「食卓で世界を旅する」をテーマに、さまざまな国のレシピをピックアップしてご紹介しています。今回はスペインの居酒屋「バル」で人気のおつまみメニュー、アヒージョレシピです。簡単にできていろいろな食材でのアレンジも楽しめるので覚えておくと重宝しますよ。
えびとブロッコリーのアヒージョ
印刷する材料
- エビ 6尾
- ブロッコリー 1/2房
- エリンギ 1本
- ブロックベーコン 80g
- オリーブオイル 100ml
- ハーブソルト(または塩) 小さじ1/2程度
- にんにく 1かけ
作り方
1
ブロッコリーは切り分けて耐熱容器に入れふんわりラップをかけて、電子レンジ(500W)で3分ほど加熱する。
2
えびは殻をむいて切り込みを入れて背わたを取り除く。エリンギとブロックベーコンは食べやすい大きさに切る。
3
にんにくは薄切りする。
4
小鍋に3とオリーブオイル、ハーブソルトを入れて弱火にかけ、グツグツしてきたら1、2を入れて煮込む
5
器に盛り付ける。
スペインのバル定番の料理「アヒージョ」
バルはスペインの人たちにとっては日常生活に欠かせないコミュニケーションを楽しむ飲食空間です。最近では日本でも耳にすることが多くなりましたね。
本場スペインのバルには、カフェスタイルやレストランスタイルなどさまざまな種類があり、お酒だけでなく朝のコーヒーやランチなどの提供をしているところも多く、夜にはタパスと呼ばれる小皿料理とワインが楽しめます。
今回ご紹介のアヒージョは、バルの定番メニューの1つで、オリーブオイルとにんにくを使って、魚介や野菜などを煮込んだ料理のことです。
アヒージョとはスペイン語でにんにくを意味し、使う食材を入れた「○○のアヒージョ」と言ったメニュー名が一般的です。
アヒージョはどんな食材でもアレンジできる!
今回ご紹介のレシピは、エビとブロッコリーを使いました。
ブロッコリーは下茹でしておくことで火通りを気にせずに食べられます。
エビも火が通れば完成ですぐに食べられます。長く煮込むと硬くなってしまうので、お酒を飲みながらゆっくりと味わうなら食べる分を都度煮込むと良いでしょう。
アヒージョのベースはオリーブオイルとにんにく、そして塩だけですので、いろいろな食材を使ってアレンジを楽しむことができます。冷蔵庫にある余った食材で作ってみると良いですね。
おすすめは、ブロックベーコンやソーセージ!今回はブロックベーコンを入れましたが、適度な塩気と旨みが出て他の食材ともよく合います。
そのほか、魚介でしたらイカやタコ、ほたてなどもよく入っていますし、オイルサーディンをゴロッとそのまま入れて作っても美味しいですよ。
野菜はブロッコリーのほか、同じく下茹で済みのカリフラワーやじゃがいも、プチトマトやブラックオリーブ、マッシュルームなどを加えても良いですね。形がしっかりした食材の方が食べやすくて見た目も華やかに仕上がります。
保温性の高い器を使ってオシャレにテーブルへ!
アヒージョは熱々の状態を食べるのが美味しいので、できればグラタン皿など厚手で保温性の高い器を使うことをおすすめします。器には熱湯を入れておくなどして温めた状態にしておき、できたてのアヒージョを盛り付けてテーブルに出しましょう。
今回は食欲が出る赤のグラタン皿を使って盛り付けました。スキレットや小さめのフライパン、またかわいいミルクパンなどがあれば、調理してそのまま食卓に出しても良いですね。
また、アヒージョのオイルは旨みがギュッと凝縮されていますのでフランスパンにつけながら食べると美味しいですよ。余ったオイルは茹でたパスタで和えても!余すことなく食べきりましょう。
まとめ
スペインバル気分を楽しめるえびとブロッコリーのアヒージョレシピをご紹介しました。オリーブオイルとにんにく、具材をグツグツ煮込んで食べるアヒージョは、簡単ながら見栄えがよくお酒が進むメニューです。
おうちにある食材でいろいろアレンジができますので、ぜひお好みのアヒージョを楽しんでくださいね。