エスニック料理の定番「生春巻き」は、簡単ながら華やかな見た目でホームパーティメニューの前菜などに最適な1品です。
ライスペーパーは常温で賞味期限も長いので、ストックしておけばマンネリ化しがちな普段の晩ごはんのサラダもおしゃれなメニューにランクアップしますよ。
今回はワンプレートにも前菜にも使える生春巻きレシピをご紹介します。エスニックな夏の食卓をぜひ楽しんでくださいね。
生春巻き
印刷する材料
- ・ライスペーパー 3枚
- ・えび 6尾
- ・ミニトマト 3〜4個
- ・サニーレタス 適量
- ・紫たまねぎ 1/2個
- ・スイートチリソース 適量
作り方
1
えびは茹でて殻をむき半分にスライスする。
2
紫たまねぎ、ミニトマトはそれぞれ薄切りにし、サニーレタスは洗っておく。
3
ライスペーパーを水にくぐらせて、濡らしたまな板の上に広げる。
4
1と2をのせて巻く。
5
半分に切って器に盛り付け、ソースを添える。
メモ
まな板は濡らしておくようにしましょう。
ライスペーパーで具材を巻くだけ!
ベトナム発祥の生春巻きは「ライスペーパー」と呼ばれる米粉が原料の薄くて透明な皮で野菜や魚介、お肉などを巻いて作る料理。とろみのきいた具材を巻いてカリッと揚げる春巻きとは皮の種類や調理方法も大きく異なります。
ライスペーパーにはタピオカ粉が含まれていることが多く、モチモチとした食感が楽しめます。
乾燥した状態で売られているライスペーパーは常温で長期保存ができるので、ストックしておくといつものサラダをエスニック風にしたり、おもてなしの前菜に使用したりと重宝することができます。
今回は赤い食材にエビとプチトマト、緑の食材にサニーレタス、その他の彩りに紫たまねぎを使用しましたが、他にも赤や黄色のパプリカ、細切りした人参、白いチーズや長ネギ、モヤシなどを入れても良いですね。
魚介だけでなく茹でた豚肉やササミを巻くとボリュームもアップしておかず感もアップします。
特定の具材はないので冷蔵庫にある食材やお好みのものを入れてアレンジしましょう。
生春巻きをきれいに作るコツ
生春巻きは透明の皮が特徴的ですので、表面が出る部分の彩りを意識するときれいに仕上がります。
ライスペーパーは、使う直前にぬるま湯にくぐらせたり、霧吹きで水を吹きかけて水分をなじませたりして柔らかく戻してから使用します。
浸した後も徐々に柔らかくなってきますので少しまだ硬いくらいで引き上げることがポイントです。
また、まとめて浸してしまうとくっつきやすく、長く浸しすぎると破れやすくなってしまいますので、1枚ずつ戻しては巻く、を繰り返すようにしましょう。
巻き方の手順は次の通りですので、参考にしてくださいね。
①ライスペーパーに野菜を置く
お好みの野菜をライスペーパーの手前に置きます。
表面に出る部分を意識してトマトや紫たまねぎを並べるようにしましょう。
②真ん中あたりまで巻く
手前の皮を持ち上げて1回巻いてから、左右の端を内側に折りたたんでもう1回転巻きます。
③具材をのせて巻く
エビをのせて表面に出るように巻きます。
エスニックプレートを作ろう!
サラダに生春巻きを用意したら、エスニック料理と一緒にワンプレートにするのもおすすめです。
以前ご紹介しましたナシゴレンはタイのご飯料理で、炒めた白ごはんと野菜をエスニック調味料で味付けします。冷蔵庫にある食材でアレンジしながら作ることができて簡単なのでぜひ合わせて作ってみてはいかがでしょうか。
ワンプレートは細長いオーバル皿を使用しました。
生春巻きは断面も美しいので半分にカットして表面と断面を見せるように立てかけて盛り付けると美味しそうに。
小さな小鉢にソースを添えてナシゴレンと目玉焼きをのせればエスニックなワンプレートの完成です。
エスニックな夏の食事を楽しみましょう
今回は、生春巻きのエスニックプレートをご紹介しました。
いつものサラダをライスペーパーで巻いてワンプレートにすれば、自宅にいながら海外旅行気分が味わえて嬉しいですね。
少しのアレンジで夏の食卓をぜひ楽しみましょう。