アツアツでとろみのきいたあんかけは寒い季節に嬉しいメニューですね。
そこで今回はおうちでできる基本の天津飯をご紹介します。ご飯とおかずをとろみのきいたあんかけとともに食べる天津飯は大人にも子どもにも喜ばれるメニューですのでぜひ試してみてくださいね。
天津飯
印刷する材料
- ・ごはん 適量
- ・卵 3個
- ・カニカマ 4本
- ・塩 少々
- 〈スープ〉
- ・水 300ml
- ・カニ缶 1缶
- ・醤油 大さじ1
- ・酒 大さじ1
- ・中華スープの素 小さじ2
- ・砂糖 小さじ1
- ・片栗粉 大さじ1.5
作り方
1
卵をボウルに割り入れ、ほぐしたカニカマを加えてよく溶いておく。
2
小鍋にスープの材料を入れてよく混ぜてから火にかける。
3
透き通ってとろみがつくまで混ぜる。
4
フライパンに多めに油を入れて熱し、1を加えて半熟の状態にする。
5
器に温かいごはんを入れて3をのせ、2をかける。
アツアツが嬉しいあんかけメニュー
あんかけはスープに水溶き片栗粉などでとろみをつけたメニューのこと。
とろみの効果で保温力を保つことができ、食べている間もアツアツの状態が長く楽しめるので寒い季節に嬉しい料理です。
普通のスープや汁気の多いおかずにも少しとろみを加えるだけでしっかり体が温まりますので、ぜひこの時期取り入れてみてはどうでしょうか。
今回はそんなあんかけメニューの中から天津飯をご紹介しました。
ふわふわの卵とアツアツのあんかけをご飯にのせて食べる天津飯は、体が温まるだけでなく主菜も主食もまとめて食べられて1品で満足できる点が大きな魅力ですね。
とろみを上手につけるコツ
天津飯のおいしさはなんといってもトロトロのあんかけですが、とろみをつけようと思ったら「片栗粉がダマになってしまった」や「思ったようなとろみがつかずサラサラしている…」などの失敗はよくあることで、意外とハードルが高い調理工程のひとつです。
一般的には片栗粉と水を混ぜ合わせたものを用意しておき、できあがったスープの中に最後に流し入れて混ぜながらとろみをつけて仕上げますが、この流し入れるタイミングやかき混ぜ具合がうまくいかないとダマになったりとろみがつかなかったりしてしまうのです。
ですが、今回の天津飯のように煮込む具材が入っていないスープにとろみをつけるのであれば、最初から片栗粉をスープの材料の中に入れて加熱しながら混ぜれば、だんだんととろみがついていくので失敗もなく簡単です。
コツはとにかくよく混ぜること!
スープの材料と一緒に片栗粉をしっかり混ぜて沈殿しないようにしておき、火にかけてからもとろみがつくまでよく混ぜ続けるようにしましょう。
最初はスープが濁っていますが、加熱していくうちに透き通ってきてとろみがついてきますよ。
野菜をプラスして栄養バランスをアップ!
今回はカニ缶で旨みを出し、彩りでカニカマを加えた天津飯です。
基本のレシピということでシンプルな材料でご紹介しましたが、おうちごはんでしたらニラやにんじん、しいたけやしめじといったきのこ類など他の具材もいろいろプラスして栄養バランスをアップさせると良いですね。お子さんがいらっしゃるご家庭なら野菜は細かく刻んで入れると良いですよ。
卵とじにしてトロトロのあんかけと一緒にご飯にかければ、苦手な野菜も食べやすくて食が進みます。
天津飯で体を温めてお腹も満足!
底冷えする寒い日に体がしっかり温まって満腹になれる天津飯をご紹介しました。
丼ぶりメニューは1品で主菜とごはんをまとめて食べられる手軽さが魅力ですね。天津飯ならさらにスープも一緒に食べられるのも嬉しいポイントです。カニ缶は長期保存ができますし、ニラやしいたけもジッパー袋に入れて冷凍保存可能なので、常備しておけば忙しい日や買い物に行けなかった日にも重宝するレシピです。ぜひ作ってみてくださいね。