スパイシーなカレーライスは暑い夏でも食欲がわくメニューですね。
そこで今回は、フライパン1つで作ることができて市販のルーに頼らなくてもスパイシーで本格的な味わいが楽しめるキーマカレーレシピをご紹介します。
お子さんでも食べやすい野菜たっぷりのレシピですので、ぜひ試してみてください。
キーマカレー
印刷する材料
- ・合いびき肉 300g
- ・たまねぎ 1個
- ・しょうがすりおろし 小さじ1
- ・にんにくすりおろし 小さじ1
- ・カレー粉 大さじ1
- ・スパイス(ターメリック・コリアンダー等) 各適量
- ・トマト缶 1個
- ・水 100ml
- 〈調味料〉
- ・固形コンソメ 2個
- ・塩 小さじ1/2
- ・はちみつ 大さじ1
- ・ローリエ 1枚
作り方
1
たまねぎはみじん切りにする。
2
熱したフライパンに合いびき肉、しょうがとにんにくのすりおろしを入れて炒める。
3
1を加えて炒め、しんなりしたらカレー粉とスパイスを振り入れてよく炒める。
4
トマト缶と水、調味料を入れてフタをし、15分ほど煮込む。
5
塩コショウで味を整え、盛り付ける。
フライパン1つで炒めて煮るだけ!簡単キーマカレー
スパイシーで食欲を刺激するカレーの香りは、暑い夏でもしっかりごはんが食べられて良いですね。
ゴロッと大きな具材がいっぱいのカレーライスも美味しいですが、お子さんがいらっしゃるご家庭ですと苦手な野菜があったり塊り肉が硬かったりすると手が止まってしまい食べさせるのが大変!というパターンも多いのではないでしょうか。
キーマカレーは合いびき肉を使って炒めるので、お肉が硬い…といった失敗もないですし、にんじんもたまねぎもみじん切りにしてしまうので抵抗なく食べやすいこともあり、お子さんにも人気のメニューです。
また、普通のカレーに比べて野菜が柔らかくなるまで深鍋にたっぷりの湯を入れて煮込む必要もなく、使い勝手の良いフライパン1つでできることも嬉しいポイントです。
今回はたまねぎとにんじんを刻みましたが、しいたけやピーマン、ナスなどを同じようにみじん切りにして加えるとよりバラエティ豊かに野菜をしっかり食べられて良いですよ。
スパイス使いで味わいをアップ!
手作りのキーマカレーはスパイスの配合によってオリジナルの味わいが楽しめるメニューです。
とはいえ、普段の家庭料理として作るならそんなに細かく配合を調整する必要はないのでレシピは適量としています。
今回使用しましたスパイスのそれぞれの特徴をおさえておきましょう。
強い香りのクミン
手作りカレーに欠かせないスパイスの1つがクミンパウダーです。
辛味や味はそんなに感じないですが刺激的な強い香りが特徴で、クミンパウダーを加えることで本格的なカレーの香りを感じることができます。
強い香りは臭み消しの効果もあり、ソーセージや肉料理の風味付けに使われることも多いです。
爽やかな香りのコリアンダー
スパイスのコリアンダーは、クミンほど強くはないものの爽やかでスパイシーな香りがしてこちらもカレー作りに必須と言われている調味料です。
タイなどのエスニック料理で使う独特の香りと味わいが特徴のパクチーも別名「コリアンダー」と呼ばれる同じ植物ですが、カレーで使用するスパイスのコリアンダーは主に種子の部分を乾燥させてパウダー状にしたものになり、フレッシュな葉の部分のパクチーとは全く違う味わいです。
鮮やかな色付けにターメリック
カレーを鮮やかな黄色に色付けしてくれる効果があるスパイスがターメリックです。
クミンやコリアンダーはカレーらしい香り付けに使うのに対し、ターメリックの役割は色をプラスするスパイスです。
スパイス調合で手軽なカレー粉
赤い缶に入ったカレー粉はカレーに必要なスパイスがブレンドされているので、これだけで手作りカレーが簡単にできる優秀な調味料です。
カレーライスにはもちろん、カレー味の炒めものやスープに使うのもおすすめです。
先にあげたクミンやコリアンダー、ターメリックなどのほか30種類のスパイスが凝縮されているので、スパイスをひとつひとつ揃えてなくても良いので万能ですね。
こちらのカレー粉があれば、スパイスがなくても作ることができますが、お好みのスパイスをプラスしてオリジナルを楽しむのもカレー作りの楽しみに1つですので、参考にしてみてくださいね。
焼き野菜をトッピングして具沢山に!
フライパン1つで作ることができるキーマカレーレシピとスパイスについてご紹介しました。
刻み野菜がたっぷりのカレーですが、お好みでかぼちゃやナスなどの焼き野菜をトッピングするのもおすすめです。
かぼちゃは先にレンジ加熱しておき、フライパンでナスと一緒にこんがり焼き目がつくまでじっくり焼いて塩コショウを振りかけたものです。
またポーチドエッグや卵黄を落として食べるのも美味しいですね。
1品で満足できるキーマカレーで元気に夏を乗り切りましょう。