ふっくら肉厚の生鮭が店頭にたくさん並び出しました。秋に旬を迎えることからこの時期の鮭は「秋鮭」とも呼ばれ、クセもなくて食べやすく和洋さまざまなレシピに使えるとあって人気です。今回は鮭と同じく秋が旬のキノコを使い、香り豊かなバターしょう油でソテーしたご飯が進むレシピをご紹介します。
鮭とキノコのバターしょう油炒め
印刷する材料
- 生鮭 2切れ
- しめじ 1/2パック
- しいたけ 2枚
- エリンギ 1本
- バター 10g
- しょう油 大さじ1
- みりん 小さじ2
作り方
1
生鮭に塩(分量外)をふりかけて5分程置く。
2
キノコ類はそれぞれ食べやすい大きさに切る。
3
1から出た水分をキッチンペーパーで拭き取って半分に切り、小麦粉を薄くまぶす。
4
フライパンにサラダ油を熱し、鮭を両面こんがり焼いて皿に取り出す。
5
フライパンにきのこを入れて炒め、しんなりしたら調味料を入れて混ぜ合わせる。
6
4を戻し入れてざっくりと絡め器に盛り付ける。
鮭の種類と栄養
魚料理の中でもレパートリーが豊富で子どもにも大人にも人気の鮭。切り身の鮭は1年を通して店頭に並んでいますが、産卵前に川に戻ってくる秋から冬にかけて旬を迎えると言われています。
鮭にはいろいろな種類がありますが、大きく天然と養殖に分かれます。
鮮魚コーナーで売られている国産の生鮭は、ほとんどが天然の白鮭で、秋になると川に戻ってくることからこの時期の鮭は「秋鮭」と呼ばれています。
一方、養殖の鮭は、寿司ネタとしても人気で生のまま食べるトラウトサーモンなどがあり、脂のりがよくとろける食感が特徴です。
また、塩で加工して保存性を高めた塩鮭は、甘塩や中辛など塩分濃度によって分類されていて、グリルでこんがり焼いてそのまま食べることが多いですね。
今回のようにバターしょう油で味付けしたり、ムニエルなどにしたりする場合は塩鮭ではなく生鮭を使います。
鮭はいろいろな料理に使えて万能!
あっさりしていてクセもなく食べやすい切り身の鮭は、和食にも洋食にもよく合う魚です。今回はバターしょう油で味付けしましたが、鮭を使ったメニューはほかにもたくさん!
キャベツやたまねぎなどの野菜と一緒に鉄板やホットプレートで蒸し焼きにする「ちゃんちゃん焼き」は北海道の代表的な郷土料理です。
また、カリッと揚げ焼きにして甘酢タレに漬け込んだ南蛮漬けや、みりん漬けや西京焼きなど調味料に浸して味を染み込ませる料理にもよく合います。
そのほか、きのこと一緒にホイルで包んで焼いたり、衣をつけてこんがり揚げた鮭のフライにしたりするのも美味しいですね。
キノコはミックスして旨みをアップ
今回のレシピでは、エリンギ、しめじ、しいたけと3種のキノコを炒めてバターしょう油で味付けしたものを鮭に絡めました。
淡白な鮭には旨みや香りの強いキノコがとても良く合います。
キノコ類は数種類組み合わせると、それぞれの味の特徴がミックスされてより深い味わいになります。
組み合わせる分量に決まりはないので、冷蔵庫にたくさんしいたけがあれば多めに使っても問題ありません。切ると「多いかな?」と感じるかもしれませんが、キノコは炒めるとグンとかさがへるのでたくさん使っても大丈夫ですよ。
バターを加えてコクを出し、しょう油を回しかけて香ばしく仕上げましょう。
鮭はあまり火を入れすぎると硬くなってしまうので先に焼いて皿にとっておき、キノコを炒めてから再びフライパンに戻しいれるとふっくらして身も崩れずきれいに仕上がります。
まとめ
新鮮な秋鮭とキノコを使ったバターしょう油炒めレシピをご紹介しました。ふっくらした鮭に絡んだバターしょう油の味わいは絶妙で食欲の秋にご飯がすすむおすすめのメニューです!ぜひ試してみてくださいね。