オシャレなのにどこか懐かしく、自然とあたたかい気持ちになれる場所ってありますよね。
そんなレトロな空間は、大人世代から見ると昔を思い出すようなノスタルジックな空間であり、子供世代から見ると、現代とは違った形や色使いが斬新な空間に見えていることでしょう。
ノスタルジックな不思議な空間は居心地が良く、長居したくなる人も多いのではないでしょうか。
レトロな雰囲気を活かしたショップやカフェが多いのも、お客さんにアットホームで居心地の良い空間を提供したいという意味があるのかもしれませんね。
そんな居心地の良い空間なのに、生活感溢れる自宅にレトロな雰囲気を取り入れるのは難しいと感じていませんか?
実際にはレトロな空間は、内装やインテリアなどに特徴があるので、意外とポイントを押さえて部屋作りを行えば、誰でも簡単に取り入れることができます。
きっと温かな雰囲気が家庭の空間によく合うことでしょう。
そのためにも、レトロな空間作りのポイントを押さえておくと良いでしょう。
上手なレトロな空間作り
色味が重要
一般的な住居は、どんな家具にでも合う爽やかな白い内装のことがほとんどです。
そんな部屋をレトロな空間にするには、面積の大きい家具や設備の色味にくすんだ色のものを取り入れると、レトロな雰囲気になりやすいでしょう。
レトロを表現するには、この色!といった決まり事は特にはないため、レトロポップと言われるような濃い色味のもので表現することもあれば、淡い色味でくすみがかったものを取り入れてレトロな空間を演出することもあります。
しかし、面積の大きいものにレトロなテイストを取り入れるのであれば、モスグリーンや、スモーキーブルー、くすみがかったイエローなど優しい色味で取り入れた方が、他のインテリアや小物をコーディネートする際に合わせやすいでしょう。
柄が重要
昭和レトロな柄と言えば花柄ですよね。アクセントに使うような大きな花びらの花柄ではなく、小花柄がレトロな空間にしてくれています。
ヴィンテージな家具
組み立てやすい、移動しやすい軽量な現代の家具と違い、ヴィンテージな家具は使用されている木材も厚く、木材そのものの表情が分かるような断面をしており、個性的なものがたくさんあります。
ヴィンテージな家具が空間にあるだけで、重厚感が増し、唯一無二の空間になることでしょう。
アンティークな照明
アイアンの黒色と、古材の深い茶色を組み合わせることでレトロな空間を演出しています。
その中に、鮮やかだけどくすみを感じるようなレトロポップな色味を用いることで、よりレトロな雰囲気を強調できるでしょう。
タイルや壁紙にこだわる
キッチンや洗面室、浴室など、昭和時代の水回りには、華やかなタイルが用いられていました。
また、壁紙も同様ですので、花柄であったり、色味を使用した幾何学の模様を用いたりと、華やかだけれども優しい雰囲気のあるものを取り入れることで、レトロな空間を表現してみるのも良いでしょう。
自分好みの内装を見つけるのも楽しそうですよね。
アート作品でアピール
レトロな雰囲気を演出する方法は色々ありますが、内装や家具など大きな部分を変えるのは大変ですが、絵や小物を取り入れる方法は比較的、簡単に誰でもマネできるのではないでしょうか。
出来るだけ歴史を感じるようなアートをたくさん飾ると、レトロな雰囲気に近づくでしょう。
特に額縁に趣きがあればあるほど良いでしょう。
シンプルと対局にある
近年、オシャレな部屋と言えば、生活用品を見せないスタイリッシュな空間が主流になりつつあります。
しかし、レトロな空間は真逆と言えるのではないでしょうか。
昭和時代の収納棚には扉がついていないものか、もしくは、細工があしらわれた擦りガラスの扉がオシャレ主流でしたので、部屋のアイテムを見せ、賑やかな雰囲気にした方がレトロを演出できるでしょう。
ユーズド感をカッコよく演出
和箪笥や衝立など、和の雰囲気を持った家具は、レトロな雰囲気を出しやすいアイテムになります。
最近では、レトロな部分を活かしながら、古民家をリフォームしたり、DIYして再利用するのが流行っています。
カフェとして再利用されることも多く、落ち着く憩いの場としても人気があります。
まとめ
レトロな空間はどこか懐かしく、温かみがあり、その空間に長く居たくなるような不思議な空間です。
現代とは異なるオシャレな雰囲気が、自分の現実的な生活に合うのかと尻込みしてしまうかもしれませんが、実は温かな雰囲気は家庭にぴったりなのです。
ぜひレトロな空間にチャレンジしてみましょう!