今月は寒い季節におすすめの体が温まるお料理をご紹介しています。今回は余り野菜を活用したミネストローネレシピです。刻んだ野菜をたっぷり入れてじっくり煮込んだミネストローネは、さまざまな栄養もしっかり補うことができて食べごたえも抜群！ぜひ試してみてくださいね。
ミネストローネ
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材料
- じゃいがいも 2個
- たまねぎ 1個
- にんじん 1/3本
- キャベツ 1/6個
- しめじ 1/2パック
- ベーコン 80g
- 〈スープの材料〉
- 水 600ml
- トマト缶 1個
- 固形コンソメ 2個
- ローリエ 1枚
- ケチャップ 大さじ2
- ウスターソース 大さじ1
- 塩コショウ 少々
作り方
1
野菜とベーコンはそれぞれ1cm角に切る。
2
鍋にオリーブオイルを熱しベーコンとしめじを先に炒める。
3
１の野菜を加えてさらに炒める。
4
スープの材料を入れてひと煮立ちしたらアクを取り、蓋をして30分ほど煮込む。
5
塩コショウで味を整えて器に盛り付ける。
メモ
煮込んでいるうちに水分が少なくなってしまったら水を足して調整してみてください。
イタリアの家庭料理！ミネストローネで温まろう
ミネストローネはたっぷりの野菜が入った具沢山なスープのことで、イタリアを代表する家庭料理のひとつです。
決まった材料や作り方などの細かな定義はなく、地域によって、また家庭によっても入れる具材はさまざまな懐の広いスープで、そのときどきでいろいろな味わいが楽しめるのが良いですね。
トマトを加えた赤いスープのイメージが強いですが、本場イタリアでは必ずトマトを入れるわけではなく主食代わりにパスタや豆や米などを入れることも多いそうです。
余り野菜で作れるから冷蔵庫の在庫整理にも！
冷蔵庫の野菜室はつい使いかけの食材がたまりがちです。
煮物用に買ったものの１〜２個だけ余ってしまったじゃがいも、半量だけ切って皮をむいたままのタマネギ、大きな株で使いきれなかったしめじ、などはよくあるパターンですよね。
前述の通り、ミネストローネは地域や家庭によっていろいろな作り方が楽しめる郷土料理ですので、冷蔵庫の余り野菜をぜひ色々入れて作ってみてくださいね。
土日にまとめて買い物をされるなら、週の後半あたりで冷蔵庫をのぞいてみて在庫整理がてらミネストローネを作るのも良いかもしれません。
また、トマト缶は常温で長期保存ができるのでストックしておくと便利です。
普段の汁物といえば味噌汁が中心でたまにコンソメや中華スープをあわせる、というご家庭が多いかもしれませんが、トマト缶を加えたミネストローネならいつもの汁物とは違う味わいが楽しめますし、簡単ながらなんだか少し手がこんでいるようにも感じられますよ。
ミネストローネを美味しく作るコツ
ミネストローネを美味しく作るコツは次の3つです。
1つ目は野菜の大きさを揃えること。
器に入れたときにサイズが揃っていると見た目にも美しく美味しそうに感じられます。大きさはだいたい１〜２cm角程度が目安でやや小さめにカットすると食べやすいです。
2つ目は先にしっかり具材を炒めること。
オリーブオイルを入れて、焦げないようにやや弱めの火でじっくり野菜を炒めることで甘みやうまみがしっかり引き出されます。
3つ目はベーコンやソーセージを加えること。
野菜が主役のミネストローネですがベーコンやソーセージを少し加えるだけでグンと美味しさがアップします。ベーコンやソーセージには適度な油と塩気があるため一緒に炒めて煮込むことで美味しい出汁とコクもプラスされますよ。
具沢山のミネストローネで温まろう
食べごたえ抜群のミネストローネをご紹介しました。野菜はしっかり食べたいけれど寒い季節のサラダは体が冷えてしまうので躊躇しがち。
ですが、スープにすればたっぷりの野菜もかさが減って沢山食べられますし、溶け出した栄養もスープごと頂けるのでしっかり栄養補給もできて体が温まります。
また、翌日以降は味に深みが出てより美味しくなるので多めに作ることをおすすめします。「食べるスープ」として少ないおかずでも満足できるミネストローネをぜひ作ってみてくださいね。
