊ぶ時間をしっかりとる
テレワーク中とは言えど、子供も一緒に家で過ごすのであれば子供と遊ぶ時間もしっかりと確保してあげましょう。
夫婦で1時間ずつ遊べば、子供はかなりのストレス発散になります。
始業前に公園で遊んだり、夜は一緒にゲームをして楽しんでもいいですね。
なるべく身体を動かす遊びの方が、子供も大人もストレス発散できるのでおすすめです。
午前中は宿題をやらせておいて「お昼休憩のときに宿題を見てあげる」と約束しておけば、子供も集中して勉強することができるでしょう。
テレワーク中に子供が家にいる家庭は、子供の不満やストレスも解消できるようなルールを作ってみてください。
音に気を使ってテレワークする
テレワークの合間の休憩中に、動画を見たりスマホゲームをしてリフレッシュする方も多いでしょう。
もちろん動画などを見ても構いませんが、なるべくイヤホンを使って相手に迷惑がかからないように気をつけてください。
web会議などが多い方は、扉で仕切られた空間で仕事をした方がお互いにストレスになりません。
逆に、夫婦2人とも仕事中は音楽を流しておきたいなら、Bluetoothスピーカーに接続してお気に入りの音楽を流しておいてもいいでしょう。
相手の好みの音楽を聴くことで新鮮な気分になり、リフレッシュして仕事に取り組むことができるかもしれません。
おわりに
テレワークをストレスなく行うためには、家庭内の日常を変える必要があります。
初めは過ごしにくさを感じるかもしれませんが、徐々に慣れて快適に感じるはずです。
家庭に合ったルールを作って、家族全員がストレスなく過ごせるような環境を作っていきましょう。