テレワークになって働き方が変わった方はたくさんいます。
働く場所はもちろん勤務時間や始業・就業時間に変化があった方も多いでしょう。
では、家事の負担はどうでしょうか?
・テレワークになっても家事負担は変わらない!
・テレワークになったら家事負担が増えた‥
奥様の方が家事負担が増えたと感じていることが多いようです。
できればテレワークなっても家事の負担は増やしたくないですよね。
今回はお互いにストレスなく過ごすための、夫婦の家事の分担方法をお伝えします。
【ケース別】テレワーク中の家事分担の決め方
2人ともテレワークの家庭もあれば、夫婦どちらかがテレワークの家庭もあります。
ケース別に夫婦の家事分担の決め方を考えていきましょう。
妻が専業主婦、夫がテレワークの場合
妻が専業主婦でいつも家事をほとんど負担しているという家庭です。
夫がテレワークで家にいる場合は、本来なら通勤している時間を家事に充ててもらうようにしましょう。
例えば通勤時間が片道30分なら、その時間内にできる家事をお願いします。
例えば、朝の30分ならゴミ出しや朝食のお皿洗いなどをお願いできます。
朝に家事をしてくれたなら、「昼食を作ってあげよう!」という気持ちになりやすいですよね。
子供も家にいる日は、食材の買い出しをする間だけ子供の面倒を見るのをお願いできたらいいですね。
その日は通勤時間1時間分の家事は大丈夫と伝えれば、子供の面倒をお願いしやすいでしょう。
☆POINT☆
・通勤時間を超えない範囲の家事をお願いする
・具体的にやってほしい家事をお願いする
・普段やらない難易度の高い家事はお願いしない(逆にイライラすることも)
妻がテレワーク、夫が出勤の場合
妻がテレワークで、夫が出勤の場合は普段と変わらない家事の分担になるでしょう。
普段の家事負担が妻70%・夫30%くらいなら、妻80%・夫20%くらいの分担にしてもいいですね。
通勤時間がないので夫の代わりにゴミ出しをしたり、終業時間が早いのでお風呂掃除を手伝ってもいいでしょう。
その代わりに仕事終わりに買い出しを頼むなどの交換条件があると、お互いにストレスなく家事を行えます。
☆POINT☆
・妻の家事負担を少し増やす
・外出が必要な用事は夫にお願いする
妻が出勤、夫がテレワークの場合
先ほどとは逆に妻が出勤して、夫がテレワークで家にいるケースです。
いつもは妻の方が出勤が遅くて帰宅が早いですが、夫がテレワークだと始業・終業共に1~2時間短縮されるとします。
普段の家事負担が妻70%・夫30%くらいなら、妻40%・夫60%くらい頼ってしまってもいいでしょう。
具体的には、夫が出勤してから妻がやっている家事や、夫が帰宅するまでに妻がやっている家事をお願いします。
例えば、洗濯物干し・部屋の掃除・洗濯物の取り込み&畳みなどですね。
家庭によって違うと思いますので、やることをリストにしてお願いしておくといいと思います。
また、日中使ったものは出しっぱなしにしないなどの、基本的なことも伝えておきましょう。
料理が得意なご主人には、掃除ではなく夕飯の支度をお願いしてもいいでしょう。
普段よりも夜の自由時間が長く過ごせるように、ご主人にも積極的に家事をしてもらってください。
☆POINT☆
・夫が通勤している間に妻がやっていた家事を任せる
・具体的にやることを書き出しておく
・夫の得意分野の家事を多めにお願いしておく
2人ともテレワークの場合
最後に2人ともテレワークでいるにいる場合です。
このケースも普段の家事負担が妻70%・夫30%とすると、テレワーク時は50%ずつの家事分担にできると理想的ですね。
難しい家庭は妻60%・夫40%くらいの分担を目指してみましょう。
具体的な家事を指定した方が、もめずにスムーズに分担できます。
また、2人ともテレワークの場合に問題になるのが昼食作りです。
2人とも昼休憩の時間が合う場合や料理が作れるなら、交代制で昼食作り当番を決めてもいいでしょう。
月火は妻・水木は夫・金曜は出前など、平等に分担できるとストレスが溜まりにくいです。
昼休憩の時間が合わない場合や、夫が料理を作れない場合は無理に一緒に昼食を食べなくていいでしょう。
それぞれが好きな時間に好きなものを食べていた方がストレスが溜まりません。
ただし、ご主人には通勤しているときと同様の昼食代を渡しておくなどの気遣いは必要です。
☆POINT☆
・具体的にお願いしたい家事を伝える
・昼食作りは曜日ごとの交代制で平等に
・無理に昼食時間を合わせず、各自で用意した方がストレスが溜まらない
家事を分担したら余計にストレスが溜まることも‥
中にはパートナーに家事をお願いしたら、逆にストレスが溜まったという方もいます。
たしかに効率が悪かったり、掃除をしてもきれいになっていないと「自分がやればよかった‥」と思うこともありますよね。
そんなときはイライラせずに、「こうやるといいかも!」とアドバイスをする広い心を持つことも必要です。
または、割り切って自分で家事を負担してしまいましょう。
その方が効率的にできるのであれば、イライラしなくなります。
まとめ
タイプ別に夫婦の家事の役割分担について考えてみました。
夫が普段から積極的に家事をしてくれる家庭はすんなりと分担できそうですが、ほとんど妻が家事をしている家庭はもめてしまうこともあります。
一気に色々お願いするのではなく、できそうなものから負担してもらって徐々に家事を増やしていくなどの作戦がおすすめです。
家庭に合った家事分担で、お互いストレスなくテレワークを行いましょう。