夏の定番アイテム「ビーチサンダル」は、カジュアルで履きやすいので夏によく使っている方も多いと思います。最近では100均でも販売されているので、安く購入して手軽にビーチサンダルアレンジに挑戦することもできるのです。
今回は、ALL100均の材料でビーチサンダルのヒモ(鼻緒)部分をアレンジする方法をご紹介します。
必要な材料&道具
・ビーチサンダル
・サテンリボン(今回は幅12㎜を使用)
・デコレーションフラワー(鼻緒の装飾用・ダイソーで購入)
・ハサミ(リボンを切るので「布用裁ちバサミ」がオススメ)
・グルーガン
・グルースティック
※「グルーガン」と「グルースティック」を使った方が速く接着できますが、代わりに「木工用ボンド」で作る事もできます。
【失敗しない材料選び】
①ビーチサンダルはワンサイズ大きめを選ぶ
ビーチサンダルはメーカーによって若干サイズが違い、いつもの靴のサイズで選ぶと小さい場合があります。しかも今回のアレンジ法は鼻緒にリボンを巻き付ける方法なので、サンダルのサイズがキツイと、せっかくアレンジしたサンダルが履けないことも…。可能であれば試し履きをして、ある程度余裕のある履き心地のサンダルを選びましょう。(私は靴のサイズ24.5㎝で本当は25.5㎝のサンダルが欲しかったのですが、なかったので26.0㎝のサンダルを選びました。)
②リボンは柔らかい素材を選ぶ
リボンはビーチサンダルの鼻緒に巻きつけて使います。履いている時に素足に当たるので、サタン生地などできるだけ柔らかい素材のリボンを選びましょう。また、リボンの幅が短過ぎると巻く量が増え、途中でリボンを繋げる作業なども増えてしまいます。約1㎝前後の幅のリボンがオススメです。リボンの種類によっては染料が出やすいものもあるので、気になる場合は白色など無色を選ぶか、使う前に一度リボンを水で濡らして染料が出るか確かめてみてください。
③鼻緒の装飾は破れにくいものを選ぶ
今回は鼻緒の装飾に、ダイソーの手芸パーツ「デコレーションフラワー」を使いました。他にも、リボンやビーズ、造花などをつけても素敵だと思います。ただし造花などは種類によって「紙製」の場合もあり、それだと破れやすいです。「ナイロン」や「プラスチック」など多少の水にも強い素材を選びましょう。
「ビーチサンダル」のアレンジ方法
①ビーチサンダルの鼻緒にリボンを結ぶ
鼻緒の根本に、リボンを結びます。ポイントは、結んだリボンの先が上を向いていること。
※後で、リボンを鼻緒に巻きつけながら、リボンの先を隠していくので。
②鼻緒にリボンを巻きつけていく
上の写真のように、ビーチサンダルの鼻緒にリボンを通して、さらにリボンの輪部分にリボンを通し、リボンを引っ張り結びつけます。この作業を何度も繰り返し、鼻緒にリボンを巻きつけていきます。
始めの数回は、リボンの先を隠していくことを意識しながら巻きつけていきます。
③「②鼻緒にリボンを巻きつけていく」の作業を鼻緒の終わりまで続ける
②のリボンの巻き方を続けていくと、鼻緒にリボンの結び目ができていきます。リボンの隙間から鼻緒の地が見えると見た目が悪いので、隙間ができないように詰めてタイトにリボンは結んでいきましょう。
鼻緒の中央部分(前坪・まえつぼ)周辺は、特に隙間ができやすいので、やや詰め気味に意識してリボンを巻いていきましょう。
【もし、リボンが足りなくなったら?】
もし、巻きつけている途中でリボンが足りなくなったら、グルーガンをリボンに塗ってリボンをつなぎましょう。
リボンがつながったら、リボンの巻きつけの続きをします。鼻緒の上部分に、リボンのつなぎ目が見えると見た目が悪いのでその部分は重ねて巻きつけたり、リボンを切ってつなぎ目の位置が鼻緒の下側になるように調整しましょう。
④リボンの終わり部分はグルーガンで接着
リボンの終わり部分は、約1㎝程度グルーガンを塗って接着させます。
リボンの終わり部分の接着についての注意点は、接着する部分はビーチサンダルの鼻緒部分ではなく、リボン部分で接着すること。ビーチサンダル部分はグルーガンと相性が悪く、すぐ取れてしまいます。上の写真のように、リボン生地部分で重ねて接着する方が取れにくいです。
さらにリボンが外れにくくするために、鼻緒に巻きつけたリボンの始めと終わり部分のリボンの隙間数か所にもグルーガンを塗っておくと、より外れにくくなります。
【鼻緒をさらにアレンジ♪】
リボンを巻いた鼻緒にデコレーションパーツをつけると、さらにオシャレになります。
パーツの裏に、グルーガンを塗って接着します。すぐ取れないようにパーツの中心だけでなくグルグルと少し多めにグルーを塗りましょう。
鼻緒の中央部分からパーツをつけていくと、バランスが良くなります。
同じように、もう片方のサンダルも作れば完成です!
実際に履いてみるとこんな感じです。外で履くのはもちろんのこと、夏用のルームシューズとして活用もできます。今回ご紹介した方法を参考に、自分好みにビーチサンダルのアレンジを楽しんでみてください♪