クリスマスツリーを置きたいけれど、もみの木は大き過ぎて…そんなときにもみの木の代わりになってくれる植物がゴールドクレストです。お気に入りのオーナメントを飾るだけで、ステキなクリスマスツリーになりますよ!ゴールドクレストとはどんな植物なのか、またクリスマスツリーの作り方についても詳しくご紹介します。
ゴールドクレストについて
ゴールドクレストってどんな植物?
ゴールドクレストはコニファーと呼ばれる針葉樹の中の一種類で、育てやすくてとても人気があります。輝くような黄緑色の葉と、円錐形の樹形の美しさが特長です。また葉からは爽やかな柑橘系のいい香りがします。ゴールドクレストはとても成長が早く、庭植えにするとすくすく育って5m以上にまで伸びるので、そこまで大きくしたくない場合は、鉢植えにするいいでしょう。屋外だけでなく、室内で観葉植物としても育てることができますよ。
苗木の選び方
クリスマスが近くなると、たくさんのゴールドクレストが店頭に並びますが、その中から元気の良い苗を選ぶポイントを説明します。
・葉の色が変色しているものは避けて、綺麗な緑色のものを選びましょう
・背丈が高くても、葉が間延びして茎か弱々しいものは日照や栄養不足の場合があります。
・株元を持ってゆらゆらと揺れることがなくてしっかりしたものは、根がよく張っています。
ゴールドクレストの育て方
用土
ゴールドクレストは水はけが良くて保水性がある土が適しています。赤玉土、腐葉土、パーライトを6:3:1の割合で混ぜて使うといいでしょう。
置き場所
ゴールドクレストは日陰でも育つのですが、日当たりが悪いとせっかくの美しい葉の色合いが悪くなるので、室内の場合でも窓辺などの明るい場所に置きます。
水やり
根の張りが浅く乾燥に弱いので、土が乾いているようであれば水をたっぷりと与えてください。冬場は水やりを控えましょう。
植え替え
ゴールドクレストはとても成長が早く、鉢植えの場合は1年も経つとすぐに根詰まりしてしまいます。また背丈が高くなると、小さな植木鉢では倒れてしまうこともあるので、鉢の底から根が出ているようであれは植え替えしましょう。春か秋が植え替えの時期です。
クリスマスツリーについて
日本人にとってのクリスマスは、宗教的な意味合いよりもイベント的な色合いが濃いのですが、キリスト教にとってはとても神聖な行事です。クリスマスツリーもただ飾るだけではなくその意味や由来があるので、ここで詳しくご紹介します。
クリスマスツリーの意味は?
クリスマスツリーは「永遠に枯れない命」という意味合いがあります。そのため一年を通じて葉を落とさない、常緑樹のもみの木が使われるようになりました。クリスマスツリーの三角形の頂点がキリストで、その下に私たち人間がいる、という教えを表しています。
クリスマスツリーの由来は?
もともとは北ヨーロッパでの冬至のお祭りで樫(かし)の木を飾っていた習慣が、キリスト教の布教のために訪れた宣教師によって、もみの木を飾るというように変えられたとされています。もみの木はキリスト誕生の劇中で、アダムとイブの禁断の木として、リンゴ木の代わりに使われて、キリスト教を象徴する樹木と信仰されていたからです。
ゴールドクレストのクリスマスツリー
ではさっそくゴールドクレストを使って、手作りでクリスマスツリーを作ってみましょう。とても簡単にオリジナルツリーができますよ!
用意するもの
・ゴールドクレスト、植木鉢と土(園芸店やホームセンターで売っています。)
・クリスマスオーナメント、リボンなど(手芸店や100均ショップで売っています。)
作り方
1.ゴールドクレストを鉢植えします。
2.頂上に大きな星を飾ります。星はキリストを意味するのでとても大切なオーナメントです。
3.あとはお好みのオーナメントを全体的にバランスよく配置しましょう。
4.出来上がりです!
まとめ
いかがでしょうか?とても元気で育てやすいゴールドクレストを使って、今年のクリスマスはオリジナルツリーを飾ってみませんか?もしかするとステキなツリーに惹かれて、サンタさんが来てくれるかもしれませんよ!