リフォームやリノベーションをする時、部屋の模様替えをする時など、自分の家や部屋をどんな雰囲気にしたいのか考えることがありますよね。
「スタイリッシュでモダンな空間にしたい」「フレンチカントリー風で可愛い部屋にしたい」など、自分だけの好みやこだわりがあることでしょう。
色んなテイストがある中で、和風のテイストはとてもオススメです。
日本人にとって畳みや障子などの和の内装は馴染み深く、自然と心が落ち着く気がしませんか?
実際に和風の内装は、年配の方から若い人まで時代に関係なく、根強い人気があるのが特徴的です。
そして、マンションや戸建てなど建物の種類に関わらず、日本の建物にとてもマッチするので、自然に取り入れることができるでしょう。
和モダンで情緒溢れる空間を演出したい!
和風のテイストの中でも「和モダン」とは、畳みや障子などを使用した和の内装に、現代的なスタイリッシュさを加えたものになります。
本来のモダンテイストは洗練されたオシャレな空間で、どこか無機質でかっこいい雰囲気を感じるのですが、和モダンは洗練された雰囲気の中、どこか昔ながらの日本家屋を思わせるような心が穏やかになる空間です。
日本伝統の建築様式に、現代の最新スタイルを織り交ぜたスタイリッシュなデザインは、時代に関係なく、幅広い人に人気があるでしょう。
和の象徴である木とアクセントカラーの調和
日本建築の象徴である木材と、モダンテイストの象徴である白や黒のモノトーンでアクセントを付けることで、和モダンを演出することができます。
木とアクセントカラーの割合が難しいところですが、木の面積に対して、アクセントカラーの方が多すぎてしまうと、和モダンとはかけ離れてしまう可能性があります。
あくまでも木材を主役として、取り入れる分量を検討していきましょう。
木の格子を上手に活用
木の縦格子は設置するだけで、和モダンを強調してくれるアイテムです。
そして見た目だけではなく、窓から直接、光を通すのではなく、格子を挟むことで柔らかな光が入り、明るすぎずリラックスできる雰囲気になることでしょう。
和モダンに合う設備器具を選び
年々、住宅設備の進化が顕著ですが、設備の利便性や操作性以外に、デザインの幅も広がってきています。
種類や色のバリエーションが増え、どんなテイストの部屋にでも合わせることが可能な時代ですので、妥協することなく、イメージ通りの設備を見つけたいですね。
また、住宅設備の中でも、システムキッチンやキッチンカウンター、キッチン上部の収納棚は特別で、人の目に触れる機会が多い設備になります。
キッチン周辺の設備のテイストが合っていないと、せっかく統一されていた空間も台無しになってしまいます。
特に人の目に付く場所は、細かい所まで妥協しないようにしたいですね。
シンプルな空間に和のアクセント
一見、普通の空間かもしれませんが、よく見るとカウンターが特徴的な木材で出来ており、窓枠がモダンな仕様になっています。
そして、ソファの形が部屋のアクセントになるように、現代アートのようなスタイリッシュで独創的な形になっています。
モダンスタイル自体が非常にスッキリとした演出ですので、雑多にインテリアを置かず、木材を上手にアピールできれば、意外と簡単に出来てしまうのが和モダンなのです。
ぜひ挑戦してみてください。
モダンな家具を設置
部屋に設置する家具や、壁に設置する飾り棚などに木製のものを取り入れることで、和風にすることは簡単です。
しかし、木の素材だけでは、和モダンとは言い難いので、上手にアクセントカラーを使った家具を選んだり、縦や横に等間隔で棚が設置してあったりなど、ひと工夫されたものを選ぶと良いでしょう。
背の低いインテリアを設置
モダンテイストはとにかく部屋をスタイリッシュに見せる必要があります。
そのため、背の高いインテリアよりも、背の低いインテリアの方が空間を広く感じることができ、スッキリとするでしょう。
インテリアを選ぶ際には、背の高さも意識してみましょう。
まとめ
家や部屋は自分や家族だけの空間であり、自分のこだわりやルールの中で生活を楽しめる場所であります。
外の世界でのメリハリのある時間の流れ方とは違い、家の中では心が落ち着いた状態でゆったりとした時間を過ごしたいですよね。
昔から馴染みがある和風の内装でホッとする人もいれば、モダンテイストな部屋のようにスタイリッシュな部屋に安らぎを感じる人もいます。
二つのテイストの良い所を活かしながら、ステキな空間にしたいですね。