甘酸っぱいタレが絡んだ鶏肉にタルタルソースをたっぷりかけたチキン南蛮はボリューム満点でごはんが止まらないおかずです。
今回は食べごたえ抜群ながら、お酢の効果で後味さっぱりのチキン南蛮レシピをご紹介します。
チキン南蛮
印刷する材料
- ・鶏むね肉・もも肉 各1枚
- ・片栗粉 適量
- 【下味】
- ・酒 大さじさじ1
- ・塩コショウ 少々
- 【南蛮タレ】
- ・お酢 大さじ2
- ・しょう油 大さじ2
- ・みりん 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1
- ・水 大さじ1
- 【タルタルソース】
- ・卵 2個
- ・たまねぎ 1/2個
- ・マヨネーズ 大さじ3
- ・酢 小さじ1
- ・塩コショウ 少々
作り方
1
鶏むね肉ともも肉はそれぞれ1口大に切り下味をつける。
2
鍋に湯を沸かし卵を入れてゆで卵を作る。たまねぎはみじん切りにしておく。
3
南蛮タレをボウルに入れて混ぜ合わせる。
4
1に片栗粉をまぶして、多めの油を入れたフライパンで両面焼く。
5
3を回しかけて絡める。
6
タルタルソースの材料をボウルに入れて混ぜ、お皿に盛り付けた5にかける。
メモ
・鶏肉はむね肉だけやもも肉だけでも良いです。
・たまねぎの苦味が気になる方は、切った後しばらく水にさらしてから水気を絞ってください。
甘酢で食欲アップ!チキン南蛮
チキン南蛮は鶏肉に小麦粉と卵液を絡めてカラッと揚げ、甘酢に漬け込んだ宮崎県発祥のお料理です。
甘酸っぱいタレを吸い込んだジューシーなチキンは食べごたえ抜群!定食屋さんの定番料理としても人気ですね。
ごはんがすすむチキン南蛮は食べざかりのお子さん達にはもちろん、ビールにもよく合うので大人にも喜ばれるメニューです。
お酢の効果
南蛮酢はだし汁に砂糖やしょう油、みりんなどの調味料とお酢を入れてよく混ぜ合わせたもの。
甘酸っぱいタレはチキンのほか揚げた鯵や鮭などを漬け込んだり焼き野菜を浸したりしても良く合い、甘辛い照り焼きタレとは異なり、お酢が入ることでさっぱりした味わいが特徴です。
お酢は日本の食文化と密着に関わりのある調味料の1つであり、さまざまな効果があると言われています。
具体的には唾液や胃液の分泌を良くして食欲を促進する効果や、疲労物質と呼ばれる「乳酸」の生成を抑えて分解する疲労回復効果、また食品の保存性を高める殺菌効果などがあげられます。
口の中がさっぱりするお酢を使ったお料理は蒸し暑い時期には特におすすめですので、ぜひ積極的に日々の食事に取り入れましょう。
タルタルソースでボリューム満点!
チキン南蛮に欠かせないのがタルタルソースです。
マヨネーズをベースにゆで卵や刻んだたまねぎなどを加えた酸味があるクリーミーなソースは甘酸っぱいチキンにぴったりです。
タルタルソースは作り方を覚えておくとエビフライやカキフライなどシーフード系の揚げ物や、ムニエルにも使えて仕上がりの満足度が高まります。
また茹でたブロッコリーやじゃがいもなど温野菜のドレッシング代わりにも重宝できますのでぜひ活用してみてくださいね。
たまねぎを加えて作るとザクザクした食感が楽しめてボリュームもアップしますが、水分が出てきますので作る直前に和えるようにしましょう。
揚げ焼きでカロリーオフ!
本格的なチキン南蛮はたっぷりの油でカリッと揚げますが、今回は手軽にできるよう揚げ焼きの作り方をご紹介しました。
少し多めの油でこんがりと両面を焼いてから油を拭き取り南蛮タレをかけて絡めましょう。
タレをフライパンに入れて鶏肉と一緒に加熱しながら絡めるのでしっかり味がつき、揚げるよりもカロリーが抑えられて一石二鳥ですよ。
夏こそバランスの良い食事を心がけましょう
今回は甘酸っぱい南蛮タレと濃厚なタルタルソースが食欲をそそるチキン南蛮レシピをご紹介しました。
シンプルなサラダでもチキン南蛮と一緒ならたくさん食べられますよ。野菜もごはんもバランスよくしっかり食べて、夏に負けない元気な体に整えましょう。