都心や駅近、新築にこだわらず、広さや住みやすさを求める住まいの選択が増えてきました。
これまでと違う住まいかたの変化も始まっています。
{今後の住まい}
家族みんながワクワクするコトは?
ステイホーム期間を経て、今住まいに求められることは変化の渦中にあります。家は寝に帰るだけの場所ではなく、人生の土台を築くかけがえのない場所。
先の見えない不安が続く中では、家族がひとつになって楽しめる行事をつくり、思いきり実現できるスペースをつくることがマイホームの大切な目的となりそうです
自分たちが一番元気になれるコトは何でしょうか?家族それぞれの願いをしっかり見定めて、それができるホームスペースを実現していきましょう。
{家時間を楽しく①}
好きなことを好きなだけ!フリースペース
住まい空間の中で自分が続けている趣味やライフワークを実現できたら、どんなに素敵でしょうか。3密の心配から自由な外出がしにくいなら、自宅の中にそうしたフリースペースをつくるのも一案です。
いつでも創作活動に集中できるアトリエや、思いきり楽器演奏やコーラス練習ができる音楽スタジオ、必要な運動器具だけをセレクトしたホームジムなど、用途に応じた独立性や防音性を備えた空間をつくると、日常生活が驚くほど豊かになります。
{家時間を楽しく②}
家にいながらアウトドアを楽しむ
ステイホーム中に人気だったのが、庭やバルコニーにテントを張った自宅キャンプ。アウトドアを楽しむことは、大人も子どもも共通してワクワクする体験です。外空間と一体化したテラスデッキや、庭や玄関からつながる中庭など、室内にいながら外の気配が感じられる工夫を取り入れてみませんか。
普段あまり使わないベランダや裏庭、縁側なども、少し手を加えると屋外と上手につながる活用法が見つかるかもしれません。
{街の魅力を知る}
今まで気づかなかった地元とのおつきあいを
近所を散策する時間が増えて、今まで見逃していた商店街やお店、公園などに気づいたという人も多いかもしれません。
住まいだけでなく、街の魅力は住み心地を左右する要素。地元の教室に通ったり、貸農園を利用したり、これまでにない街とのおつきあいが深まれば、日常生活もうんと豊かになります。今の住まいの価値を再発見するためにも、地域情報にアンテナを張りましょう。