家造りのアイデア 注文住宅

和室の必須アイテムは床の間?押入れ?

新築の間取りを検討するとき、和室を加えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。和室には床の間だったり押入れだったり、いろいろな要素があって意外とスペースが必要になることで迷っている方もいるかもしれません。今回は、間取りに和室を検討している方に向けて、和室のメリットや和室の仕様について、おすすめの和室の間取りなどについてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

和室を取り入れるメリット

間取りを考える際に、「とりあえず和室は必要」と思っている方も少なくありません。最近は畳よりもフローリングの床を採用することが多いですが、「畳」という日本的な暮らしも好まれています。

和室は、気軽に「ごろん」と寝転がれることがメリットのひとつです。フローリングの床にも横になることはできますが、体も痛くなりがちですし、なんとなく抵抗がある方もいるのではないでしょうか。和室は客間としても個室としても使えるため活用の幅も広く、将来的寝室に変えるなど間取りの変更にも対応しやすいでしょう。

和室に必要とされる要素

和室は、本格的な造りのものからシンプルな造りのものまでさまざまで、地域性や家族構成、デザイン性などによって異なります。

床の間

昔ながらの和室に採用されているものといえば床の間です。床の間がある和室は、個室としてというよりは、客間としての使われ方が多いでしょう。本格的な和室のしつらえになりますが、6帖プラスαのスペースが必要になりますので、住まい全体の大きさとして床の間を採用すべきか検討することが大切です。

押入れ

和室に押入れを採用するケースは非常に多くなっています。押入れは一般的な収納スペースと比べて奥行や幅にゆとりがあるため、布団収納など容量の大きなものを収納することに向いています。布団や衣装ケース、着物タンスなどはクローゼット収納には納まりきらないことがあるため、押入れは重宝します。

和室はシンプル仕様でも活用できる

フローリングの空間と隣り合っていても違和感のない和室にするには、シンプルな仕様の和室がおすすめです。床の間は調度品を置くなどディスプレイする楽しみがありますが、スペースを節約しなければならない場合は、省いてもよいでしょう。床の間を設けずに、縁なし畳を採用するとすっきりとシンプルでモダンな現代的な和室になります。

押入れを設けるかどうかは、収納するものがあるかどうかで判断しましょう。たとえば布団収納の場所がほかになければ、季節の変わり目などは掛け布団があふれてしまうこともあります。扇風機や雛飾りなど一時的に出しておくものは、使わないときに収納するスペースが必要になります。押入れは容量があるため、普段は使わないような大きなものを収納するのにも便利でしょう。

和室は目的によって仕様を決める

和室の使い方によっては、扉で仕切る必要がない場合もあります。たとえばリビングの脇に小上がりのような畳スペースを設けることもおすすめです。ちょっとした昼寝にも使えたり、小さな子供のお世話やお昼寝をさせたり、子供専用の遊び場としても活用できます。小上がりの畳スペースなら、扉で仕切ることなくオープンな形で広々と使うと開放感も出るでしょう。

まとめ

和室はフローリング床とは違う良さがあり、間取りや予算にゆとりがあるならぜひ採用したいものです。ただし、実際にどのように活用するか、和室の使い方をしっかりとシミュレーションして、無駄な空間にならないか、きちんと判断するようにしましょう。

Related posts

憧れの教室を自宅で開きたい!理想的な間取りを考えよう

家路まい [外部ライター]

間取りの多様性!2階LDKで空気が流れる家を作りたい!

家路まい [外部ライター]

屋上がある家!自宅でアウトドアを楽しもう!

家路まい [外部ライター]

趣味を楽しむ家作り!夢のガレージをマイホームに!

家路まい [外部ライター]

平屋住宅は魅力がいっぱい!ゆとりある贅沢な空間を堪能しよう!

家路まい [外部ライター]

2世帯・3世帯の魅力!家族力でお互いの暮らしを豊かにしたい

家路まい [外部ライター]



お近くのショールーム

サンヨーホームズでは注文住宅、物件購入からリノベーションの設計・施工、住宅診断など住まいに関わるサービスをワンストップでご提供しております。