蒸し暑い季節に入りだんだんと食欲が落ちてくる時期ですが、日々の食事は健康的な毎日を過ごすためにも大切です。
そこで今回はスタミナ満点でごはんがすすむしょうが焼きレシピをご紹介します。食べざかりのお子さんから大人まで人気の基本料理ですのでぜひ作ってみてくださいね。
豚のしょうが焼き
印刷する材料
- 豚ロース肉(しょうが焼き用) 6枚
- 片栗粉 適量
- 【調味料】
- 酒 大さじ1
- しょうが 小さじ1
- しょう油 大さじ2
- みりん 大さじ1 砂糖 大さじ1.5
作り方
1
豚ロース肉は広げて塩コショウを振りかけ、酒とすりおろしたしょうがをかけてしばらくおく。
2
1に片栗粉を薄くまぶす。
3
フライパンを熱し、2を入れて片面に焼き目をつける。
4
焼き色がついたら裏返して少し焼き、合わせ調味料を回しかけて絡める。
ごはんがすすむ満足おかず!豚のしょうが焼き
甘辛い味付けでごはんにぴったりな豚のしょうが焼きはご家庭でも定食屋さんでも人気の定番料理で、ツヤっとした照りも食欲を刺激してくれますね。
しょうが焼きのレシピは実にさまざまで、タレに漬け込んでから焼く方法や仕上げで味付けする方法、また野菜を一緒に炒めたり、調味料にカレーパウダーや豆板醤を加えたりとバリエーションがとても豊富で飽きのこない家庭料理です。
美味しく作るポイント
今回のレシピでは、先にお酒とすりおろしたしょうがを豚肉にかけて、しばらくおいてから焼く方法をご紹介しました。
すりおろしたしょうがとお酒にしばらく馴染ませることで、豚肉の臭みが取れてしっとりと柔らかくなります。
また、焼く直前に表面に薄く片栗粉をまぶしておくとタレが絡みやすくなって照り良く仕上がります。
豚肉はしょうが焼き用の3mmほどの厚みのあるロース肉を使用しましたが、それでも火通りははやいので片面に香ばしい焼き目を付ける程度で裏返して焼くようにします。
加熱時間が長くなるとパサついて固くなってしまいますし、タレを絡めている間にも火が入りますので焼き目がついたら時間をおかずにタレを回しかけて絡めるようにしましょう。
豚としょうがの効果で夏バテを防止!
ジメジメとした蒸し暑い日が続く今の時期は、体が暑さに慣れていないこともあり食欲が減退して夏バテに陥りがちです。
暑さで食欲がないと、つい冷たいビールとおつまみや喉越しの良いそうめんなど簡単に済ませてしまいたくなりますが、夏の暑さに負けないためにも食事でスタミナをしっかりつけることも重要です。
豚肉には、糖質をエネルギーに変えて疲労回復の効果が期待できるビタミンB1や体を作るタンパク質が豊富で夏バテ防止に効果的と言われています。
また、加熱したしょうがは体を温める効果があるとされています。
冷房の効いた部屋で1日中過ごしたり、湯船につからずにシャワーで済ませたりすることで夏場でも冷えを感じる方は多いですよね。
冷えて汗をかかないと体温調節がうまくいかず、結果的に夏バテにつながるとも言われていますので、体を温めてくれるしょうがを食べて食事から冷え予防をすることも大切です。
体の熱をとってくれるきゅうりやトマトなどの夏野菜と夏バテ防止が期待できる食材を上手に組み合わせて元気に過ごしましょう。
しっかり食べて夏を乗り切ろう!
今回は満足な食べごたえでごはんがすすむスタミナおかずの定番、豚のしょうが焼きをご紹介しました。
しょうが焼きは白ごはんだけでなく、甘辛い味が付け合せの千切りキャベツなどの野菜ともよく合いモリモリと食べられるのも嬉しい点です。
お好みでたまねぎやニラなど野菜をプラスして一緒に炒めればさらにボリュームも栄養バランスもアップしますので、しっかり食べて夏を元気に過ごしましょう。