1年で最も食卓が華やかなクリスマスが近づいてきました。
クリスマスのメインディッシュには手作りのローストチキンをコース風の盛り付けで楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回はフライパンでできる手軽ながら味わい深いマーマレードソースのチキンレシピをご紹介します。
ローストチキン〜マーマレードソース〜
印刷する材料
- ・鶏もも肉 1枚
- ・塩コショウ 少々
- ・小麦粉 適量
- 〈ソース〉
- ・マーマレード 大さじ2
- ・しょう油 大さじ1
- ・はちみつ 小さじ2
作り方
1
鶏肉は余分な脂身を取り除き半分に切る。ソースの材料は合わせておく。
2
両面に塩コショウと小麦粉をふりかける。
3
フライパンに油を入れて熱し、2を皮目から入れて焼き目をつける。
4
裏返して酒(分量外)を回しかけフタをしてさらに4分ほど焼く。
5
火を弱めてソースの材料を入れて絡め、照りがついたら盛り付ける。
簡単!フライパンで焼くだけのローストチキン
クリスマスのメインディッシュといえば、華やかなオーブンメニューやグリル料理など少々ハードルが高いイメージがあるかもしれません。
クリスマスシーズンだけ売り出される丸鶏やチキンレッグなどは中まで火が通るのに時間がかかるため、じっくりローストするグリルやオーブンが必須ですが、今回ご紹介するレシピは普段使いの鶏もも肉なのでフライパンで簡単に作ることができておすすめです。
美味しく作るコツは鶏肉の厚みをできるだけそろえておくこと!
デコボコとした部分に包丁を入れて広げておくと火通りが良くなりますよ。
鶏肉は中までしっかり加熱が必要ですので、平らにしておくようにしましょう。
もうひとつは皮目から焼いてしっかり焼き目がつくまで動かさずにじっくり待つことです。
余分な脂が出てパリッと香ばしくなり色味も美味しそうに仕上がりますよ。
ときどきトングでギュッと押しつけるると均等に焼き目がつきます。
また、クリスマスのメインディッシュにするなら鶏もも肉1枚を半分にカットして大きな状態で焼くとごちそう感がアップします。
とはいえ、晩ごはんのおかずにももちろん使えるレシピですので切り方を変えて普段使いにも取り入れてくださいね。
マーマレードをお肉のソースに
甘辛い照り焼き味も美味しいですが、せっかくのクリスマスなのでいつもと違う食材を取り入れるのも楽しいです。
今回はマーマレードをソースに使って味付けしたレシピです。
マーマレードはオレンジなどの柑橘系の果肉を材料にしたもので、お肉の余分な臭みを消してくれる上、甘酸っぱくてコクのある味わいに仕上がります。
果肉が入っているのでソースにも皮が少し残り、きれいな照りもつくのもポイントです。
焼いた鶏肉に絡めるだけでなんだかランクアップしたお料理に見えて気分も上がりますね。
柑橘系のフルーツと鶏肉は良く合う組み合わせで、オレンジの果肉やジュースを使って作るレシピもたくさんありますよ。
余白をもたせて盛り付けよう!
今回はコース風のメニューをイメージして大きめのディナープレートに盛り付けました。
先に触れた通り鶏もも肉は大きめにカットし、お皿の前の方にゆったりとした余白をとって盛り付けます。
マーマレードソースはしっかり絡めてからお皿にのせますが、フライパンに余った分も回しかけておくと良いでしょう。
空いているスペースに、あれもこれもと盛り付けてしまいたくなるところですが、余白を多くすることでコース風のメインディッシュにランクアップしますので引き算を心がけましょう!
また、今回はクレソンを添えてみました。
クレソンはお肉の付け合せに使われることが多く、ピリッとした辛味とほのかな苦味が特長の野菜です。
鮮やかなグリーンとフレッシュな若葉がプレートの中の良いアクセントとなりますね。
クリスマスの非日常感の演出にもぴったりで、最近では身近なスーパーでもおいてあることが多いのでぜひチェックしてみてくださいね。
クリスマスチキンで食卓を華やかに!
今回は普段のお料理でもよく使う鶏もも肉をメインに、いつもはパンに塗るマーマレードをソースに使った華やかなパーティーレシピをご紹介しました。
切り方や盛り付けの方法を少し変えるだけでいつもの食卓が華やぎますので、ぜひ参考にしてくださいね。