春に旬を迎える野菜は、どれも水分をたっぷり含んでみずみずしく素材の味わいを存分に感じることができます。今回はさまざまな旬野菜の中から春キャベツをピックアップし、柔らかくて甘みのあるキャベツを堪能できるコールスローサラダレシピをご紹介します。
春キャベツのコールスローサラダ
印刷する材料
- 春キャベツ 1/6個
- きゅうり 1/2本
- にんじん 少々
- 〈コールスロードレッシング〉
- マヨネーズ 大さじ2〜3
- ヨーグルト 大さじ2
- 砂糖 小さじ1
- 粒マスタード 小さじ1
- 塩 少々
- オリーブオイル 大さじ1
作り方
1
春キャベツ、にんじん、きゅうりはそれぞれ細切りにする。
2
ボウルに1を入れて塩をふりかけて揉み込み10分ほどおく。
3
しんなりしたらサッと洗って水気を絞り、オリーブオイルをかけて混ぜておく。
4
ボウルにコールスロードレッシングの材料を入れて混ぜ、3を加えて和える。
さっぱり爽やかな春キャベツのコールスローサラダ
「コールスローサラダ」は刻んだキャベツをマヨネーズベースのドレッシングで和えた1皿でシャキシャキしたキャベツの食感と爽やかな酸味が特徴のサラダです。
ファーストフード店のサイドメニューとしても有名ですね。
今回は今が旬の春キャベツを使ったコールスローサラダ!美味しく作るコツをおさえておきましょう。
ひとつ目の作り方のコツは春キャベツの切り方です。
千切りよりも少し太めに切って春キャベツの歯ごたえが残るようようにしましょう。
レシピによっては細切りではなく粗目のみじん切りにする作り方もあります。塩もみした後はしんなりしてしまいますのでキャベツの食感が残る切り方がおすすめです。
ふたつ目はしっかり水気を切ることです。
塩を適量ふりかけてよく混ぜ合わせた後、15分程度置いておくと水分が出てボリュームダウンします。
余分な水気が残っていると味がぼんやりしてしまうのでしっかり手で絞っておきましょう。
最後はドレッシングにヨーグルトを加えることです。
マヨネーズだけで味付けするとやや重い感じになりますが、ヨーグルトを加えると爽やかな酸味が出て軽い仕上がりになります。また適度な水分があるのでドレッシングが混ざりやすくなるのも良い点です。そのほかピリ辛な粒マスタードもプラスすると味に深みが出ます。
早めに作っておきしばらくなじませるようにしましょう。
春キャベツの特徴
1年を通して手に入るキャベツはサラダやスープ、炒めものなどさまざまな料理に使うことができる野菜ですが、この時期に旬を迎えるものは「春キャベツ」と呼ばれ、普通のキャベツとは食感や見た目に違いがあります。
春キャベツの特徴といえば葉がとても柔らかいことです。断面を見ると分かるように普通のキャベツは葉と葉の間がギュッと詰まっていて扁平な形なのに対し、春キャベツは葉のまきがふんわりとした層になっていて丸い形をしています。
購入する際には、半分カットのものでしたら葉のまきがゆるいものを選ぶようにしましょう。普通のキャベツならずっしりとした重量のものがおすすめですが、春キャベツは重さよりも葉の柔らかさやまき具合に注目すると良いですよ。
春キャベツの柔らかい葉は生がおすすめ
みずみずしく柔らかい春キャベツは新鮮なうちに生で食べるのがおすすめです。
今回ご紹介のコールスローサラダのように塩もみしてボリュームダウンさせたっぷり食べるのも良いですし、そのまま千切りにしても美味しいです。
春キャベツの千切りはふんわりとボリュームがあってシャキシャキした食感で甘みを感じることができますよ。
逆に普通のキャベツに比べて水分量が多いため、ロールキャベツや煮込み料理に使うと、柔らかくなりすぎて食感が悪くなってしまいます。
加熱する場合は、ごく短時間でサッと煮る程度か炒めものにすると良いでしょう。火通りが早いので時短でシャキシャキした食感の炒めものができます。
コールスローサラダで春キャベツを味わいましょう
濃厚ながら爽やかな味わいが楽しめる春キャベツのコールスローサラダは、フレッシュな生野菜サラダが美味しく感じられるこれからの季節におすすめの1皿です。
ヨーグルトを加えてさっぱりさせることでキャベツをモリモリ食べることができ、唐揚げや白身魚のフライなどの揚げ物の付け合せにもぴったり!
ぜひ試してみてくださいね。