住宅購入 新築マンション

気になる物件、朝昼夜の様子をチェックしよう!

様々なマンションがある中で、駅やバス停、スーパーや学校、病院が近い、眺望や日当たりが良いといった条件が揃っている物件は、やはり人気があります。分譲マンションを購入した理由として、購入世帯の72.3%が「住宅の立地環境が良かったから」という選択肢を選んでいます。(複数回答 平成30年度 住宅市場動向調査)

理由として、立地環境が良い物件は、生活していく上で便利なだけでなく、年月が経過しても中古物件としての価格が下がりにくい為、価値が高いと考える方が多いのではないでしょうか。

立地環境を確認する方法として、物件広告やパンフレットを見たり、インターネットを使って情報を集めたりする方法があります。さらに、モデルルームでは物件周りの様子を地図や模型で分かりやすく表示しており、担当者から直接詳しい説明があります。

ただ、そういったすぐに分かる情報の他に、時間帯や天候など特定の条件下でしか発生せず、確認が難しい情報もありますので注意が必要です。そのような状況変化については、実際に暮らし始めてから分かるという人が多いそうです。

今回は、物件の立地環境を確認する際に、併せて調べておきたい「時間帯や状況による物件周りの環境変化」について、取り上げてみたいと思います。

時間帯による交通量の変化

例えよく知っている立地でも、時間帯による環境の変化には注意が必要です。

通勤の時間帯だけ異常に交通量が増える道もあります。例えば、マンションの目の前の道路が抜け道になっているような場合です。分譲マンションの機械式駐車場は、朝の出勤時間には混雑する場合もありますので、時間帯が重なる方は、車をスムーズに出せるか確認しておくと安心です。

また学校や塾の周りは、保護者の送り迎えの時間と重なると大変混雑する場合があります。土日、大型ショッピングモールへ行く車が集まり、朝夕になると大渋滞する地域もあります。

天候による公共交通機関の利用者の変化

また、公共交通機関を使って通勤する方なども、雨の日は状況が変わることがありますので確認が必要です。

雨の日限定で通勤に使うバスが非常に混雑し、場合によっては乗り込むことすらできないという状況が生まれることがあります。オフィス街に向かうバスは、郊外から徐々に乗車人数が増える為、比較的好立地に建っているマンション近くのバス停では乗車困難になるということがあります。

音の発生

音が気になりがちな方も注意が必要です。

近隣に学校や工場ある場合など、遮音性の高いマンションでも時間帯によっては、音が気になることがあるかもしれません。

マンションがある地域が、たまたまラジオ体操を通して地域のつながりを大切にしている町内会であったため、目の前の公園で早朝から音楽が流れるという例がありました。

線路が近くにあると夜中、列車が通過する音が聞こえてくることもあります。大きな道路も、夜中の交通量が多い場合があります。リバーサイド物件でも目の前の川を行き来する観光船のエンジン音が、定期的に響くという例がありました。

些細なことかもしれませんが、こういったことも、そのマンションで暮らす人それぞれの生活パターンによって、気になることがあっても不思議ではありません。

まとめ

時間帯や状況によって物件周りの環境が変化する、さまざまな例を取り上げました。こういったことは、実際に見て生活と照らし合わせてみなければ、自分にどういう影響があるのか想像しにくいものです。できれば、その物件の朝、昼、夜それぞれの状況と、平日とお休み、雨の日の様子も併せてチェックすることをおすすめします。ぜひ満足いく物件選びを進めていただければと思います。


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