一日の疲れを取るバスタイムは、心もからだもリラックスして過ごしたいものですね。バスルームにもグリーンを置きたいけれど、湿度や温度が高いので難しいのでは?と思っている方におすすめの観葉植物があります。今回はその中から、小さな葉っぱが可愛いアジアンタムをご紹介しましょう!
アジアンタムとはどんな植物?
シダ植物であるアジアンタムの原産地は熱帯アフリカ・熱帯アメリカで、世界の温帯から亜熱帯に分布しています。薄い小さな葉がたくさん付いて、繊細で可憐な雰囲気を持っているので、とても人気がある観葉植物です。ただ、葉が薄いので乾燥に弱く、直射日光に当たると葉がチリチリになって枯れてしまいます。このように高温多湿を好み、日陰を好む性質から、まさにバスルームのような場所におすすめの観葉植物なのです。
アジアンタムの管理
日当たり
アジアンタムは耐陰性があるので、屋内で育てるのに向いています。葉が薄く乾燥しやすいので、強い直射日光は避けましょう。小窓があるバスルームであれば大丈夫ですが、窓がなく一日中暗いバスルームの場合は、時々明るい場所に置いて光を当てるようにしてください。
温度
もともと温帯から熱帯に分布しているため高温多湿を好みます。しかし寒さには少し弱いです。冬場は室内に置けば大丈夫ですが、5℃以下にならないようにできるだけ暖かい部屋で管理しましょう。換気のために日中に窓を開けておくようなバスルームの場合は、冬場だけはリビングなどに場所を移動すると、寒さで枯れることもなく安心です。
アジアンタムの育て方
水やり
アジアンタムは乾燥に弱く、水切れを起こすと葉がチリチリになってしまいます。この状態になった葉は、後からいくら水を与えても元通りにならず、枯れてしまうので気を付けてください。テラコッタなどの素焼きの鉢より、プラスチック鉢の方が乾燥防止に向ていています。夏と冬の水の与え方について詳しく説明しましょう。
夏の水やり
夏は特に水やりに気を付ける必要があります。水切れが起こりやすくなるので、土が乾ききらないうちに十分な水を与えるようにしましょう。1日に2回、気温か低い朝と夕方に水やりをしてください。葉の乾燥を防ぐために、こまめに霧吹きで葉水をかけると安心です。
冬の水やり
冬の寒い時期は生育もゆっくりしたスピードになるので、水やりの回数は少なくて大丈夫です。しかし乾燥すると枯れてしまうので、冬場も定期的に水やりが必要になります。土の表面が乾いてきたら、十分水を与えましょう。また霧吹きでの葉水は冬も欠かせません。夏と違って気温が低い冬の間は、気温が上がる日中が水やりに適しています。
肥料
肥料を与えると生育が活発になって、葉の緑色も鮮やかになり美しい状態を保てます。ただし肥料の与え過ぎは根を痛める原因になるので、月2回程度で薄い液体肥料を与えましょう。寒い冬の時期には、肥料は特に必要ありません。
植え替え
鉢の中が根でいっぱいになっていると、十分な保水性が保てずに土が乾燥しやすくなります。2年に1回を目安に植え替えしてください。植え替えに適した時期は5~6月頃です。そのときに株が大きく育っていたら、株分けして簡単に増やすこともできます。株分けしたての苗は強い日差しを避けて、乾燥に気を付けながら日陰で管理するようにしましょう。
アジアンタムの風水
リラックス効果
しなやかに流れるような美しい葉を持つアジアンタムは、気持ちを落ち着かせ、精神を浄化してくれる効果があるとされます。アジアンタムをパスルームに置くとその効果が発揮されて、お風呂にゆっくりつかりながら一日の疲れを癒せますよ。仕事や人間関係でイライラすることがあった日でも、アジアンタムの優しい雰囲気が心を安定させてくれるでしょう。
恋愛運アップ
空気を浄化する効果を持つアジアンタムは、停滞する「悪い気」を取り除き、人間関係などの運気アップに一役買ってくれて恋愛運も向上します。ゆったりとした時間を過ごすバスルームに置くと、新しい出会いがあったり、人間関係のマンネリを解消したりできるかもしれませんね。
金運アップ
小さな丸い葉っぱは金運アップの効果をもたらすといわれます。特にバスルームのような水回りに置くと、無駄なお金が湯水のように流れていってしまうのを防いでお金を貯めることができます。金運に関係が深い西方向にバスルームがあれば、より一層金運アップの効果が期待できますよ。
まとめ
細かな丸い葉が涼しげで、おしゃれなグリーンインテリアとして大人気のアジアンタム。水やりに少し気を付けなければいけないので、バスルームのように水やりしやすい場所に置くのがおすすめです。見た目もとても可愛らしく、風水的にも家に幸運の風を呼び寄せるアジアンタムを、ぜひバスルームに飾ってみてください!