佐賀県内には10の市があります。
佐賀県内の市における住宅関連補助金について自治体ごとに紹介していきます。
佐賀市
| 制度 | 補助内容 | 補助金額 |
| 空き家改修費助成制度 | 空き家を有効活用し定住促進を図るため、市の空き家バンク制度に登録された物件の改修を行う者に対して改修費を助成 | ・空き家の改修経費に要した経費の2分の1に相当する額（上限50万円）
・不要物の撤去に要した経費の2分の1に相当する額（上限10万円） |
| 移住支援金 | 東京圏から佐賀市に移住し、起業や就職をされた方に、移住支援金として単身移住60万円、世帯移住100万円を支給 | 単身移住60万円
世帯移住100万円を支給 |
佐賀市は移住に対する補助金が充実しています。
唐津市
| 制度 | 補助内容 | 補助金額 |
| 省エネ改修工事による固定資産税減額制度 | 建築物の省エネ対策促進のため、一定の省エネ改修を行った住宅は、翌年度の固定資産税を減額 | ・改修した家屋の床面積が120平方メートル以下の場合：固定資産税を3分の1減額
・改修した家屋の床面積が120平方メートルを超える場合：120平方メートル相当分について3分の1を減額 |
| 空き家改修費補助 | 市内にある空き家を有効活用し定住促進を図るため、唐津市空き家バンク制度に登録された物件の改修を行う人に対して補助 | ・空き家の改修経費に要した経費の2分の1に相当する額（上限50万円）
・不要物の撤去に要した経費の2分の1に相当する額（上限5万円） |
唐津市は空き家など、古い住宅の回収に補助を厚くしています。
鳥栖市
| 制度 | 補助内容 | 補助金額 |
| 耐震改修補助 | 市内にある1981年5月31日以前に建築された木造住宅が対象とした耐震改修工事費を助成 | 耐震改修工事に係る費用の額、または、延床面積に3万3,500円を乗じた額のいずれか低い額に23％を乗じた額を補助（上限60万円） |
鳥栖市は住宅関連の補助や移住の補助などはありません。
耐震改修を行う場合だけ上限60万円の補助を受けることができます。
多久市
| 制度 | 補助内容 | 補助金額 |
| 子育て・若者世帯定住奨励金 | ・延べ床面積60平方メートル以上で取得価格が500万円以上（取得後6月以内のリフォーム代を含む）の住宅を取得され定住される世帯 ・中学生以下の子がいる世帯または申請者もしくは配偶者が40歳未満の世帯へ奨励金を補助 |
・定住奨励金 20万円/世帯
・加算金 20万円/転入加算（5年以上市外に居住されている場合） 10万円/子育て加算（中学生以下の子ども一人あたり） |
| 空き家リフォーム補助金 | 市内にある空き家を有効活用し定住促進を図るため、唐津市空き家バンク制度に登録された物件の改修を行う人に対して補助 | ・リフォーム補助金 リフォーム代の50％（上限50万円）・加算金 不要物処分加算・・・家財道具の処分に要する経費の50％（上限10万円） |
| 親元同居増改築補助金 | 申請者または配偶者の親族（三親等以内）が市内に所有する住宅を増改築して、市内に居住している親・祖父母世帯と同居を始める世帯に増改築代金ほ補助 | ・増改築等補助金：増改築の代金の3％ ・加算金 30万円/地元業者加算 20万円/転入加算（5年以上多久市外に居住していた場合） |
多久市は移住支援に力を入れています。
定住や、空き家のリフォーム、三世代同居などで補助を受けることができます。
また、移住に伴う家賃補助なども充実しています。
多久市への移住を検討している人は市役所へ確認しましょう。
伊万里市
| 制度 | 補助内容 | 補助金額 |
| 新築購入移住奨励金 | 伊万里市へ住宅を購入し、転入する世帯に対して助成 | ・転入奨励金：30万円(施工業者又は販売業者が市外に事務所を有する場合は20万円)
・18歳未満の子ども1人につき20万円(上限60万円) ・特定地域に住宅を購入した場合10万円 |
| 空き家購入移住奨励金 | 伊万里市へ空き家バンクを通じて住宅を購入し、転入する世帯に対して助成 | ・転入奨励金：30万円
・18歳未満の子ども1人につき20万円(上限60万円) ・特定地域に住宅を購入した場合10万円 |
| 空き家改修移住奨励金 | 伊万里市へ転入し、空き家バンクを通じて購入した住宅を改修する世帯に対して助成 | 改修工事費等の50％（上限50万円） |
伊万里市は移住や空き家活用に対して力を入れています。
また耐震改修などについても助成を行っているので詳しくは市役所へ問い合わせてください。
武雄市
| 制度 | 補助内容 | 補助金額 |
| 定住支援金 | 市外から転入し、住宅を新築または中古住宅・空き家を購入等して定住される方に対し、補助金を交付 | 20万円/世帯 |
| 定住アシスト奨励金 | 市への転入を検討している方に対して、契機の提供等を行ってくださった市民の方に対し奨励金を交付 | 1万円 |
武雄市では定住する世帯に対してだけでなく、定住するきっかけを作った武雄市民に対しても奨励金を出すほど定住に力を入れています。
鹿島市
| 制度 | 補助内容 | 補助金額 |
| 空き家活用事業助成金 | 空き家改修にかかる費用を補助 | 改修費の1/2を助成（上限50万円） |
| 住宅の耐震改修事業費の補助 | 耐震性が不足していた場合、耐震性を確保するための耐震補強工事費用を補助 | 補助対象経費の23％以内（上限40万円） |
鹿島市で耐震改修事業費の補助を受けたい場合には耐震診断を受ける必要があります。鹿島市では耐震診断にかかる費用の補助も行っているので詳しくは市役所へ確認してみましょう。
小城市
| 制度 | 補助内容 | 補助金額 |
| 空き家改修費助成事業補助金制度 | 「小城市空き家バンク」に登録された空き家を購入した人が行う空き家の改修工事などに要する経費に対し、補助金を交付 | 補助対象事業費に2分の1を乗じて得た額（上限50万円） |
| 小城市木造住宅耐震診断事業費補助 | 市内にある木造住宅の所有者などが実施する当該住宅の耐震診断、耐震改修の費用の一部を補助 | ・耐震診断 現況図面がある場合 自己負担額2万円（診断費用6万円のうち4万円を補助）現況図面がない場合 自己負担額3万円（診断費用9万円のうち6万円を補助） ・耐震改修 |
小城市も空き家活用と耐震改修に補助を行っています。
古い建物を直したい、空き家を活用したいという人は市役所に相談するとよいでしょう。
嬉野市
| 制度 | 補助内容 | 補助金額 |
| 子育て世代HappyWelcome引っ越し応援金 | 18歳未満の子どもがいる家庭（妊娠中で母子健康手帳の交付を受けている方もOK）の方が、引っ越し業者を使って嬉野市内に引っ越しを行う場合、支払った引っ越し費用を補助 | 最大10万円 |
| HappyWelcome子ども応援金 | 18歳未満の子どもがいる家庭（妊娠中で母子健康手帳の交付を受けている方もOK）の方が、嬉野市内に引っ越してこられた場合に応援金を支給 | 子ども1人につき2万円 |
| HappyWelcome孫ターン応援金 | 祖父母の家が嬉野市内にあって、嬉野市内に住んだことがない孫がIターンで転入した場合に応援金を支給 | 10万円 |
| HappyWelcomeお婿さん応援金 | 妻の実家が嬉野市内で、嬉野市に住んだことのない結婚5年以内のお婿さん（婿養子でなくてもOK）が嬉野市内に引っ越してくる場合に応援金を支給 | 10万円 |
| HappyWelcome女子ターン応援金 | 嬉野市内に住んだことのない50歳未満の単身女性が、移住を目的として嬉野市内に引っ越した場合に応援金を支給 | 10万円 |
| 起業チャレンジWelcome応援金 | 嬉野市外に3年以上住んでいる方が、嬉野市内に引っ越して2年以内に市内で起業した場合に補助金を支給 | 最大100万円 |
| HappyWelcome住宅取得応援金 | 嬉野市外に3年以上住んでおり、嬉野市内に住宅を持っていない方が、嬉野市内に新しく住宅を購入して移住される場合に応援金を支給 | 50万円以上（条件によって金額の相違あり） |
嬉野市では子どもや若者の移住に非常に力を入れており、その補助の充実度は佐賀県No1と言っても過言ではありません。
定住や住宅取得だけでなく、起業に対して最大100万円もの補助を受けることができるのはかなり大きなメリットです。
仕事場を問わないIT分野などで起業を検討している人は、転居して企業するだけで資金を受け取ることができる嬉野市での企業を検討してもよいでしょう。
神埼市
| 制度 | 補助内容 | 補助金額 |
| 定住促進住宅取得補助金 | 定住を目的として神埼市内に住宅を取得された方に補助金を交付 | 20万円 |
| 三世代・新婚世帯同居等促進住宅リフォーム支援事業補助金 | 子育て世帯又は新婚世帯と親世帯が子育て介護等で協力できる環境を整え、市内で同居又は近居するために住宅リフォーム工事を行う者に対し、補助金を交付 | 対象工事に要する費用×１／３（上限50万円） |
| 神埼市若者応援家賃補助事業補助金 | 神埼市内への若者の定住を促進し、地域の活性化を図るため、神埼市内の賃貸住宅居住に係る経費に対し、補助金を交付 | 家賃から住宅手当を控除した額 × 1／2（月額上限1万円） × 最長24か月 |
| 神埼市空き家改修費助成事業補助金 | 神埼市空き家・空き地情報登録制度（空き家・空き地バンク制度）を活用して、空き家を購入または賃貸もしくは賃借した方が行う空き家の改修等に要する経費に対し、予算の範囲内で補助金を交付 | ・空き家の改修 経費の1/2（限度額50万円）
・不要物の撤去 経費の1/2(限度額10万円) |
神埼市も定住支援に力を入れています。
住宅取得や住宅改修だけでなく、賃貸住宅の家賃補助を受けることができるのも非常に特徴的だと言えるででしょう。
