八十八夜を過ぎ、茶葉の産地では茶摘みの時期を向かえました。爽やかな甘みが味わえる新茶の季節に合わせて、デパートやコンビニでも抹茶スイーツがたくさん売り出されていますね。
そこで今回は、手作りスイーツを自宅で簡単に楽しめる「抹茶のパンナコッタ」レシピをご紹介します。目にも鮮やかな抹茶スイーツで新茶の季節を満喫しましょう。
抹茶のパンナコッタ
印刷する材料
- 牛乳 200ml
- 生クリーム 100ml
- 砂糖 50g
- 抹茶 大さじ1(6g)
- ゼラチン 5g
- 水 大さじ2
- あんこ 適量
- いちごなどお好みのフルーツ 適量
作り方
1
水の中にゼラチンを振り入れてしばらくおき、電子レンジで溶かす。
2
抹茶と砂糖をふるいにかけ、牛乳を少しずつ加えて混ぜ合わせる。
3
2を鍋に移して弱火にかけ、沸騰直前になったら火を止めて1を入れ、混ぜながら溶かす。
4
生クリームを加えて混ぜ、粗熱が取れたらグラスに流し入れて冷蔵庫で冷やし固める。
(1時間以上~)
5
固まったらあんこやフルーツをトッピングして抹茶を振りかけて盛り付ける。
美味しい新茶を味わおう!
童謡の「茶摘み」の歌詞に出てくる「八十八夜」は、立春から数えて88日目。ちょうど今の時期にあたります。
茶摘みが最盛期を迎える今の時期、産地では青々とした茶葉が畑いっぱいに広がり、茶園によっては一般の観光客向けに茶摘み体験ができるスポットなどもあって、心地よい気候の中、衣装を着てその雰囲気を楽しむことができます。
若い新芽を摘み取って作る茶葉は「新茶」と呼ばれ、縁起物として古くから贈り物として使われるなど親しまれてきました。
少しぬるめのお湯で丁寧に淹れた新茶は、渋みが少なくほのかな甘みがあって、爽やかな香りを感じることができます。少し値段は高めですが、ぜひ期間限定の新茶の味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。
抹茶スイーツは海外でも人気!
新茶の季節に合わせて、毎年この時期になるとデパートからコンビニ、カフェに至るまでいろいろなところで抹茶スイーツが売り出されます。
抹茶ラテやシェイクなどの飲み物はもちろん、アイスやロールケーキ、抹茶味のバームクーヘンなど緑色が鮮やかな焼き菓子や生菓子などたくさんの種類の中から、お気に入りを選ぶのも楽しいひとときです。
和菓子よりも洋菓子で抹茶が取り入れられていることが最近では多いように感じますが、生クリームやバターなどコクがあり、甘みが強い洋菓子とほろ苦い抹茶の味がよくあうことも理由のひとつかもしれませんね。
また、和を代表する抹茶の味や風味は、訪日外国人や海外でも人気と言われており、抹茶スイーツは今や日本だけでなく海外でも認知度が広がっているそうです。
抹茶のパンナコッタは混ぜて冷やすだけなので簡単!!
オーブンを使った焼き菓子など、手作りスイーツは道具や手間が必要でどうしてもハードルが高くなりがちですが、今回ご紹介の抹茶のパンナコッタは、混ぜて冷やすだけ!とっても簡単で抹茶の味わいが存分に楽しめるレシピです。
パンナコッタは、イタリア発祥でゼラチンを使用して冷やし固めるプルプルッとした食感が美味しいスイーツです。
使用する食材は生クリームと牛乳、砂糖で、材料を鍋に入れて火にかけながら混ぜ合わせ、ゼラチンを溶かしたら、後は冷蔵庫で冷やすだけです。
生クリームの泡立てなども不要で、お鍋で温めるだけなので失敗もなく、とっても手軽に作ることができますよ。
盛り付けにはガラス食器がおすすめです。緑色のパンナコッタ生地がとても美しいので、ぜひお手持ちのグラスやガラス食器があれば使ってみて下さい。またトッピングにあんこやフルーツをのせると、より彩りが良くなりますよ。
まとめ
新茶の季節にぴったりの抹茶スイーツレシピをご紹介しました。オーブンも泡だて器も不要の抹茶のパンナコッタなら、気負うことなく気軽にスイーツ作りが楽しめます。
抹茶パウダーはこの時期製菓材料のお店だけでなく、スーパーや100円ショップなどでも手に入りますので、ぜひおうちで手作りの抹茶スイーツを味わってみて下さいね。