近年の住宅事情は、国内のエネルギー事情や地球温暖化を考慮し、国を挙げて、新築住宅の省エネ化、ZEH化を目指して取り組んでいます。
しかし、現状は日本の家の90%が、現在の省エネ基準に満たしていないことを知っていますか?
低い断熱性能の既存住宅は、省エネだけでなく、冬の寒さを我慢するという暮らしの基本的な問題も抱えています。
断熱性能の低い住宅における暮らしのリスクとして、冷暖房エネルギーの無駄が多いだけでなく、暮らしの快適性や健康に支障をきたしたり、結露を原因とした建物の耐久性にも悪影響を及ぼすリスクがあります。
既存の住宅の断熱性能を上げるのは難しいと思うでしょうが、今からでも遅くありません。
ぜひ最新の断熱性能で、夏も冬も一年中、快適な室内環境を保ちませんか。
家族みんなにとって心地良い空間を手に入れましょう。
最新リフォーム!LIXILのSW(スーパーウォール)で断熱性能UP
スーパーウォール(SW)工法リフォームの基本コンセプトは、健康・快適・安全な暮らしのために、高断熱性能で、気密性能にこだわった高品質な住宅リフォームです。
建物全体を高性能断熱材で包み込むことで、冬は室内の暖かな熱を外へ逃がさず、夏は外からの熱の侵入を防ぎます。
部屋間の温度差だけでなく、吹き抜けや高天井の空間においても上下の温度差が少ないため、家全体を快適な室内環境に保つことができるでしょう。
断熱性能を上げるためのリフォームはイメージしにくいかもしれませんが、既存の家の断熱性能を診断し、最適な設計を行い、現場で確実に具現化してくれます。
住みながら可能なカバー工法リフォームや、大規模なスケルトンリフォームにも対応しているので、ぜひ相談してみましょう。
SW工法リフォームのポイント
壁断熱
既存の外壁はそのままで、カバー工法でSWリフォームパネル(硬質ウレタンフォーム断熱材)を外張りすることで、断熱性能をアップします。
外張り断熱により、柱などの木材が熱橋とならず、高い断熱性能を発揮してくれます。
築年数が経った木造住宅でも、家の中の寒さ暑さを軽減できるでしょう。
また、硬質ウレタンフォームが、壁の内部結露を抑えてくれますので、住まいの耐久性が向上するでしょう。
床断熱
床下側から断熱材を施工するため、スプレーで吹き付けるだけで、落ちずに密着してくれる吹付け硬質ウレタンフォームを採用しています。
床組の隙間を埋めることができ、気密を高めるのに適しています。
天井断熱
住みながらの断熱改修が可能な吹込み用グラスウールを採用しています。
軽い断熱材なので、天井への負荷が少なく、小屋裏空間に断熱材を厚く充填することができます。
開口部の断熱
一般住宅において、熱の出入りが一番多いのが開口部になります。
そのため、既存の窓の断熱性能を上げることが、家全体の断熱性能を上げることに繋がります。
既存の窓にプラスして、新たに内窓を設置することで、窓の断熱性能は上げることができます。
さらに、内窓のガラス仕様にこだわることで、さらに高断熱化を行うことができますし、外窓断熱、既存のガラス交換だけでも断熱性能はアップしますので、自分の住まいに適した方法を採用しましょう。
ドア交換
既存枠を利用し、新しいドアを枠ごと取り付けることができるカバー工法を採用することで、既存の壁や床を傷めることなく、短工期で断熱性能を高めることができます。
また、断熱性能を高めた上、家の顔である玄関のイメージを一新することで、新たな気持ちで新生活を送ることができるでしょう。
計画換気システム
一般的に換気を行う場合、窓開けや給気口から取り入れる外気と共に、外部の温度や湿度も一緒に取り込んでしまいます。
全熱交換型換気システムを採用することで、高効率の熱回収と湿度の交換で、室内の快適さはそのままに、理想的な換気を行うことができるでしょう。
また、空気汚染物質を90%以上カットし、PM2.5や花粉、カビの胞子、黄砂の侵入を抑制する効果もありますので、清浄な空気を24時間取り入れることができるでしょう。
まとめ
断熱性能をあげるためのリフォームは見た目には分かりにくく、生活が大幅に変わるものではありません。
しかし、永い人生において、健康で、快適で、安心安全な生活をいつでも当たり前に手にすることができます。
家全体を、家族みんなが快適に過ごせる空間にしたいですね。