秋の味覚といえばさつまいも!素朴な甘さと優しい味わいはそのままアルミで包んで焼きいもにしたり料理やスイーツに使ったり、なにかと使い勝手の良い食材です。今回は深まる秋のティータイムに温かい紅茶と一緒に食べたい、しっとりした食感のスイートポテトレシピをご紹介します。
しっとり食感!スイートポテト
印刷する材料
- さつまいも 300g
- バター 10g
- 砂糖 大さじ2程度
- 生クリーム 大さじ1〜
- 卵黄 2個分
作り方
1
さつまいもは皮をむいて5分ほど水にさらしてザルにあげる。
2
鍋に1と水を入れて火にかけて茹でる。
3
さつまいもが柔らかくなったら湯を捨てて、めん棒などで潰す。
4
裏ごししてからバター、砂糖を入れて混ぜる。
5
卵黄1個と生クリームを少しずつ入れながら混ぜてしっとりした生地にする。(生クリームはさつまいもの水分量によって調整)
6
成形して溶いた卵黄をハケで塗り、トースターやグリルでうっすら焼き目がつくまで焼く。
さつまいもは料理にもおやつにも使える野菜
秋が旬のさつまいもは、ホクホクした食感と自然の素朴な甘さが美味しく、野菜ながら料理だけでなくスイーツにも活用できる食材です。
さつまいもを使った料理といえば、天ぷらや煮物、味噌汁の具材やさつまいもご飯などがありますし、スイーツなら今回ご紹介するスイートポテトのほか、大学いもやさつまいものモンブランなども有名ですね。
コンビニスイーツでもこの時期、さつまいもを使ったいろいろなケーキが発売されて話題になります。
同じ根菜でもじゃがいもや里芋などは料理に使うことが一般的ですが、さつまいもには天然の甘みがあるためスイーツとの相性が良い点も魅力のひとつですね。
鍋でじっくり茹でて裏ごしすれば滑らかさもアップ!
スイートポテトは、マッシュしたさつまいもを成形してトースターやグリルなどで焼くだけなので、スイーツ作り初心者さんでも挑戦しやすいメニューです。
砂糖や生クリームの分量は、さつまいもそのものの甘さや水分量によっても変わりますので、レシピを参考に味見をしながら調整してみてください。
今回は、滑らかな口当たりに仕上げたかったので、皮をむいたさつまいもを鍋で茹でて裏ごししました。
鍋で茹でるとさつまいもの甘みも増してしっとりした仕上がりになり、色味もより鮮やかになります。茹でる際には水から火にかけてじっくり加熱しましょう。
さつまいもに火が通ったら湯を捨てて熱いうちにマッシャーやめん棒で潰します。ひと手間加えて裏ごしすることで口当たりがより滑らかになりますよ。
お急ぎの場合は電子レンジで加熱する方法でも良いですが、水分が飛んで少しパサつきますので生クリームの量を増やしてくださいね。
形を変えて和菓子風にしても
今回は、ノーマルな細長いさつまいも型とまん丸なスイートポテトの2種類の形を作りました。
同じスイーツでも形を変えて盛り付けるお皿を変えるだけで雰囲気を変えることができて楽しいですね。
まん丸のスイートポテトは和菓子のような見た目なので、温かいほうじ茶や緑茶のお茶菓子としてもお出しできます。
まとめ
秋のティータイムにおすすめのしっとり滑らかな食感のスイートポテトをご紹介しました。芋ほりなどでたくさんさつまいもが手に入ったら、お子さんと一緒におやつ作りを楽しむのも良いですね。
基本の作り方の流れをつかんでおけば、詳細の分量などは覚えておかなくてもさつまいもの甘さや水分量によって調整して美味しいスイートポテトが作れるようになりますので、ぜひ参考にしてください。