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緑と暮らそう!オシャレで可愛いサボテンの育て方

とげとげのフォルムが印象的なサボテンは、個性的でオシャレなインテリアグリーンとして人気があります。存在感があるので1種類だけで植えてもよし、種類か豊富なのでいろいろな形のものを寄せ植えにしてもよしと、楽しみ方はさまざまです。そんなサボテンの育て方や置き場所について説明します。

サボテンとはどんな植物?

原産地と基本情報

サボテンは、アメリカ・メキシコ・中米などの乾燥地帯に自生する多肉植物です。世界には約2,000種もあり、そのほとんどにトゲがあるのが特徴です。英名の「Cactus」は、ギリシャ語の「カクトス(トゲのある植物)」に由来しているとされます。

特徴

葉が肉厚
ぽってりとした肉厚の葉には、水分や養分を豊富に蓄えられる機能があります。そのためサボテンは乾燥にとても強く、肥料を特に与えなくても容易に育てられる観葉植物です。
 

とげがある
サボテンのトゲは尖っていて触るととても痛いものもあれば、フワフワした産毛のように軟らかいものもあります。このトゲは動物などの外敵から身を守るためにあり、葉や茎が強い日光に直接さらされないようにする役割をしているのです。
 

さまざまな形
ポッコリとした球形のもの、棒状で長く伸びるもの、平たい板状のものなど、形がいろいろあってバラエティーに富んでいます。また先端に美しい花を咲かせるものもあるので、違う種類を組み合わせて飾る楽しみがあります。
 

人気の品種

黄金司

円柱形の茎に金色の細かいトゲが生えているサボテンです。トゲは軟らかいので触っても痛くありません。成長がとても早く、小さな子株が次々と誕生します。栽培も比較的簡単で初心者でも育てやすいです。100均ショップでもよく見かけるので手軽に購入できます。
 

セレウス

角柱のような樹形で茎は上に伸びますが、さほど大きくならずコンパクトにまとまります。細長く伸びるタイプのほかに、茎の脇から新芽が出て岩のようにゴツゴツした形になるタイプもあります。
 

銀鳥帽子

薄くて丸い葉に白い産毛のようなトゲが生えています。先端から次々に子株が誕生して、その姿はバンザイをしている人のようにも見え、またウサギのようにも見えてとてもユニークです。
 

金盛丸

ずんぐりしていて可愛らしい見た目とは裏腹に、とげは鋭く尖っているので、触れるととても痛いです。成育が早く、子株がつきやすいので、比較的簡単に増やせます。花も咲き、本体に比べて花が大きく見ごたえがあるのも大きな特徴です。
 

サボテンの育て方

置き場所

サボテンは日光を好むので、基本的に日当たりの良い場所に置きます。加湿になると蒸れやすいので、風通しの良いところがおすすめです。日が当たらない部屋で育てる場合は、定期的に外に出して光を当ててください。気温が5℃以下になると株が弱るので、真冬は暖かい室内に移動するなどの防寒対策をしましょう。
 

水やり

サボテンを枯らしてしまう最大の原因は水の与え方です。一生懸命育てようと思うあまり水のやり過ぎで根腐れしたり、乾燥に強いからと水やりをしなくて水不足になったり、ということはよくあります。水やりのポイントは、基本的には乾燥気味に育てることです。春と秋の成長期は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、夏と冬の休眠期は1ヶ月に1回程度にしましょう。
 

植え替え

サボテンが大きくなって子株が増え、鉢が窮屈になってきたら植え替えのサインです。気候が穏やかな春や秋に一回り大きな鉢に植え替えをしましょう。古い用土を新しいものに入れ替えたり、根が長過ぎる場合は1/2~2/3程度に切り詰めたりすると、土も根もリフレッシュして元気に育ちます。
 

サボテンの風水


サボテンのように尖った植物は悪い気を排除してくれる効果があります。しかし逆に鋭いトゲで良い運気も寄せ付けなくなることもあるのです。このように風水的に両極端な効果を持つので、サボテンを置いて良い場所と置いてはいけない場所があります。

置いて良い場所

窓辺
サボテンの厄除けの効果を期待して置くのにおすすめの場所は、窓辺など外からの空気が入りやすい場所です。風に乗って入ってくる邪気をブロックして、ご近所とのトラブル防止にもつながります。
 
トイレ
トイレは狭くて暗いので、家の中で一番悪い気がたまる場所とされています。そこでトイレにサボテンを置くことで、邪気を取り除く効果が期待できます。さらにこまめに窓を開けたり換気扇を回したりすると、気が循環してその効果がよりいっそう高まります。
 
職場
多くの人が働く職場では人間関係のトラブルが起こりがちです。そんなときはデスクに小さなサボテンを置いてみましょう。職場の人と適度な距離感を保ちながら、良好な人間関係が築けるようになります。
 

置いてはいけない場所

玄関
サボテンは悪い気と同時に良い運気も追い払ってしまうことがあります。北側にある玄関では、サボテンが邪気を払ってくれるので良いのですが、南側にある玄関は良い運気が入る場所でもあるので、サボテンを置くとかえって幸運を逃してしまう場合もあります。玄関の方角によって違いがあるので注意が必要です。
 
寝室
寝室は心地良い睡眠で心と体を休める場所です。そこにトゲがあるサボテンを置くと、リラックスした空気を壊してしまい、夫婦仲にも悪影響を与えるリスクがあるので避けた方が良いでしょう。
 
キッチン
キッチンは金運や健康運に関係がある場所ですが、火や水を使うので気のバランスが不安定です。良い運気も悪い運気も同じように取り除いてしまうサボテンを置くと、せっかくの金運や健康運をはねのけてしまうことになります。
 

まとめ


アメリカ映画の西部劇によく登場するサボテン。トゲがあって近づきがたい印象もありますが、実はとても繊細で可愛らしい植物です。小さなお子様がいる家庭では、触っても痛くないトゲの品種を選ぶと安心ですよ。水やりさえ気をつければ初心者でも育てやすいので、ぜひサボテンをお部屋に飾ってみてください!

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