お花見シーズンが近づいてきました。春の訪れに気持ちもワクワクしますね。お弁当を持って出かけるには少しまだ肌寒い3月は、お家でお花見気分を楽しむのもひとつです。そこで今回は、手軽に作れてお花見気分も満喫できる「関東風桜もち」レシピをご紹介します。
関東風桜もち
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材料
- 薄力粉 60g
- 白玉粉 20g
- 砂糖 20g
- 水 120g
- 食紅 少々
- こしあん 200g
- 桜の花塩漬け 10個分（塩抜きしておく）
作り方
1
ボウルに白玉粉と砂糖を入れ、水を加えて溶き混ぜる。
2
薄力粉をふるいにかけながら１に加えて混ぜ合わせる。
3
食紅を少しずつ2に加えて都度混ぜ合わせ、淡いピンク色になったら15分ほど冷蔵庫で休ませる。
4
あんこを20gに分けてそれぞれ俵形に丸めておく。
5
フライパンを弱火にかけ、小さめのお玉1杯分を小判形に流し入れて両面焼く。
6
皿にとり、冷めたらあんこを包んで桜の花塩漬けをトッピングする。
メモ
桜もちの生地は混ぜ合わせた後、少し寝かせることでなめらかにまとまります。
生地に混ぜ込む食紅は、極少量を振りかけて混ぜながら様子を見ましょう。わずかなピンク色くらいで止めると、焼き上がった時にうっすら桜色に色づいて上品な仕上がりになりますよ。
関東風桜もちは手軽で簡単！
桜もちには関西風と関東風があります。
関西風は蒸したもち米を乾燥させた「道明寺粉」を使用してあんこを包んだもので、関東風はクレープ状の生地であんこを巻いたもの。関西風は道明寺粉のツブツブの食感が特徴的なのに対し、関東風はモチッとした生地で食感や見た目が違いますが、どちらも短い桜の季節を楽しませてくれる春の和菓子です。
今回は、身近なスーパーでも手に入る材料で簡単に作れる関東風桜もちレシピをご紹介しました。
生地を混ぜてフライパンで焼くだけ、ととても手軽ですのでぜひ試してみて下さいね。
桜の花塩漬けで春の味わいがアップ！
桜もちに欠かせないのが桜の葉や桜の花塩漬けです。ほんのり広がる桜の香りと塩気が、桜もちを美味しく仕上げてくれます。
今回は、トッピングに桜の花塩漬けを使用しました。
桜の花塩漬けは、名前の通り桜の花を塩をまぶして漬け込んだものです。
お祝いの席で桜湯にして飲んだり、ごはんに混ぜ込んだりするほか、塩抜きをしてクッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子やあんパンにトッピングするなどいろいろな用途に使えて、桜の季節の食事に彩りと味わいをプラスできます。
今回のように桜もちのトッピングに使用する際は、サッと流水で塩を洗い流してから水を張ったボウルに15分程度つけて塩抜きをしてから使います。
甘い生地とあんこに適度な塩気がマッチしますので、あまり長くつけすぎないようにしましょう。
ダイニングでお花見気分を楽しもう
今回のレシピは桜もち10個分です。少ない材料でたくさんできるのも嬉しいですね。
桜もちの盛り付けには、ほのかな桜色に色づいているのがよく分かるよう白いお皿を使用し、バランスよく並べてセッティングしましょう。
テーブルの中央に置いてお茶を用意すれば、ダイニングで気軽にお花見気分が楽しめます。
また、桜の季節には花びら型の小皿やピンク色の食器が雑貨屋さんや100円ショップなどにもたくさん並んでいます。
下の写真のように、取り皿に花型の小皿を使用するのも季節感が出て楽しいですね。
まとめ
ほのかな桜の香りと塩気が口いっぱいに広がる桜もちレシピはいかがでしたか。
関東風桜もちは身近な材料で自宅でも簡単にできて、春の味わいを満喫できます。また、一度にたくさん作ることができるのでお土産や差し入れにも最適ですよ。
今年の春は、手作りの和菓子でお花見気分をぜひ自宅でも楽しみましょう。
