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緑と暮らそう!初心者でも簡単にできる苔テラリウム

湿った場所に生える苔は、ミクロの世界のかわいい生き物として、最近その人気が急上昇中です。特に苔を愛する女性のことを「苔ガール」と呼び、今や苔ガール向けの旅行ツアーまで企画されているほどです。今回はその人気の苔を自宅でも育てられる苔テラリウムについて、作り方から栽培方法まで詳しくご紹介しましょう!

苔テラリウムとは


テラリウムとはガラスの容器などで植物を栽培する技法です。その中でも特に苔類を中心に植えて、小瓶の中に小さな森のような自然界を作り出す苔テラリウムが女性を中心に人気が高まってきています。手のひらに載るコンパクトなサイズなので、広い庭がないマンション住まいでも気軽に緑を楽しめます。テラリウム向きの苔を選べば、ほとんど手間いらずで育てやすく、初心者でも簡単に始められておすすめです。
 

苔テラリウムの作り方

 

必要な材料


 

容器
専用のガラス容器もありますが、お気に入りのコップやジャムの空き瓶でも使えます。口が広めの容器の方が作業がしやすいのでおすすめです。蓋があれば密閉して容器内の湿度を保つことができます。
 


庭や道端に生えている苔を利用してもいいですし、園芸店などでも育てやすくて苔テラリウムに向いている品種を販売しています。特にこの苔を育てたい!というときには、通販で簡単に手に入ります。
 


苔を植え付けるための用土には、小粒の赤玉土や富士砂が適しています。また土の代わりに、表面に凹凸がある溶岩石や軽石に直接植え込む方法もあります。
 

ピンセット
ピンセットは容器の中に苔を植え付ける際に必要です。もしピンセットが家にない場合は、箸で代用することもできます。
 

霧吹き
霧吹きは苔に水を与えるために使います。小さな苔を傷めないように、優しく吹き掛けてあげましょう。
 

飾り物
ミニチュアの動物やキノコなどがあれば、よりいっそう森のイメージに近づきます。また小石や流木もナチュラル感アップの効果があります。
 

作り方


1.用土を十分湿らせて容器に入れる。少し起伏を付けると自然界に近い雰囲気が出る。
2.苔を必要な分だけカットして、ピンセットでそっとつまみ、用土に軽く押し付けるように植え込む。
3.小石やミニチュアの飾り物を配置する。
4.上から苔や用土に霧吹きで水を掛ける。
 

苔テラリウムの管理

 

置き場所

苔テラリウムは室内の明るい場所に置いてください。苔は日陰に生える植物ですが、ほかの植物と同様に光合成をするので光が必要です。ただし、直射日光には当てないようにしましょう。もし室内に明るい場所がない場合は、LEDライトなどを使って1日に8~10時間程度の人工照明でも育てられます。
 

水やり

2~3週間に1回、霧吹きでコケの表面を湿らせるように水を与えてください。水をやり過ぎると容器の底に水が溜まって苔が傷んでしまいます。特に気温が高くなると水分が蒸発しやすいので、夏場などは湿り具合をよく観察して適宜水を与えましょう。
 

温度

苔は低温には強く、高温でも30℃程度までは大丈夫です。それ以上気温が高いと、狭い容器の中で蒸れて弱ってしまうので、夏場の高温期は室内の涼しい場所に移動すると安心です。
 

肥料

苔は特に肥料を必要とはしませんが、狭い容器の中では栄養が不足することもあります。成長期の春と秋に、薄めの液肥を霧吹きで掛けてやると元気に育ちます。
 

掃除

テラリウムの中は湿度が高いのでカビが生えやすいです。ときどき容器の内側をティッシュペーパーなどで拭いておくとカビの発生を抑止できます。苔や用土の上にカビが生えているのを見つけたら、ピンセットでこまめに取り除きましょう。
 

育てやすい苔の種類

 

ヒノキゴケ


フサフサとした触り心地のいい苔で、「イタチのシッポ」とも呼ばれています。暑さや寒さに強くて育てやすく、初心者におすすめです。背丈が高くなるので、容器の背面に植えると小さな木のようにも見えます。伸び過ぎた葉や変色した部分はこまめにカットして、きれいな状態を保ちましょう。
 

タマゴケ


玉のような丸い胞子体を付けるのでタマゴケという名前が付いています。明るい緑色がきれいで、かわいらし雰囲気がある苔です。暑さには少し弱く、特に夏は温度管理に気をつける必要があります。
 

スギゴケ


スギゴケはお寺などの庭によく使われていて、日当たりのよい明るい場所を好みます。名前通り、小さな杉の木のような容姿です。どんどん上に伸びて行くタイプなので、大きくなり過ぎた場合は穂先を剪定しましょう。
 

ホソバオキナゴケ


苔テラリウムのほかに盆栽にもよく利用され、「山ゴケ」とも呼ばれています。湿度を好みますが、過剰に湿った状態は苦手です。成長はゆっくりしていますが、とても育てやすく初心者向けです。
 

まとめ


お気に入りのガラス容器の中に土と苔を入れるだけで、初心者でも簡単にできる苔テラリウム。苔を育てる喜びと森を再現するように飾り付ける楽しみがあって、癒しグッズとして人気が高まっています。身近に生えている苔でも始められて低コストでできますよ。また通販などで必要な材料がセットになったキットも販売されているので便利です。ぜひ手のひらサイズの小さな植物園を作ってみましょう!


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