3月に入りさまざまな春野菜が店頭に並ぶようになると春の訪れを感じますね。そこで今回は、旬の春キャベツを使った時短スープレシピをご紹介します。何かと忙しい年度末に重宝するレシピですのでぜひ参考にしてくださいね。
春キャベツとブロックベーコンのさっと煮
印刷する材料
- ・春キャベツ 1/4個
- ・ブロックベーコン 80g
- 〈スープ材料〉
- ・水 500ml
- ・コンソメ 1個
- ・酒 大さじ1
- ・塩 少々
- ・オリーブオイル 適量
作り方
1
春キャベツは大きめのざく切り、ブロックベーコンは1cm幅の短冊切りにする。
2
鍋にオリーブオイルを熱し、1を入れて焦がさないように炒める。
3
スープの材料を入れて3〜4分煮る。
4
ひと混ぜして塩で味を整えて器に盛り付ける。
柔らかな葉は春キャベツならでは!
2月下旬から店頭に並びはじめ3〜4月にピークを迎える春キャベツは、たっぷり水分を含んでいて柔らかいことが特徴です。青々とした葉の春キャベツは新じゃがいもや新たまねぎとならんで春を代表する野菜のひとつですね。
今回は旬の春キャベツを旨みの出るブロックベーコンとともに軽く煮込んだスープレシピをご紹介しました。長く加熱すると葉が柔らかくなりすぎての食感が損なわれてしまいますので、ごく短時間で火を通す程度に煮ることがポイントです。
年度末を迎える3月は仕事はもちろん、家族の進級や進学の準備など新年度に向けて何かと忙しい時期です。そんなときにザクザクと切って軽く煮るだけのスープは、時短で野菜もしっかり食べられて満足できるおすすめのレシピですよ。
春キャベツをおいしく味わうコツ
今が旬の春キャベツを上手に選んでおいしく食べる方法をご紹介します。
春キャベツの選び方
先に触れた通り春キャベツは柔らかな葉がおいしさのポイントです。
通年出回っているキャベツはずっしりと重みがあるものを選びますが、春キャベツの場合は大きさの割にふんわりと軽いものが良品とされていますので手にとったときの重量を意識してみましょう。また、普通のキャベツは扁平でギュッと葉の巻きが詰まったものが多いですが、春キャベツの場合は形が丸いものがおすすめです。半玉で切り口が見えるものなら巻きがゆるやかなものを選ぶようにしましょう。
春キャベツの調理方法
春キャベツの甘みを感じるなら生のままサラダにして食べるメニューがおすすめです。以前ご紹介しましたコールスローサラダは細切りにした春キャベツとにんじん、きゅうりを塩もみしてコールスローソースで味付けしたレシピです。柔らかいながらもシャキシャキした春キャベツの歯ごたえを楽しめるコールスローサラダは作り置きもできて便利です。とはいえ、3月はまだまだ寒い日も多いので「生野菜のサラダでは体が冷えてしまいそう…。」という方には今回のレシピがおすすめです。5月ごろまで春キャベツは出回っていますので気候に合わせてメニューを変えてみるのも良いですね。
春野菜で食卓に季節感を取り入れましょう
今回は春の味覚を味わえる春キャベツレシピをご紹介しました。これからいよいよ春本番を迎えると、皮ごと食べられる新じゃがいもや辛味が少なくて甘みのある新たまねぎもたくさん店頭に並びます。そのほかふきやたけのこ、菜の花などほんのりとした苦みと豊かな香りが広がる春野菜もありますね。
旬の野菜を晩ごはんのレパートリーに加えることで季節の移り変わりを感じられて、ギュッと詰まった豊富な栄養もしっかり摂ることができます。
ぜひ食卓に春野菜をたくさん取り入れながら春の訪れを楽しみましょう。
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・おかずにもおつまみにも最適!新じゃがと新たまねぎのホットサラダ
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