朝晩の空気が涼しく感じられ、猛暑で減退していた食欲も戻って食事が楽しみに感じられる季節ですね。秋は旬の野菜や果実もたくさん!そこで今回は、香り豊かなきのことほくほくした優しい甘さのさつまいもを使った炊き込みご飯レシピをご紹介します。
きのことさつまいもの炊き込みごはん
印刷する材料
- お米 2合
- さつまいも 1本
- しめじ 1/2パック
- まいたけ 1パック
- 〈調味料〉
- 薄口しょう油 大さじ1
- みりん 大さじ2
- 酒 大さじ1
- 塩 小さじ1
作り方
1
さつまいもは1cm幅の半月切りにして水にさらす。
2
しめじとまいたけはそれぞれ石づきを落としてほぐす。
3
炊飯釜に洗ったお米と調味料を入れて目盛りまで水を入れる。
4
さつまいもときのこをのせて炊飯する。
秋の旬食材を味わう
今回は、秋の訪れを感じられるきのことさつまいもの炊き込みごはんをご紹介しました。収穫の秋と言われるほど秋にはさまざまな野菜が旬を迎えます。野菜だけでなく柿や栗など美味しい果実もたくさん!
旬食材を意識して食事に取り入れてみましょう。
ほくほくしたさつまいもは秋の味覚の代表格
秋の味覚のひとつ、さつまいもには便秘の改善に効果的な食物繊維や、お肌の調子や免疫力を高めるビタミンCが多く含まれていると言われています。
ホクホクして優しい甘みが感じられる鳴門金時や、粘質でしっとりした舌触りと強い甘みがある紅はるかやシルクスイートなど、さつまいもにはたくさんの品種があります。
煮物や揚げ物、ソテーにしても美味しく、料理だけでなくスイートポテトや大学いもなど和洋菓子の食材としても親しまれている野菜ですね。
以前ご紹介したスイートポテトレシピもぜひ参考にしてみてください。https://suma-e.net/2021/11/27/food-035/
香り豊かなきのこはミックスがおすすめ
1年を通して店頭に並んでいるきのこ類ですが、天然のきのこの旬は秋と言われています。
これからの時期はきのこレシピの特集がコラムで取り上げられることが多く、きのこ料理から秋を感じるという方も多いのではないでしょうか。
今回は、しめじとまいたけを炊き込みごはんの食材に使いました。
きのこもまたたくさんの種類があり、形や歯ごたえ、風味もさまざまです。メニューに取り入れる際には数種類のきのこをミックスするとより味わい深くなります。
きのこは冷凍できる食材ですので、まとめて購入して保存袋に入れておくと良いですよ。
炊き込みごはんを美味しく盛り付けるコツ
炊飯器にお米とお好みの具材、調味料を入れてスイッチを押すだけでできる炊き込みごはんは、忙しい日の食事作りにも役立つメニューです。
今回ご紹介のさつまいもや、きのこは秋を感じられる炊き込みごはんですが、たけのこごはんや豆ごはんなどは春の訪れを、冬になれば牡蠣ごはんなども寒い季節にぴったりで季節を感じられます。
なによりごはんだけでなく、野菜やお肉、魚介など複数の食材を一緒に食べることができるため、炊き込みごはんと具だくさんの汁物だけで十分満足できる点も嬉しいポイントです。
忙しい日の晩ごはんもちろん、おもてなしにも使える炊き込みごはんをより美味しく感じられる盛り付けのコツをおさえておきましょう。
具材は取り出してまぜる
炊飯したごはんは余分な水分を飛ばすためによく混ぜることが大切です。
炊き込みごはんも同様ですが、火が通ったさつまいもはとても柔らかく、勢いよく混ぜてしまうとホロホロと崩れてせっかくの美味しそうなさつまいもの色や形が分からなくなってしまい見た目もいまいちに。
美しく盛り付けたいときには、一度さつまいもを取り出して残ったきのことごはんを混ぜてからさつまいもを戻すようにすると良いですよ。
おこげは潰さず上にのせる
鍋底にできるおこげは少しカリッとしていてうまみがあり、炊き込みごはんならではの美味しさが感じられる部分です。
おこげはすべてほぐして混ぜ込んでしまわず、かたまりの部分を少し残しておいて盛り付けた炊き込みごはんの最後に添えるようにのせるとより美味しそうに感じられますよ。
旬食材で秋の味覚を味わいましょう
今回ご紹介のレシピは、さつまいもの優しい甘さとまいたけやしめじの風味が口の中に広がり秋らしさを感じられるメニューです。
炊飯器にお任せできる炊き込みごはんで手軽に秋の味覚を味わってくださいね。