厳しい寒さが続く1月は、アツアツのお料理でぬくもりを感じたいですよね。
そこで今月はスープやオーブン料理など体がホカホカと温まるレシピを中心にご紹介して参ります。1つ目のレシピは豚肉と白菜の重ね煮!旨みがしみ出したスープごと美味しく頂ける寒い季節におすすめのメニューで、大きめの鍋で作ってそのまま食卓に出しても良いですよ。
豚肉と白菜の重ね煮
印刷する材料
- 白菜 1/4個
- 豚バラ肉 200g
- 水 500ml
- 固形コンソメ 2個
- 酒 大さじ2
- 塩コショウ 少々
作り方
1
豚バラ肉に塩コショウをやや多めに振りかける。
2
白菜の間に1を挟み、5〜6cm幅に切る。
3
鍋に敷き詰めて水と調味料を入れて蓋をし、15〜20分ほど煮込む。
メモ
一度冷ますと味が馴染みます。
旬野菜の白菜を美味しく食べましょう!
鍋料理に欠かせない冬が旬の白菜。今の時期立派な白菜が1株まるごと売られていることも多いですね。
冬の白菜はみずみずしくて水分がたっぷり!調理方法によってもいろいろな食感が楽しめます。
1つは生のまま食べる方法で浅漬けなどが美味しいですね。
切った白菜に塩をまぶして昆布や赤とうがらしなどを加え重石をのせて一晩おけば完成です。漬けて柔らかくなった葉の部分とシャキシャキした歯ごたえが残る芯に近い部分を同時に味わうことができて箸休めにも最適です。
また、軽く加熱して和え物やサラダに使うのもおすすめです。
レンジ加熱やサッと湯通しすると余分な水分が出て調味料が馴染みやすくなりますよ。
美味しく作るコツは、調味料で和える前にしっかり水気を絞っておくことです。味がぼやけず調味料がよく馴染み、軽く茹でる程度にしておけばシャキシャキした歯ごたえも残ります。
白菜に挟むだけでごちそう感アップ!
今回ご紹介のレシピは豚肉と白菜の重ね煮でじっくり煮込んで作るため、トロトロと柔らかな口当たりで体がホカホカと温まります。
白菜1/4個を使用し、間に塩コショウをした豚肉を挟むだけなので見た目よりも作り方はとっても簡単ながら、蓋を開けたときに歓声が上がるごちそう感のあるメニューです。
作り方のポイントは鍋やフライパンにぎっしりと詰めて入れること。
そのためには白菜を切るときの幅に気をつけることが大切で、お手持ちの鍋やフライパンの大きさや高さを見ながらできるだけたくさん取れるように幅を調整します。
浅いフライパンなのに大きく3等分くらいにカットしてしまうと、入れるときに高さが出てしまい周りが余ってしまいますので気をつけてくださいね。
もし少し隙間ができてしまうようでしたら、冷蔵庫に余っているエノキやしいたけなどを入れると良いですよ。きのこからおいしい出汁も出て一石二鳥です。
煮込み料理は厚手の鍋がおすすめ
今回はル・クルーゼの薄型の鍋を使用して作りました。寒い季節に何かと出番の多い煮込み料理には、厚手の鍋がおすすめです。
厚手の鍋は熱伝導が良いため、均等でムラなく素材に熱が入ります。また加熱しているうちに火が当たる底の方だけ焦げてしまうといった失敗も少なく、じっくり煮込むことで素材の旨みや甘みが引き出されます。
トロトロな仕上がりになる白菜のほか、じゃがいもやたまねぎなどの根菜類も煮崩れしにくく柔らかくなりますよ。
また、保温性にも優れているため、火を止めた後も予熱でアツアツの状態が長く楽しめます。食卓に鍋敷きを置いてそのまま出すのもおすすめで寒い季節には何かと重宝します。
いろいろな味付けで楽しみましょう!
今回のレシピは固形コンソメを使用しました。白菜と言えば和食や鍋物のイメージが強いかもしれませんが、淡白な白菜は中華や洋風の味付けともよく合います。
また豚バラ肉を使うことで美味しいが出汁がしっかり滲み出てスープまで飲み干せる美味しさです。
最近では一人鍋の素なども充実していますので、白湯味やゴマ豆乳味、トマト味やピリ辛などいろいろなアレンジが楽しんでみるのも良いですね。
白菜と豚肉の組み合わせは鍋料理の王道ですので、今回のレシピを参考にいろいろな味付けでぜひ楽しんでみてください。