部屋のインテリアをなんとなく購入し、失敗してしまったことはありませんか?
インテリアは安い買い物ではありませんので、購入したものが、いざ部屋に配置した時に部屋の雰囲気に合わなかった場合、ショックが大きいですよね。
部屋の雰囲気に合わないということは、部屋のテイストと購入したもののテイストが異なるということです。
オシャレな部屋作りの基本は、インテリアの色や素材、テイストに統一感を持たせることです。
また、インテリアだけではなく、部屋を構成する床・壁・天井の素材や色合いもこだわることで、より統一感のあるオシャレな空間に繋がるでしょう。
ラグやクッションなどのファブリックや、照明器具のデザインなど、細かい部分であっても雰囲気を壊してしまうことがありますので、こだわって選択したいですね
アフリカンスタイルで優しく壮大な空間に!
アフリカンスタイルとは
アフリカの民族住居をイメージしており、壮大でエキゾチックな魅力のあるインテリアスタイルになります。
アフリカ大陸には50ヵ国以上の国があり、海沿いであったり、内陸であったり、場所によっても宗教や民族で文化や生活様式が異なります。
たくさんの要素で成り立っているアフリカンスタイルには、ルーツがたくさんあり、一括りにすることはできないのも特徴でしょう。
アフリカンスタイルの特徴
アフリカンスタイル全体で共通する点は、アフリカ大陸の壮大な自然を感じることができるようなワイルドな空間ということです。
アフリカの民族が住んでいそうな内装や家具、伝統を感じることができるような、芸術や色味や文様を取り入れると良いでしょう。
アクセントにアフリカに生息する生き物をモチーフにしたファブリックを採用してもおもしろいでしょう。
独特な原色を取り入れるのも特徴的です。
また、アフリカンスタイルの中でも、日本で一番馴染みのあるのはイスラム文化の影響を受けているモロッカンスタイルになります。
モロッカンスタイルはイスラム文化に属していることから、アラベスクなどの幾何学模様を取り入れると良いでしょう。
モロッコ特有のクッションを取り入れても、モロッカンスタイルを演出しやすくなるでしょう。
ベースカラーは自然色
アフリカの家屋は、土、石、木の枝、枯れ草、レンガなどの自然素材を活かした、白ではない混じり気のある柔らかい色味がエキゾチックな雰囲気を演出してくれます。
リビング
インテリアは生成りや象牙色といったアイボリーやベージュをベースカラーに用いると良いでしょう。
照明器具もガラスや昼白色ではなく、部屋に馴染む素材で電球食を採用すると、よりアフリカンスタイルを演出できるでしょう。
寝室
寝室とアフリカンテイストの色味や素材は、とても相性が良いでしょう。
自然素材を多く取り入れた寝室は、リラックスできることでしょう。非現実的なのに、とても癒される空間になるでしょう。
浴室
リラックスするための空間ですので、アフリカンテイストの柔らかい色味ととても相性が良いでしょう。
石やタイルなどでこだわりを演出することで、アフリカンスタイルは崩さず、どこか上質な空間にすることができるでしょう。
アフリカンモダン
近年、アフリカンスタイルをそのまま表現するというより、現代風に進化したアフリカンモダンを好む人が増えてきています。
アフリカンスタイルをモダン寄りにしたい場合には、壁などは白を基調とし、自然素材でハンドクラフトのような味のあるインテリアを取り入れましょう。
また、アクセントに黒のアイアン製のものを採用するのも相性が良いでしょう。
リビング
ダイニング
アクセントで演出
アート作品
アクセントにアート作品を飾ることで、どんな空間にしたいのか強調することができます。
アフリカンテイストにする場合には、現代アートは避け、民族系の写真や自然の絵など、現代の文明を感じさせないような作品を飾ると良いでしょう。
また、額縁の素材で雰囲気を壊さないように、細かい部分にもこだわりましょう。
アクセントカラー
強くアフリカの民族を推したい場合にはアクセントカラーに、「赤・緑・黄・黒」といった色味を組み合わせると、アフリカンカラーを強調できます。
また、他の色も取り入れることは可能ですが、明度が低めの色を選ぶとよりアフリカンスタイルを表現しやすいでしょう。
まとめ
アフリカンスタイルという名称は馴染みがない人もいるかもしれませんが、実際にどんな雰囲気なのかを見てみると、自然素材が多く、優しく壮大な空間に、どこか懐かしく温かい気持ちになる人が多いのではないでしょうか。
アフリカの民族や生活様式がルーツですが、壮大さから人類のルーツを感じさせるような、プリミティブな空間に惹かれるのかもしれませんね。