自分の持ち物に自分のこだわりが出るように、部屋には無意識に自分の好きなものがたくさん存在していることでしょう。
そのため、その部屋にある家具や物、置いてある場所、収納方法などで、ある程度、その部屋の人柄が分かるものです。
しかし、どんなテイストの部屋でも、オシャレに見せたい、スタイリッシュに見せたいという部分は共通しているものです。
もし部屋作りをする時、どんな部屋にしたいか迷った時、スタイリッシュなモダンテイストな部屋にしてみませんか?
モダンテイストと言っても、さまざまな種類があり、きっと自分の好みの部屋に出会えることでしょう。
モダンテイストを極めて、自分好みのスタイリッシュな空間を実現!
モダンスタイルとは
「モダン」には、「現代的な」「近代的な」という意味があり、部屋という空間で表現すると、スッキリシンプルかつ、フォーマルな印象の空間になります。
洗練された空間でありながら、非日常を感じさせてくれるのがモダンスタイルです。
内装の色味を抑え、インテリアの装飾を控えめにすることで、シンプルでスッキリとした空間を演出できるでしょう。
スタイリッシュな雰囲気を壊さないためにも、収納できるものは見えないように工夫し、生活感を出さないようにすることもポイントになります。
収納場所には限りがありますので、家の中の持ち物の見直す良いきっかけになるかもしれませんね。
また、華美な装飾がないシンプルな空間はすべてモダンテイストと一括りにされがちですが、実際には国や文化、生活スタイルなど、取り入れる要素によって、多種多様な雰囲気の空間になります。
それぞれの特徴を見極め、まとまりのあるオシャレなモダンテイストの部屋作りをしましょう。
シンプルモダン
ホワイトを基調とし、生活感を出来るだけ排除し、無駄のない部屋にすることで、洗練されたシンプルでスタイリッシュな部屋に仕上げます。自分にとって最低限、何が必要なのかを表したような空間ですね。
ナチュラルモダン
木材を活かしたあたたかみのある空間です。木や緑で自然を感じられる雰囲気の中、ただナチュラルなだけではなく、デザイン性の高いソファや、時計などの小物を取り入れることで、シンプルで洗練された柔らかい空間になるでしょう。
ミッドセンチュリーモダン
モダンテイストと言えば、色味を抑えたシンプルだけど近代的な空間なイメージがありますが、ミッドセンチュリーモダンに関しては異なります。
流線形のデザイナーズ家具や、大胆な色彩を部分的に取り入れましょう。
大胆なデザインの物を複数取り入れても、同系色であったり、模様の種類を揃えたりと、しっかりまとまりを意識することで、印象深いスタイリッシュな空間になるでしょう。
ラグジュアリーモダン
モダンテイストの基本から外れますが、ワインレッドや黒などの高級感のある色味を取り入れることで、豪華な雰囲気を作り出すことができます。
華美な装飾をあえて取り入れないことで、モダンでスタイリッシュな空間になることでしょう。
また、インテリアを工夫する場合には、部屋の雰囲気を壊さないような、ガラステーブルなどの重厚感のあるインテリアを意識してみましょう。
スタイリッシュモダン
部屋全体をホワイトやモノトーンなど、色味を少なく抑えることで、雑貨やファブリックがより印象的になるでしょう。
特にスタイリッシュモダンの場合は、控えめな色味の空間にアクセントカラーにブルーやグレー、黒などを取り入れることで、全体的にクールでかっこいい雰囲気になるでしょう。
ミニマルモダン
無駄なものなど何もなく、選び抜かれたものだけで作り上げます。部屋全体の色味はホワイトを基調としていて、清潔感あふれる空間になります。
壁面収納などを取り入れ、空間のスペースを広く取るという特徴があります。インテリアや家具を置く場合にも、極力、素材感は抑え、直線的で無駄のないフォルムのものを選ぶようにしましょう。
部屋のワンポイントとして、部屋の主役になるようなモダンな柄のラグやマットを置いたりするのも良いでしょう。
異国情緒あふれるモダンテイスト
他にも各国のテイストを取り入れた「アジアンモダン」「和モダン」「フレンチモダン」などがあります。
それぞれの国の特徴的な色を部屋の基調とし、各国特有の家具を取り入れることで、それぞれ趣の異なるモダンスタイルになります。
部屋に設置する植物も、それぞれの国に合ったものを選ぶように意識することで、まとまりがある部屋になることでしょう。
まとめ
すべてのモダンテイストに共通しているのは、物で溢れている時代だからこそ、無駄なものは排除するということです。
あえて生活感が出るものを隠すことで、シンプルでスタイリッシュな空間にしましょう。
とても人気のあるスタイルですが、これをすればモダンスタイルになるというひとつの答えがある訳ではありません。
自分が何を大事にしていて、生活する上で何を必要としているのかを考えてみると、自分なりのモダンスタイルになるのではないでしょうか。