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玄関前のアプローチをリノベーション!魅力溢れる空間にしたい


[#36 京都府 T様邸 注文住宅実例 サンヨーホームズ株式会社]

玄関前のアプローチとは、敷地境界線から玄関までの短い道のりのことを指します。

家の中を見ることができる人は限られていますが、外観やアプローチは誰でも見ることができる分、その家の印象を決める大事な部分です。 
管理された整った庭やアプローチを見た人は、この家の住人はしっかりした人だと想像するでしょうし、センスあるアプローチには、きっと家の内装もオシャレなのだろうと想像するものです。 
自由度の高い場所ですので、個性を活かしながらスタイリッシュにまとまったアプローチが年々増えてきていますし、玄関前のアプローチのデザインは、見た目以上に、防犯面でも大きく影響してきますので、オシャレで安全な玄関アプローチに仕上げたいですね。 
また、門扉のデザインや植栽の配置、小道の有無、駐車場の形状など、住む人の個性や生活スタイルによって自由に表現できる部分になりますので、バリエーションも多く、考えるのが楽しい場所でもあります。 
道行く人の視線からセンスや信頼感を得ることができ、安心で安全な生活を守るためにも、ぜひアプローチに力を入れて取り組んでみましょう。 
 

玄関前アプローチをセンス良く快適な空間にするために!

直線的なアプローチ

敷地境界線や門から玄関までの距離を考慮しながら、具体的に人の動きをイメージしてみましょう。 
直線にすれば距離は短く、シャープな印象になりますので、どんなテイストにも合いますが、特にモダンテイストとの相性が良いでしょう。 
しかし、単純な動線ですので、泥棒にとっては侵入しやすい家に見える可能性があるため要注意です。 
また、直線でつながっていることで、ドアを開けた時に家の中が見えやすいため、外からの視線を避けられるように、玄関ドアが隠れる位置に門扉や塀を配置すると良いでしょう。 
 

[#30 東京都 S様邸 注文住宅実例 サンヨーホームズ株式会社]
 

曲線的なアプローチ

カーブなどを使ってジグザグさせることで、アプローチに奥行を出すことができます。 
距離を長く見せることができますので、防犯対策にもなるでしょう。 
また、曲線のアプローチは柔らかい雰囲気になりますが、さらに通路沿いに花や植栽を配置することで、より柔らかく、奥行と立体感が増して見えることでしょう。 
 

[#39 神奈川県 T様邸 注文住宅実例 サンヨーホームズ株式会社]
 

階段やスロープでオリジナルを演出

近年では、老後に備えて階段より、スロープを取り入れる家庭が増えていると思いますが、階段でもスロープでも、高さを調整する部分が空間を立体的に見せてくれます。 
素材にこだわったり、色味やデザインを取り入れて強調することで、個性的な空間に仕上がることでしょう。 

[#26 大阪府 O様邸 注文住宅実例 サンヨーホームズ株式会社]
 

素材で個性を演出

アプローチ部分に使用できる素材はたくさんあり、敷石としてよく使われる御影石は和風建築と相性が良いでしょう。 
温かみのある茶系のレンガは洋風建築と良く合い、形や大きさが均一なため、積み上げたり、敷き詰めたり、アレンジの幅が広く、凝ったデザインにもチャレンジできるでしょう。 
他にも、枕木も通路に埋め込むことでデザイン性を出したり、縦に並べることで、ルーバーのような透かしのある塀の目隠しとしても活用することができるので重宝されています。 
他にも、タイルやコンクリート、化粧砂利、芝など、外構部分に使うことができる素材は多く、自分好みのアプローチになるよう工夫したいですね。 

[#11 愛知県 O様邸 注文住宅実例 サンヨーホームズ株式会社]
 

気を付けたいポイント

死角ができやすい場所に要注意

防犯面を気にする場合、四方を塀で囲みたいという人もいるでしょう。 
しかし、塀自体は堅固でも、実は他人からの目が無い分、死角が生まれやすいのも事実です。 
それを踏まえた上でも泥棒の出入りのしにくさで言えば、塀で囲むという方法が悪い訳ではありません。 
死角の部分に人感センサー付きライトや防犯カメラを設置することで対処しましょう。 
また、広い敷地や、長いアプローチ、入り組んだアプローチも同様に、人が潜り込めるようなデザインの場合には、死角部分に防犯対策を行いましょう。 
 

[#05 愛知県 Y様邸 注文住宅実例 サンヨーホームズ株式会社]
 

想定外を想像してみる

アプローチは室外ということもあり、室内のような滑らかで使いやすい素材にこだわる必要がない分、見た目だけを重要視してあまり深く考えず、デザイン重視で採用してしまう場合が多くあります。 
ちょっとした段差や隙間があることで転びやすくなったり、雨の日には通路部分に使用している素材が滑りやすかったり、アプローチに水が溜まりやすく、水はけが悪いなど、施工後に問題が発生する場合があります。 
そうならないためにも、表面に凸凹がある素材を用いることで滑りにくくしたり、微妙な勾配を付けることで水はけを良くするなど、施工業者さんに相談しながら工夫しましょう。 
 

まとめ 

家を建てたり、リフォームする際に、生活に直接影響がないため、玄関前のアプローチは後回しにされがちです。 
しかし、実際にはその家の印象を決めてしまう場所であり、防犯面で最初の砦となる重要な場所です。 
自由度も高く、個性を出しやすい場所でもありますので、ぜひこだわってみましょう。 

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