秋風が心地良く感じられ、日中も過ごしやすい季節がやってきました。そんな秋の休日のティータイムには手作りのスイーツでゆったりとした時間を過ごしたいですね。
そこで今回は、丁寧に煮出した紅茶で作るミルクティプリンレシピをご紹介します。
ミルクティプリン
印刷する
材料
- 水 100ml
- 牛乳 200ml
- 紅茶の茶葉 大さじ1
- グラニュー糖 30g
- 粉ゼラチン 3g
作り方
1
鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら茶葉をいれて蒸らす。（フタをして3分程度）
２
牛乳を注ぎ、弱火で沸騰直前まで温めたらグラニュー糖を加える。
３
こしながら2をボウルに入れ、熱いうちに粉ゼラチンをふりかけてよく混ぜる。
４
カップに注ぎ粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やし固める。
メモ
粉ゼラチンは直接ふりかけるタイプを使用しています。
紅茶の風味を感じられるプリン
今回ご紹介のミルクティプリンは、しっかりと煮出した紅茶で作ったミルクティをゼラチンで冷やし固めたスイーツです。
基本のプリンは卵と牛乳を混ぜ合わせたプリン液を湯煎で蒸して作りますが、今回はゼラチンを混ぜて冷やし固めるだけなので、失敗もなく手軽に挑戦できます。
プルンと滑らかな舌触りで紅茶の香りと優しい甘さが口の中に広がるデザートは秋のティータイムに最適ですよ。
紅茶の種類
目覚めの朝食や仕事の合間のリフレッシュタイムはコーヒーで気分をすっきり！という方も多いですが、休日の昼下がりやゆったりした時間が流れるティータイムには香り豊かな紅茶で穏やかな気分を楽しむのも素敵ですね。
紅茶の香りと色がきれいに出るまで蒸らしながら待つ時間もリラックスタイムならでは！
紅茶にはさまざまな種類があり、香りやコクの特徴も茶葉によって大きく異なりますので、その日の気分に合わせてセレクトしてみるのも楽しいです。
焼き菓子作りにはアールグレイ
紅茶を使ったパウンドケーキやスコーン、クッキーなどの焼き菓子にはアールグレイがおすすめです。
アールグレイは「フレーバーティー」と呼ばれる香り付けした紅茶の種類ことで、かんきつ系のフレーバーであるベルガモットで香り付けをしています。
卵やバターなど風味の強いものと一緒に混ぜ合わせたり加熱したりしても、アールグレイなら芳醇な紅茶の香りが残るためお菓子やパンなどの材料としても使わることが多いのです。
ミルクにあうアッサムやセイロン
たっぷりのミルクでクリーミーな紅茶を味わいたいなら、茶葉そのものに強いコクがあるアッサムやセイロンが良いと言われています。
アッサムはインドの北東部にあるアッサム地方で収穫される茶葉で、セイロンはスリランカで作られる紅茶の総称のこと。
紅茶の水色がとても濃く出てミルクを注ぐとなんとも美しいミルクティ色になるので五感でも楽しむことができますよ。
ミルクティのおいしい作り方
紅茶に牛乳を注ぐだけでミルクティにはなりますが、丁寧にいれることで紅茶の成分をより抽出できて水色や香りもよくなります。
作り方のコツは、茶葉をお湯でしっかりと煮出すことです。
薄い紅茶に牛乳をドバドバと注いでしまうと、せっかくの紅茶特有の香りやコクが感じにくくなってしまいます。
また、はじめから牛乳に茶葉をいれて煮出そうとすると紅茶の抽出を妨げてしまうと言われていますので、まずはお湯でしっかりと煮出して紅茶を抽出してから牛乳を注ぐようにします。
牛乳を注いだ後はごく弱火で温めるようにすることもポイントです。
牛乳を沸騰させると膜がはってしまい、臭みもでますので静かに混ぜながら温めるようにしましょう。
初秋はミルクティプリンでティータイムを優雅に
今回は秋のティータイムにおすすめのミルクティプリンをご紹介しました。丁寧にいれたミルクティを冷やした自家製プリンの味わいは格別！
ゆったりとした時間を感じながらぜひ秋の楽しいひとときを過ごしてください。
