姿形がユニークなエアプランツを部屋に置きたいけれど、どうやって育てればいいの?本当に土も水もいらないの?と疑問を抱かれている方へ、育て方のコツを知ればだれでも簡単に育てられますよ!置き場所を選ばないので、風水効果をねらってお部屋の好きなところに飾ることもできます。今回はエアプランツの育て方や風水についてご紹介しましょう。
エアプランツの育て方
水やり
「土も水もいらない」といわれるエアプランツですが、実は水を好む植物なので水やりは大切なポイントです。もちろん普通の観葉植物のようにひんぱんに水を与える必要はありません。水やりの方法には、霧吹きでスプレーする「ミスティング」と水に浸す「ソーキング」という方法があります。乾燥に強いか弱いかという特徴をよく調べて、性質に合った水やり方法を心がけましょう。
ミスティング
乾燥に強い品種は週1回程度のミスティングだけで大丈夫です。エアプランツ全体が十分濡れるように霧吹きで水をスプレーします。あとは自然に乾くのを待ちましょう。エアプランツは夜間に葉から水分を吸収するので、ミスティングする時間帯は夕方から夜にかけてがおすすめです。
ソーキング
ソーキングとはバケツやボウルなどの大きめの器に水をはり、その中にエアプランツをつけることです。ソーキングを行う目安は月1~2回程度が良いでしょう。また、乾燥した日か続いて葉先が乾燥してカサカサになっているときや、旅行や仕事で留守にしていて水やりができなかったときなどにもソーキングが効果的です。
温度
エアプランツは20~30℃の気温で活発に生育します。耐寒性は若干弱いので、気温が10℃以下になる冬場は暖かい部屋に移動しましょう。
日当たり
エアプランツは太陽の光を好むので、日当たりのいい明るい場所に置きましょう。日陰では生育が悪くなり、間延びした姿になってしまいます。ただし真夏の直射日光は葉焼けする可能性も高く危険です。レースのカーテンなどで強い日差しを遮るようにしてください。
肥料
肥料は特に必要としませんが、月に1回程度、3000倍ほどに薄めた液体肥料をミスティングやソーキングの時に使う水に混ぜおくと効果的です。肥料の頻度や濃度を高めると、肥料焼けを起こしてかえって株が弱まります。また、肥料を与えるタイミングとしてお勧めするのは春と秋です。この時期に肥料を与えることでエアプランツの生長を促して、株がいっそう元気になり花も咲くようになります。
エアプランツの風水効果
マイナスイオンを調整する
エアプランツはマイナスエネルギーを調整して、「悪い気」をふり払う風水効果がある植物です。マイナスエネルギーがたまると、感情が不安定になり気分が沈みます。そこでエアプランツを飾ると心も安定して生気がみなぎるようになります。
勇気を与えてくれる
大地に根を張って生きる一般的な植物と違って、エアプランツは土がなくても育つために、場所を選ばずどこにでも自由に移動できます。この性質から、新しい世界へ飛び出す勇気をくれる植物ともいわれています。人生で大きな岐路に立っている家族や友人に、プレゼントとして贈ると喜ばれるかもしれませんよ。
花言葉は「不屈」
エアプランツの花言葉は「不屈」です。土や水がない厳しい環境においても、空気中の水分を葉から吸収して元気に育ち、美しい花を咲かせることに由来しています。エアプランツを部屋に置くと、どんな環境でもたくましく生きていける強い気持ちが持てそうですね。
まとめ
エアプランツは水やりだけ少しコツがいりますが、あとはほとんど手をかけなくてもいいので、初心者でもとても育てやすい植物です。土がなくても育つので、小さなお子さんがいたりペットを飼っていたりして、お部屋に土が入った植木鉢を置きたくない方にとっても嬉しいですね。お気に入りの雑貨と一緒に、エアプランツをさりげなく飾ってみてはいかがでしょうか。