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マネしたくなる!ペットと共に暮らす家の工夫

近年、色んな動物を飼う人が増えてきていますが、やはり根強い人気があるのは犬と猫でしょう。 
そして近年の傾向として、ほとんどの家庭で、家の中での飼育が増えているということではないでしょうか。 

鳴き声、臭い、脱走や他人に怪我をさせてしまう可能性があるなど、家族以外に迷惑をかけてしまう場合を考慮した上での変化と言えるでしょう。

Greenwich, CT transitional-entry

その反面、言葉のやりとりができない分、自然の中を走り回ったり、開放的な空間で過ごしたいのではないのかと動物たちが快適に過ごせる環境にしてあげたいと常々思っていることでしょう。 
最近では、ペットに優しい床素材を取り入れたり、ストレスを軽減できるような工夫をする人が増えてきています。 
ペットに優しく、一緒に暮らす人にも快適な優しい家作りをしたいですね。 
 

犬猫と「キレイ」に暮らしたい!

Transitional Laundry Room transitional-laundry-room

犬も猫も上手に躾をすることができれば、粗相をすることは少ないとはいえ、どうしてもペットがいない家に比べると臭いや汚れがつきやすいものです。 
特に猫は、自由奔放なところが可愛く魅力的ですが、壁や柱で爪研ぎをしたり、カーテンによじ登り、家の飾っている物を倒したりと、思っている以上に自由な行動をする生き物です。 
そういった動物独自の行動のポイントを抑えながら家をキレイに保つ工夫をしてみましょう。 
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負担がかかりにくい床

キレイに暮らすための工夫の前に、ペットたちにとって滑りやすい床は体に負担が掛かることを知っておきましょう。 
脱臼やヘルニア、関節炎など、人間が気を付けて生活するように、滑りにくいコーティング加工が施されたフローリングや、掃除がしやすい水をはじく素材のクッションフロアなど、ペット達にも優しい素材を選びましょう。 
また、高低差がある段差はペットにとって負担の大きい箇所になります。 
段差を無くしたり、高さをゆるやかにすることは、ペットのためにも、自分たちの老後のためにも優しい作りになるでしょう。 
 

あたたかい場所を作る

犬猫の習性として、人がいるあたたかい場所がとても好きです。 
窓や天窓から入る太陽のぬくもりが理想的ですが、特にマンションの場合には採光が多く取れる訳ではないので、みんなが集まるリビングなど、カーペットや床材にこだわってあたたかい空間になる工夫をしてみましょう。 
他にも、猫は暗くて狭い場所を好むので、リビングの照明が明るくなりすぎないように意識すると自然と滞在時間も増えるでしょう。 
 

ペットドア

Artisan's Kitchen modern-kitchen

意外とみんなが困っているのが室内扉の開閉です。 
引き戸の扉は勝手に開けることができますし、ハンドルタイプも立ち上がったり、飛ぶことで開けることができることが多いでしょう。 
夏の冷房時、冬の暖房時などせっかく室温の調整をしていても、開けっ放しにされるとその都度、閉めに行くという手間が発生します。 
また、その分、電気代も上がってしまいますので、日々繰り返され、お互いにストレスが溜まってしまいますので、改善したい点と言えるでしょう。 
この場合には、費用は掛かってしまいますが、日々のストレスや節電という意味でも、壁やドアにペットドアを付けるのが一番でしょう。 
 

キャットウォーク


[#51 大阪府 H様邸 注文住宅実例 サンヨーホームズ株式会社] 

猫は高い所が好きなため、良く箪笥の上などに飛び乗って移動していますよね。高い位置にキャットウォークや猫用の階段を作ってあげることで、のびのびと駆け回ることができるでしょう。 
また、猫は人の動きや視線に敏感ですので、家の中を繋がるようにキャットウォークを作ってあげたり、のぞき穴を作ってあげることで、猫たちだけの動線や視点ができ、とても快適に過ごすことができるでしょう。 
 

臭い対策

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普段、一緒に生活している人は気にならなくても、来客時に指摘をされたり、気になる人が多いのではないでしょうか。 
臭い対策としては、臭いを吸着してくれるような消臭効果のあるタイルや壁紙を採用すると良いでしょう。 
また、ペット自体を清潔に保つと良いので、ペット用の洗い場を設置するのも便利です。 
 

自分だけの場所を確保

Sylvan Circle, Naperville, IL farmhouse-laundry-room

犬も猫もそれぞれに自分だけのホームを作ってあげることで、ペット達本人も安心するものです 
特に犬の場合には、寝る場合や、お留守番させる時、興奮状態で落ち着かせたい時、小さい子供がいて、いつ触りに来るか分からない時など、自分のゲージがあることで、そこに入れば安心してくつろげるという認識をするものです。 
ゲージは意外とサイズが大きいため、階段の下や、棚の下など、空間に余裕がない場合には、工夫した場所に確保してみましょう。 

California Cape Cod beach-style-home-office

 

同じ場所で食事

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ゲージを設置するのと同様に、ごはんの場所も定位置を決めることで、習慣がついていくことでしょう。 
また、ごはん用のお皿を床に置いて食べさせることが多いと思いますが、下の方の棚を活用して、お皿の役割を持たせることで、床に置くよりも清潔で、片付けもラクになるでしょう。 
 

まとめ 

ペットを飼っている人が、家の購入を考えた際に、ペットのためにもストレスの少ない家にしたいと思うものです。 
素材や機能にこだわることで、ペットにも人にも優しい空間にしましょう。 

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