今月はかぼちゃを使ったハロウィンのパーティーメニューを連載企画でご紹介しています。最終回はかぼちゃのモンブランレシピ!鮮やかなかぼちゃの黄色と細く絞り出したクリームでかわいい仕上がりですが、作り方はとっても簡単です。専用の道具がなくても上手に絞り出しができるコツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
かぼちゃのモンブラン
印刷する材料
- かぼちゃ 1/6個
- 砂糖 大さじ2
- 生クリーム 大さじ1〜適量
- バター 10g
- 市販のクッキー 適量
- 粉糖 お好みで適量
作り方
1
かぼちゃは厚めに皮をむいてから小さくカットし、耐熱容器に入れてラップをかけ電子レンジ(500W)で6分ほど加熱する。
2
かぼちゃが柔らかくなったらめん棒で潰し、裏ごしする。
3
2に砂糖、生クリーム、バターを入れて混ぜ合わせ絞れるかたさに調整したら、絞り袋に入れる。
4
クッキーの上に3の生地を少量のせてから細く絞り出す。
5
かぼちゃの皮や粉糖などをトッピングする。
メモ
・電子レンジにかける時には途中で一度取り出して混ぜると、均一に熱が入ります。
・かぼちゃの皮を何枚か一緒にレンジ加熱しておくとトッピングに使えます。
・生クリームの量はかぼちゃの水分量によって調整して下さい。
ハロウィンの仮装とお菓子を配る風習
本場アメリカのハロウィンでは、子ども達がかわいい魔女やおばけのコスチュームに仮装して近所の家々を訪ねて「トリック・オア・トリート(お菓子をくれないといたずらするよ!)」と言いながらお菓子をもらって回ります。
もともとハロウィンには魔除けの儀式の意味があり、悪霊から身を守るため人間と気付かれないように仮装をしたり、悪霊に扮した子どもたちにお菓子をあげて家の中に入れないことで厄払いをしたりするのです。
日本でもハロウィンシーズンには、かわいいパッケージのお菓子が期間限定でたくさん店頭に並んでいてハロウィンの雰囲気をもり立ててくれますね。
また、近年若い人たちを中心にハロウィンの夜には仮装をして町に出たりホームパーティを開いたりすることも多くなり、すっかり秋の季節イベントとして定着しました。
かぼちゃのモンブランはジッパー袋で絞り出し!
ハロウィンには、ぜひかぼちゃを使った手作りスイーツも楽しみましょう。
栗で作ることが一般的なモンブランですが、裏ごしして滑らかなクリームにしたかぼちゃのモンブランは鮮やかな色合いが美しく、優しい甘さで美味しいですよ。また身近な材料でできるのも嬉しいポイントです。
本格的なモンブランは、スポンジ生地やタルト生地を焼いて冷まし、ホイップクリームを中央にのせて、口金をつけた絞り袋にモンブランクリームを入れて細く絞り出して作ります。
今回は手軽にお子さんとも一緒に作れるように、市販のクッキーを土台に使用しました。かぼちゃクリームさえ準備できればすぐに作って食べられます。
また、絞り出しは難しそうに見えますが、保存袋を使えば簡単にできます。
かぼちゃのクリームは適度なかたさがあるので絞り出しやすいでお菓子づくり初心者さんにもおすすめです。クリームを保存袋に入れたら空気を抜きながらギュッと端に寄せ、袋の端をごく細くはさみで切り落しましょう。
形よく高さを出すには、先にクッキー生地の上に円形に整えたクリームを土台として置いておきましょう。きれいな形に絞り出しやすくなりますよ。
かぼちゃの皮をトッピングに使って可愛く仕上げましょう
トッピングには一緒にレンジ加熱しておいたかぼちゃの皮を小さくカットしてのせました。鮮やかなかぼちゃクリームに濃い皮の色がアクセントになりますよ。あれば粉砂糖を振りかけるとよりお店っぽい仕上がりになります。
今回は市販のクッキーを使用しましたが、柔らかいケーキがお好みでしたらカステラをスポンジ生地の代用として使うのもひとつです。お好みの生地を用意してみてくださいね。
まとめ
お子さんと一緒に手軽に作れるハロウィンのスイーツレシピをご紹介しました。ハロウィンの主役の食材、かぼちゃは普段の晩ご飯のおかずとしてはもちろん、先にご紹介したようなパーティーメニューからスイーツまでいろいろなメニューに使えて栄養価も高くて万能です。
かぼちゃを使ったいろいろな料理でハロウィンを楽しみましょう。